村上龍さんの55歳からのハローライフ

面白いけど、なぜ奥さんはみんな旦那さんに敬語なのだろうか。

それは男目線だからかもしれない。
男性にとって古き良き時代への憧れかも。

最近の男性は弱すぎると思う。
私の両親を見てもそう。

昔はいばっていた父も
今や年をとったら母に頼りすぎ。

食事中も父はボロボロこぼす。
それは、自分でテーブルをふかないから出来るのだろう。

母は何か立つ用ができると
必ず、一つでも食べ終わった食器を
ついでだから、と台所へ運ぶ。

父は、母のその空いたスペースに
自分の食べ終わった食器を

自分の前から
母のほうに移動させる

テーブルに戻った母は
そのたびに
ガックリくるだろう。

父は、俺だって
片付けの手伝いをしているのだ
という上から目線のようだ。

また、ちょっとした物でも
すぐに「あれ、とって」「それ、とって」
と母にいいつける。

それにあきれると

「だって、俺より お母さんのほうがその物の近くにいたから」

と自分本位の言い訳ならぬ、言いがかりつけるな風に切れる。

忙しい母に
「あれ、とって」「これ、とって」という時は

せめて、「悪い」とか「ごめん」
とか付けられないのか、と思う。

頼まれた母が
「んっ まぁ」と、やはり呆れがちにいうと

今度は
「俺はお母さんのためにやってるんだ」
「じゃぁ、もういい。お母さんの健康の事など もうどうだっていい」

と、自分だけの世界にひたって、また切れる。

どうも
母が骨粗鬆になったらいけない
というので
納豆だけは自分が用意すると
表明したらしい。

だけど、母だって
何もせずに父が用意してくれる
納豆を待っているだけではないのだし。

母はそもそも、毎日 食事を作っているわけだから。


現代女性は強くなったというが、
男性がだらしなったので頑張らざるを得ないというのが現状ではないだろうか。