北陸応援割を使って越後湯沢のニューオータニ系列の宿に行ってきました。

越後湯沢に絞ったのは、交通費が一番かからない(新幹線往復で1万円)からって、全然地震の復興を応援する気ないじゃんなんて突っ込みはやめてください……。

 

行く前は特にニューオータニブランドを意識していなかったのですが、「普通のホテルかな」と期待値を低くして行った分大満足でした。

ホテル自体は年季が入っていて新しいとは言えませんが、館内はとても清潔に保たれています。

清掃一つ取っても他のホテルとは違うものを感じました。

 

さて、まず争奪戦だった北陸旅行割だったのですが、私はPC(こうやってブログを書くなど、仕事に使うもの)とスマホ、2画面同じものを用意して、10時ちょうどからそれぞれリロードを繰り返しました。

3分くらい「ただいま混み合っております」と失敗を続けて、やっぱりダメかと諦めかけたその瞬間、スマホの方から宿泊予約に成功しました。

10時直前に宿泊プランから日時と氏名の記入を終えて準備を完了させているのがポイントです。

 

ただ、私はじゃらんから予約できたのですが、後発組だったじゃらんは比較的予約を取りやすかったようです。

4万5千円から、2万円+じゃらんの2000円クーポンが使えて2万3千円。

さらにじゃらんのポイントも後日付与されます。

ここの宿は便乗値上げもしていない雰囲気でしたし、文字通り半額で大満足でした。

ノーマルタイプの洋室。
部屋は古さを感じますが、清潔感があって全く問題ありませんでした。
写っていないトイレの横にバスタブがあります。
転倒防止の目印としてテープが貼ってあったのが好感度高しです。

部屋全景。連泊の際は掃除を遠慮すると売店などで使える500円の金券がもらえるサービスがあります。
(宿泊料金には充当できません)

部屋の外の景色。窓は開きません。
今だから殺風景ですが、雪が積もっていたらさぞ綺麗なのでしょうね。

チェックインの際に同様の注意事項にサインさせられます。
喫煙で罰金というホテルは初めてですが、確かに全面禁煙の割にエレベーターがタバコ臭かったり、喫煙客が多いのだなという印象を受けました。
スキーヤーは喫煙者多いんですかね?
実際にトラブルが頻発しているから、こういう誓約書にサインさせるのだなと納得しました。

夕飯。
和食と洋食のコーナーがあり、それぞれ寿司とローストビーフが目玉になっていました。
正直、ホームページに掲載されていたラインナップより豪華だったので驚きました。
カニクリームコロッケがニューオータニ品質でとても美味でした。

ローストビーフはその場で切るため、列に並んで待たないといけないのが難点ですが、美味しかったです。
寿司は、地元のものではなさそうですが、鰻の寿司がありお金を惜しみなくかけているのが伝わってきました。

揚げ物だけでは体に悪いのできちんと生野菜も。
コロッケ以外の揚げ物は、普通のクオリティでした。
他のホテルのビュッフェスタイルだと天ぷらが一押しになっていることが多いのですが、ここでは豪華すぎて埋もれてしまっていました。蟹も同様。
鰻の寿司が美味しかったです。
あと、私の好みのハラミサーモンの寿司があったのが嬉しかったです。

〆は豚汁。
こちらは美味しかったです。ニューオータニ品質でした。

こちらは朝食。
夕方に続いて出てくるフライドポテトが朝も美味しかったです。
人気メニューだから朝夕揃えているのでしょうか。
飲み物は野菜ジュースを選択し、ここでも栄養バランスに配慮します。

コーンフレークが美味しい。
家では殆ど食べないのでビュッフェにある時は必ずたくさん食べます。
朝の一押しは焼き立てパン。
ニューオータニ特製のバターをたっぷりつけて食べるのがとても美味しかったです。
4切れ、2枚も食べてしまいました。

とても大規模な建物でした。
客室は一見見晴らしが良さそうですが、山の麓に立っているのでそうでもありません。
ただ、案内図よりは横にコンパクトで、大浴場への移動も、3基あるエレベーターが高速なのを含めてとてもスムーズでストレスを感じませんでした。

フロント前。看板の後ろに有料のカフェがあります。
オシャレでしたがお値段高めで私は利用しませんでした(^^;
階段を上った右奥がレストラン会場です。

今回は行き帰りの電車・新幹線で読もうと、中々読み切れないとても分厚い本を2冊、気合を入れて持っていきました。
帰りの電車の降車駅直前で読み切りました。達成感!
身になる読書でした。

越後湯沢駅ナカのショッピングモール。
一番奥には酒風呂(浴場)もあります。
ただ、湯温がとても高く、全く長湯できるものではないので私には向いていませんでした。
帰りの新幹線を待つ間に眺めるのにちょうどいい規模です。

 

帰りの新幹線は、20分ほど待ってガーラ湯沢始発の各駅停車のたにがわ号に乗りました。

行きの満員電車からは信じられないくらいガラガラでした。

1両に5人くらいしか乗っていませんでした。

これ、スキーの閑散期だからガラガラだったのでしょうか。そもそも越後湯沢のリゾート開発に失敗したように、ガーラ湯沢も新幹線駅として失敗したということなのでしょうか。

 

皆さんも分散を図るという意味で、上越新幹線利用の際はたにがわ号の積極利用をお勧めします。

各駅停車といっても岩手県のように停車駅が多いわけではないので、10分ほどしか変わりません。