窓を開けたら雪がたくさん積もっていましたー
東北出身の私としては雪が大好き
急いでベランダでプチ雪だるま作ったけど、手が悴んで上手く出来ませんでした
たまに雪の中を歩いている夢を見ます
頬が切れそうな程痛くて
目を閉じても瞼に雪がちらつくくらい
真っ白な景色の中を歩くのが大好き
そして雪といえば中原中也の「生ひ立ちの歌」を思い出します
「生ひ立ちの歌」
Ⅰ
幼年時
私の上に降る雪は
真綿のやうでありました
少年時
私の上に降る雪は
霙のやうでありました
十七-十九
私の上に降る雪は
霰のように散りました
二十-二十二
私の上に降る雪は
雹であるかと思はれた
二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました……
Ⅱ
私の上に降る雪は
花びらのやうに降つてきます
薪の燃える音もして
凍るみ空のくろむ頃
私の上に降る雪は
いとなよびかになつかしく
手を差伸べて降りました
私の上に降る雪は
熱い額に落ちもくる
涙のやうでありました
私の上に降る雪に
いとねんごろに感謝して、神様に
長生きしたいと祈りました
私の上に降る雪は
いと貞潔でありました
集英社文庫
『汚れつちまつた悲しみに……』
中原中也詩集
「生ひ立ちの歌」引用
