業界では有名な心屋仁之助氏とのトラブルについてのご相談が寄せられました。

内容的に、人の生死に関わることなので、今回は内容を改変してもご紹介できるものではないのですが、出来るだけ中立的に心屋氏とその弟子たち、そしてファンが置かれている環境についてお伝えしたいと思います。

 

私も相談を受けるまで存じ上げなかったのですが、心屋氏本人は昨年末に、心理カウンセラー業から完全引退しました。

「自分がやりたい、歌手活動に専念する」と。

以前マグダラのマリアが「心屋認定カウンセラー」制度について「安易にカウンセラーを名乗らないでください」と批判していましたが、この制度も、一言で言うならあとは知りません、といった形で放置して去ってしまったそうです。

 

現在は心屋氏のブログとともにカウンセラー協会もお弟子さんたちが引き継いでいるのですが、名乗るためには少なくない年会費が必要で、それが原因で退会していく元「心屋認定カウンセラー」も多いそうです。

 

私はご本人の書籍をいくつか読んだ程度で、ご本人の講演会に参加したわけでもないのでステレオタイプに批判できる立場にはありません。

ただ、一般論として、カリスマ的指導者と弟子では、その力量に雲泥の差があります。

どういった形の弟子かまでは詳しく存じ上げませんが、数年間講習を受けただけの弟子では、ついていく価値もないでしょう。

 

心屋氏の代わりに、私は似たようなカリスマセラピストが代表を務める協会を見てきました。

日本メンタルヘルス協会とアーキエンジェルハピネス協会というところでは、やはり代表はカリスマ性もあり、人を視る能力にも長けていましたが、その周囲の方々というか、お弟子さんは正直「?」な方が多かったです。

 

こちらの代表のお二方は心屋氏に比べると自分がカリスマ性を持って客を魅了することを自制している感じもありましたが、心屋氏は多くの女性ファンを魅了してしまう、外部からすると危なさも感じさせるカウンセラーだったようですね。

 

ご本人のカウンセラー業引退をどう見るか。

スピリチュアルの方なら「心屋氏の守護霊が『間違っている』と警告してその方面から引き離した」と言うでしょう。それも間違っていないと思います。

心屋氏本人が「やりたいことをやる。私はそれを実践したい。だから歌手に専念する。」と言っているのだから、それ以上勘繰る必要もないだろう。

それも間違っていないでしょう。

ただ、私は、単純に人間的に、自分がここまで多くの女性を魅了する自分に怖くなってしまったのではないかな。と、今回の相談者のお話を受けて感じました。

心屋氏本人に悪意はなくても、お客さんを洗脳してしまい、人生の重大な選択や生死に関わる事態を招いてしまっては、怖くもなるでしょう。

私も今回の相談者の話だけではなく、ネットで最低限の心屋氏の動向・評判を見ましたが、これ以上カリスマ性がエスカレートすると第三者からしても怖いな。という印象を持っていました。

 

心屋氏がカウンセラー業を卒業したのは間違っていなかったと私は思います。

ただ、振り回されるお弟子さんやファンの方は疲れますよね。

自分で築いた組織を後は知らないと放り出すのは、ちょっと大人の対応として失格ではないかな。

 

あと、音楽の動画の再生回数は、心理カウンセラーとしての人気を考えると淋しいものでした。

 

全ては本人が納得していれば、これ以上トラブルが起こらなければいいのでしょうが、私はご本人のご家庭、元妻とお子さんのことは知らない。ではなく責任を持って関係を修復してほしいなと思います。

自分の失敗した家族関係は棚に上げて、子育てについて熱く語っているのには、違和感を覚えていました。

 

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