フィジー滞在中、
次男君がクラスメイトから生後6週の子猫ちゃんをもらい、
我が家で飼いはじめました。
末っ子姫のココちゃんです
今は生後8ヶ月に。。
今回、再び海外転勤が決まった時、
絶対にココを一緒に連れて行きたい
ずっとずっと寝ても覚めてもそればかり考える毎日でした。
こんな無邪気な寝顔。。
ふにょーーーん
ホニョーーーん
ピヨーーーーーん
置いて行ける訳がありません。。
しかし、ココをどうやってフィジーからナミビアまで連れて行けるか。。
毎日ずっとそればかり考えて動いて来ました。
色々な方々のブログ情報にもいっぱい励まされ、助けられました
いつもお世話になっていたペットクリニック関係者に聞くと、
猫の引っ越し見積もり、ざっと100万円以上と言われ。。
いつも猫3匹と一緒に海外転勤を続けている頼もしい愛猫友人Fをはじめ、
沢山の動物愛好家の友人達に助けてもらい、
励ましてもらい、できるだけ自分で頑張ってみました
転勤半年前から、ココの場合は。。。
生後6ヶ月で避妊手術、マイクロチップの挿入、
ナンディまで車で往復6時間かけて、狂犬病ワクチン接種を済ませておきました。
事前に日本から船便でソフトケージ、クレート、給水機、チュールなどを送ってもらいました。
そして、普段からケージ類に慣れさせておきました
転勤3ヶ月前から、私はできる部分は自分でやり、
できない部分はFind your feetという動物引っ越し会社に依頼しました。
1:フィジーのBAF(Biosecurity Authority Fiji)へ直接行き、
動物の海外引っ越しに必要な書類リストをもらう。
2:ナミビアの農水省の動物輸入検疫担当獣医師にメールをし、
猫の輸入許可証(Import Permit for Animals)を発行してもらう。
原本が必要な為、ナミビアからフィジーにDHLで空輸してもらう。
3:フライトは、フィジーシンガポール間をフィジー航空→猫はカーゴ輸送のみ可能。
フィジー航空は動物専門業者を通さないと猫のカーゴ輸送予約ができないと言われ
Find your feetに依頼し予約。
シンガポールーフランクフルトーウィントフック間をルフトハンザ航空
→猫はキャビン持ち込み可能。
ルフトハンザ航空に電話し、猫のキャビン持ち込み可能許可をもらう。
4:トランジット先の許可証や必要書類の準備
シンガポールは、トランジット許可証が必要だったので、
シンガポール在住の友人の電話番号を借りて、
自分でオンラインにて購入し発行してもらう。
猫は、シンガポールまでクレートでカーゴ輸送。
その後クレートからソフトケージに入れ替え、
キャビンに持ち込むという超難技。
その上トランジットタイムが5時間とタイトな為、
自力で受け取りは不可能との事。
Ricted kennelsに空港でのカーゴから猫の受け取り、検疫、引き渡しを依頼。
フランクフルトは、トランジットに必要な7枚の書類があり、
後日フィジーのBAF獣医師に記載してもらう。
5:動物パスポート、ワクチン接種証明などこれらの書類を全てスキャンし、
BAFへメールにて転送。
輸入許可証の原本など記載してもらう書類をBAFに持参し事前に手渡しておいた。
猫をBAFへ連れてくる日は後日連絡するとの事。
6:出発8日前にBAFにて獣医師にノミダニ駆除をしてもらい、
午後、動物パスポート追記、動物輸出健康証明書をもらう。
7:出発7日前にナミビアの農水省動物検疫担当獣医へ必要書類のスキャン全てを送付。
ナミビア上陸許可証を発行してもらう。
8:出発3日前に駆虫剤タブレットを獣医師の前で内服、最終健康チェック、
午後、動物パスポート追記、動物輸出健康証明書をもらう。
ふいーーーっつ。。これで、全ての猫の引っ越し書類は揃いました
動物パスポート:Health Record(予防接種、トリートメント記録全て記載済み)
ナミビア動物輸入許可証の原本:Import Permit(BAFで原本に記載済み)
動物輸出健康証明書2枚:Zoosanitary export health certificate for live animal
(BAFで2回分発行)
シンガポールトランジット許可証:Licence to Transship Animals
(オンラインで自分で購入、印刷した紙にBAFでスタンプ&サイン済み)
フランクフルトトランジット書類:Animal health certificate (EU)
(BAFでパソコン入力、スタンプ、サイン済み)
ナミビア上陸許可証:Landing Permission(ナミビア農水省より発行、自分で印刷)
その他
ルフトハンザ航空用の動物持ち込み書類、
フランクフルトトランジット用の書類など持参しましたが、不要でした
いよいよ、ナミビアへ長距離大陸移動の始まりですう。。