ローマ2日目(1):お昼のカンポ・デ・フィオーリ広場~9月19日(水) | Lontano dagli Occhi ~Ameba棟~

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2日目は前日より良い天気・・・

出たがりの私の心中を察してか、同僚は「今日のお昼はちょっとブラブラする?」と提案してきました。

「もちろん~っ!」と即答、同室のスタッフたちと別れて我々二人は事務所すぐ近くの広場へと向かった次第。

カンポ・デ・フィオーリCampo de' Fioriとは「花畑」の意味がありますが、今や花売りは押しやられてわずか2店舗ほど。

さまざまな雑貨・食品その他を売る場所となってしまったこの広場、中央には地動説を唱えて1600年この広場で火あぶりの刑に処せられたジョルダーノ・ブルーノの像が立っています。
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前日の夕食で野菜不足を感じた私としては、朝食だけでもビタミンをとりたい・・・と、「果物買いたいんだけど」と青果物売りの屋台へ(朝はコーヒー・ミルクにビスケット・・・ダメ、野菜がほしい病が~^^;)。

ちょうど同僚がよく利用している屋台があるというので一緒にブラブラ向かいました。
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しなびちゃってますが、ローマ産ズッキーニ(色が薄めで花がついてる)、フィノッキオ(ウイキョウ~セロリ系のさわやかな味で、私は生で薄くスライスしたサラダにして食べるのが好きでした。白くて丸々した物体です)、インゲン豆(紅白のさやに入ってます。左上にちょこっと見えてる)、オレンジ色のカボチャ・・・等々、懐かしい野菜が並んでました。

そして、何と言ってもプチトマト「ポモドリーニpomodorini」は鮮やかな赤色で目を引きます。種類により、または方言によりチリエジーニciliegini(さくらんぼにもじって)、パキーニpachiniなど呼び名は色々です。
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しかし私の目的は何と言っても・・・フルーツ!もう季節外れとなってきて同僚も買わなくなってたらしいのですが・・・グローボgloboと呼ばれる、薄赤紫の丸いブドウが特に食べたかったのです。奥に見えてる細長いタイプはすごくおいしいのですが、高いのだ・・・
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結局、なんと同僚がグローボと脇にある青いブドウ、ブドウの左横にある黄桃を「買って」くれました・・・^^;す、すまん!そんなつもりじゃ・・・(大汗)

シチリア産のこのブドウ、ものすごく甘かった。こちらのブドウは皮が薄く、丸ごと食べられます。私は種は食べないんですが、イタリア人は文字通り「丸ごと」食べてしまいます。

黄桃も、皮を剥く時の汁気のなさが気になったのですが、パクついてみたら濃厚な味がしてしかも水気も十分、イタリアに来たなあ~という感じがしました^^

そして、この屋台・・・↓
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こっち向いてるおじさん、広場の人々の注目を一心に浴びてました。

というのも、婦警さんと何やら大声でやりあってたのです。半端じゃない怒鳴り声です(おじさんだけ)。

まあ~あまりつっこまないことにしますが・・・写真への目線がちょっと怖いような感じでしょう^^;

私が珍しいカボチャ・オンパレードの写真を撮ってるその脇で、杖に両手をもたせかけて座り込んでるおじいさん二人が、ことの顛末をすべて見届けようと言わんばかりに体を乗り出しつつお互い顔を見合わせては何やらぼそぼそ言ってました(笑)

ちょっと「におう」ローマから、本日のレポートをお届けしました^^


※より詳しく調べたい方のために:ジョルダーノ・ブルーノ研究会公式サイト(外国語です)↓
http://www.giordanobruno.info/