繁華街の中心にある図書館を利用しているので、ウーバーイーツ配達員はよく見かけます。

みんなハンドルの中央に取り付けたスマホを見ながら走っていて、本当に危なく感じます。

暴走、信号無視が当たり前というのは、ネット上の偏見ではなく、自分の目で日々確かめていることです

 

先日は久しぶりにバイクに乗るのか、バイク慣れしていないのか、反対車線に飛び出しそうなフラフラとした運転をしている配達員を見かけてこちらの寿命が縮みました。

 

平気で汁物が全部ダメになりそうな急傾斜の坂道を急速に下っていく配達員さんとかを見ると、どうしてもネガティブなイメージが強化されてしまいますね。

 

ウーバー社が料金体系を見直して、1件300円しか稼げなくなったと聞きますが、配達員が減っているようには見えません。

 

ただ、私からウーバーイーツ配達員を擁護させてもらうなら、擁護になっていないかもしれませんが、おそらく他の仕事が書類審査や面接ではねられてありつけない方々が多いのだと思います。

私の知人にもいましたが、人手不足と言われていますが、それでも企業は職歴を重視します。

職歴が空白の期間があると、それだけで無条件で殆どの企業が不採用にします。

これはハローワークで仕事をしている知人に聞いた話でもあります。

 

ウーバーイーツ配達員を底辺だと批判する方々(ヤフコメを見ていると、正規雇用50代、年収1000万円近くの方々が上から目線で書いているなと感じます)は「スーパーのレジ打ちとかいくらでも仕事はあるだろう」と異口同音に言います。

でも、人手不足でも採用されない方は100件応募しても採用されない現実があるのです。

 

企業にしてみたら、人手不足でちょっと不安な経歴だけど採用したら、やっぱり足手まといになったということでは、やっていけないでしょう。

バイトテロと呼ばれる動画も時々世間を騒がせますし。

企業ばかりを責めるわけにもいきません。

 

ただ採用されない側にもやはり事情はありそうです。

食べ物を配達する身なりじゃないだろう。最低限のTPOもできていない。という配達員も多く見かけます。

 

インターネットが発達する前は、会社で電話や用品受け取りの留守番だけでも十分仕事になっていたという話を聞きますが、今は職種問わず高度なコミュニケーションスキルを求められるので、それに適格しない人は社会からあぶれてしまう現実はあります。

 

資本主義社会とはやはり能力、現在ならコミュニケーションスキル順にヒエラルキーが出来上がってしまう社会なのでしょうか。

日本特有の話、すなわち日本経済停滞の本質なのかもしれません。

サービス業に高いスキルを求めるのは日本だけ、という話も聞きますしね。

海外ではお店の人はぶっきらぼうで当たり前だと。

今日は一人語りのように見えて「日本資本主義の父」渋沢栄一こと「資本主義と闘った男」宇沢弘文こと親友レオンと最近話していることです。

前回述べたように、相変わらずウーバーイーツ配達員を自分の経験だけで酷評するのはいかがなものか。とアグレッシブに書くことにためらいを感じつつ。です。

 

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