イーリス聖王国前聖王、ミカエルです。

二重権力と言われないよう、天使としては息子のクロムに全ての権限を移譲し、僕は不動明王としての役割に専念しています。

でも、ご隠居さんとは呼ばれたくないなあ。

 

さて、人手不足は様々な業界を直撃しているけれど、特に公務員は国家にとってその影響が大きいよね。

地域に密着した話なら、消防団員が各自治体で欠員が出ているんだ。

あと、困りごとを行政に行く段階の前に解決する民生委員さんも欠員がたくさん生じているよね。

 

教師も、担任の数さえ足りないと大騒ぎしているけれど、これは数十年後のことを考えずに団塊ジュニア世代の雇用を抑制した国に責任があると思うな。

でも、「自分はロリコンだから教師になる」って公言してはばからない志望者がたくさんいるんだよ。

十年くらいしたらわいせつ教員の多発が社会問題になるのが僕には見えるな。

まぁ、マイケルジャクソンとして生きたお前が言うなという話なのですが……。

そして今回起きた自衛官の事件。

日本では太平洋戦争の敗戦後に徴兵制度が廃止されたのは皆さんご存知の通り。

え?戦前は徴兵制度があったの知らないって?

それはちょっと困るなぁ。きちんと近代史は勉強しないとだよ。

 

10年位前から、自衛官も募集の倍率が急落していてね。

その性質上、きちんとふるいにかけなければいけないじゃない?

 

「経済的徴兵制」って言葉があるんだ。

主にアメリカで社会問題になって使われている用語なんだけど、黒人を中心とした貧困層には、安定した働き口は軍隊しかないっていう問題なの。

軍人も公務員だからね。給与は保障されるでしょう?

でも、常に命の危険と隣り合わせだし、差別的に言うつもりはないんだけど、家庭が崩壊していたり、満足な教育が受けられずに軍人になった方は、モラルに欠けていることも多いんだ。

 

沖縄で米軍が事件をたびたび起こすのは、貧困層出身の軍人が多いことと無関係じゃないよ。

米軍を擁護するわけではないんだけど、在日米軍のモラルの低さは彼らの家庭的背景が理由としてあるんだ。

 

日本でもあと数十年すると、自衛官の募集に対する倍率が1倍を下回るというデータがあります。

世界一税金を払うのが嫌いな国民性を持つ日本人だから、厳しくなる国際情勢があっても徴兵制度が復活することは考えにくいと僕は見ているんだけど、そのかわり今のアメリカのように、経済的に貧しい家庭で育った子供は自衛隊に入るしか生きる術がない、経済的徴兵制に陥っていくのかなと見ています。

 

今回の入隊したての子が起こした事件はまさにそう。

母親が外国人で日本語が満足に話せない、そしてネグレクト(養育放棄)気味で不登校だった……。

まさに経済的徴兵制で自衛官にならざるを得なかった子の典型だよね。

 

先日の市川猿之助と長野の銃殺事件の記事でも指摘したけれど、僕が不動明王として伝えたいのは、もっと事件の本質を見て欲しいってことね。

ただうわべだけ、安全の確認が取れるまで射撃訓練は見合わせます。なんて対応を取っても全く意味がないよ。

 

少子化は止められないけれど、数十年後に経済的徴兵制となって自衛官のモラルが低下してこういった事件が頻発しないように、今から色々と手を打てることはあるでしょう。

 

性加害の事件をはじめ、芸能界のパワハラが社会問題になってきているけれど、そろそろ大元の軍隊も認識を変えるべきなんじゃないかな。

厳しく接しても当たり前のように下は服従する。

その当たり前が通用しない時代になってきているんだよ。

 

不動明王ミカエルより

 

(先日のメッセージはこちら)

不動明王ミカエルより 犯人を死なせずに生かすのも、僕たち仏神の仕事です。生きて地獄を味わえと。

 

(ちなみに、新聞記事の左側の「虹の靴下を履いての入廷は認めない」の記事は、前回息子が言っていたように、LGBT活動家に肖像権を侵害されるのに怒る息子、虹の女神イリスの実力行使ね。)

 

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