熱海よりも湯河原が好きです。

熱海はボロボロの建造物と再流行に伴う新築ホテルがモザイクのようにひしめいているのが好きになれないのです。

数々の文豪が愛した湯河原ですから、私にも合うのでしょうか。

細川元首相の邸宅と公用車通いで問題になった舛添元都知事の別荘もあります。

 

アクセスは東京から新幹線で熱海まで行き、そこから1駅在来線で戻ります。

金券ショップで販売されている回数券を使えば、自由席の価格からさらに600円ほどお得に3300円で行けるのですが、残念なことに今年度中で回数券が廃止になることが決まってしまいました。

回数券廃止の流れは全国に及んでおり、さみしいです。

ちなみに、熱海までは各駅停車のこだま号を使うことになりますが、10時03分発、16時03分発のひかり号であれば熱海に止まるので、この電車であれば36分で行けます。(通常のこだま号は45分)

私が気に入っているのは駅から徒歩3分の「ホテル城山」。

築25年ですが湯河原のホテル群では新しい方です。

適宜内部のリノベーションもされています。

 

少し坂を下ってすぐのところなのですが、途中に「五月みどりの店」という雑貨店があります。

熱海にも二店舗あります。

でも、五月みどりさん、高齢で体調がすぐれないのか、昨年末の伊東家の食卓復活特番は欠席でしたね。

 

なんといっても(人工ですが)ラドン温泉があるのがいい。

体への効き方が他の温泉とは全く違います。

 

でも全く人が入っていないんですよね。いつ行っても貸切でゆったり浸かれます。

原因としては、駅から遠いところの日帰り温泉が半額程度のため、そちらに人が流れているのでしょう。

こちらは日帰り利用だと2000円します。

リノベーションされた洋室は空調も快適でした。
狭く奥まったところに化粧台があるという変わった造りでした。
残念だったのは、洗面所とトイレが一体型だったこと。
ドアをつけられるのに、つけないのでトイレの匂いが洗面所に漂ってしまいます。
最近「渡辺篤史の建もの探訪」でも水回り・トイレ一体型の家がとても多いですが、私は絶対に嫌です。
気にならないのかなぁ?

夕食は部屋食でした。
ボリューム控えめプランだったのですが、全く控えめではありませんでした。
敢えて言えば肉料理がなかったのでそこが抑えられているのでしょうが、美味しい海鮮をたくさんいただき大満足でした。

後から運ばれてくるビーフシチュー。

ごろっとしたポテトもとても美味でした。

朝食は大広間にて。

25周年記念プランで、いくらが食べ放題だったんです。

これでもかとごはんにかけて食べてきました。

たぶん、2000円分くらい。

前回宿泊したときは朝食がさみしい印象があったのですが、いくら以外のものもいくぶん賑やかになっている感じがしました。

無料の飲み物はほうじ茶とコーヒーとオレンジジュースのみですが、十分です。

チェックアウト後に日帰り入浴が無料でできるサービスがあるので利用しました。
ただし、チェックアウトの時間が10時で、日帰り入浴が12時からなので(清掃時間)、その間はどこかで時間をつぶしていなければなりません。
私は一駅、熱海に戻って昼食を取っていました。
さて、ここでタイムリーな注意事項が。
熱海駅の待ち合わせスポットの足湯が、装置の故障により稼働していません。
私も面喰らいました。
6月下旬復旧とのことですが、前後すると思われるので、近日熱海に行かれる方はご注意ください。

お昼はお気に入りのパスタ屋があるのでいつもここで食べています。
カウンター席からの眺望がいいのです。
いいといっても、ボロボロの高層ビルが立ち並んでいるだけなのですが。

私はパスタではなくチーズリゾットがお気に入りです。
これもポテトがごろっとしていてとても美味しいのです。
って、夕食でも同じことを書いたな。
 
価格はプランにもよりますが、2万円前後。高めですが東京からの交通費が安いのでその分が相殺されると考えればかえって安いです。
ちなみに、千代田区の指定保養所になっているようで、千代田区民は3割引ほどで宿泊できるようです。
でも、お金持ちの千代田区民はここを利用しなくても勝手にいいところに宿泊しそうだなぁ。なんて思ってしまいます。
今回宿泊したら、案内に杉並区をはじめ優遇される区民が追加されていました。千代田区に準ずる1割引で宿泊できます。
もっとも、ホテルに直接予約のみが対象なので、1割引なら旅行サイトの限定割引プランと変わらないような気もします。
 
駅前ですが車通りも少なく、落ち着けるホテルなのでお勧めします。
 

☆☆

父ミカエルの跡を継ぎ天使長に就任した私エマニュエルが、直接仲間とともにセッション、お客様を肉体・精神、両側面から癒すお仕事を行っています。

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