胡蝶蘭を育てて一年と少し。まだまだわからないことがたくさんある。


数株あるうちの一つが、植え込み材をバークにしても水苔にしてもカビてしまうので、根っこむき出しのままバスケットに入れてぶら下げている。


冬場はビニールをかけたりして育てていたところこの春に新たな根っこを出し、つい最近脇芽を出した。


と言うことは元々の成長点はダメになってしまったと言うことか…。とにかく生きていてくれて嬉しい。


職場でも似たようなことがある。

どの部署に移っても上手くいかなかった人が、ある部署では落ち着いて仕事をしていたり、腐ってんなぁ〜と思っていた人が意外な作業で才能を発揮したり。

陽を当てすぎるとかえって痛む。水をやりすぎても腐る。アッと言う間に花開く人もいるし、そうでない人もいる。同じ鉢に入っていた(同期入社)のに、株一つ一つ成長には差がある。待つことも大事。みんなが咲くわけでもない。花はなくても根っこや葉っぱにも魅力がある。


胡蝶蘭の成長にいろいろ教えられる今日この頃。