しののめの 空霧(き)りわたり いつしかと 秋のけしきに 世はなりにけり
(紫式部 ~玉葉集巻四より)
紫色の仁丹のような実が、秋らしい叙情を誘うこの姿。
一般に「ムラサキシキブ(紫式部)」で名が通っていますが、実はコムラサキ(小紫)。
またの名をコシキブ(小式部)といいます。
園芸種で、本来のムラサキシキブよりも実がみっしりとなるので見応えがあります。
ムラサキシキブ(紫式部)はCallicarpa japonica、
コムラサキ(コシキブ)はCallicarpa dichotoma。
花言葉はCallicarpaとして:「上品」「聡明」「知性」「愛され上手」・・・
が共通かと思われます(いい加減ですみません・・・^^;)
(10月6日 鎌倉・大巧寺~だいぎょうじ~)