私は古い世代なので、YouTubeは全く見ずに未だにテレビを観るのですが、ブラフマン池上彰の番組のほかは、NHKスペシャル、BS1スペシャルの放送予定を見て面白そうなものを録画して見ています。
*タイトルは「帝国日本に協力させられた」という意味合いで、敢えて「アジア太平洋戦争」ではなく「大東亜戦争」の呼称を用いています。

制多迦童子の化身として当事者なので、この特集はとても興味深く見ました。
大日本帝国時代、神道が国教とされ、仏教は弾圧される中、飴と鞭の国家政策として侵略戦争に協力させられた。という話です。
戦後長きにわたり、仏教界はその事実を封印していたのですが、最近仏教界自ら検証する動きが出てきている。という特集でした。
101歳で現役の僧侶へのインタビュー。(肖像権に配慮して顔は映していません)
僧侶って仏として見ていて長生きですよ。
やっぱり粗食に勝るものはないんですね。
「戦争はならない」という教えと大日本帝国の指令の狭間で苦悶する僧侶たちの話でした。
戦死者を弔う同僚も大怪我をしている。という従軍僧の手記。
生々しい現実がそこにはありました。
中国の僧侶たちが日本の僧侶を激しく文書で非難した場面。
しかし、日本の僧侶からの返答はありませんでした。
日本の僧侶の行いを非難したこの中国の僧侶は、日本軍に捕らえられ、激しい拷問を受けたそうです……。
その日本軍は死後、私たちがきちんと業火で滅しました。当然です。
戦争を正当化するために生み出された理論。
井上日召、って大学受験日本史で耳にした方もいるのでは?
もっとも、次男マティアスが安倍晋三に行った行為も「一殺多生だ」と言われてしまえば、反論はできません。
これは戦国時代、本願寺(言うまでもなく現在の浄土真宗本願寺派の系譜)が織田信長・上杉謙信らを苦しめた一向一揆にも同じことが言えますね。
だから一向宗徒は死にもの狂いで戦って織田軍団・上杉謙信を苦しめたのです。
戦後50年の式典にあたって。
大谷光真氏は終戦の年生まれです。
積極的に社会問題について発信し、他宗教との対話にも応じたことを私たち仏神は評価しています。
まだまだご存命ですが、門主の座は10年前に譲られています。
仏教界は加害者被害者入り混じっているにも関わらず、きちんと反省しているからいいのですよ。
それに引き換え、神道は反省ゼロの上に右翼的な明治国家の復活を目指し……。
天照大御神が怒って当然です。
いつもこのブログで怒りをあらわにしていますが。
最後に、祖父が戦争に加担していたことに、祖父の死後タンスの奥から見つかった手記を発見して知り、衝撃を受けた孫の僧侶さん。
祖父の行いと思いを胸に、ウクライナ反戦運動をしていることに心打たれました。
 
「殺すな 殺させるな」
 
この視点、とても大事です。
 
ロシアが一方的に悪いとか、ウクライナが一方的に被害者。という視点ではなく、
 
「殺すな 殺させるな」
 
なのです。
 
僧侶としての修養をきちんと身につけられた方なのだなと感じます。
 

☆今日のレオンポイント☆

浄土真宗本願寺派には500年前の一向一揆についても反省してもらいたいものだけどね。(By蒲生氏郷)

このブログでも言及している通り、蘇我氏の時代から織田信長の時代まで、1000年に渡り仏教勢力は日本を牛耳っていたんだよ。

統一教会が選挙で自民党を支援する比じゃないから。

冗談抜きに1000倍は規模が違うから。

日本史を学んだら「日本はずっと無宗教の国」なんて言えないと思うけどな。

 

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