興味深い新書を読みました。

学者の方が、小林麻耶さんの騒動で話題になった「子宮系女子」について学術的に分析されている本です。

「癒しフェア」などのイベントは私も知っていますが、それらのイベントの中には右翼政治家に連なる人々が後援、スポンサーについていると知り「やっぱりな」と納得しました。

海外ではスピリチュアルは「ニューエイジ」と呼ばれることが多いのですが、日本では江原啓之さんのブーム以来、神道との親和性が非常に高いのです。

明治以降はもちろん、近代国家の概念がなかった江戸時代以前においても神道は国家権力と結びつきがちなものでした。

織田信長の比叡山焼き討ち、本願寺の石山十年戦争終結までは、日本では1000年にわたり仏教勢力が政治的に猛威を振るってきたので、神道は逆に仏教に弾圧されることもありました。

 

近代日本の戦争のことを詳しく知る人なら、やはり神道と聞いていいイメージは持たないでしょう。

神道の宮司が、彼らが「大東亜戦争」と呼ぶものについて何の反省もなく、安倍晋三氏と結託して右翼的な活動に奉仕しているのは何度も指摘してきた通りです。

 

政治に疎い中高年の女性がいつの間にかイベントのパトロンである右翼勢力に飲み込まれてしまうのでは、困ったものです。

 

私たちは天使=仏神であり、仏教を基盤としているので、神道については立ち入りません。距離を置いています。

天照大御神も私の大切なパートナーですが、彼女の意向で露出を控えめにしています。

 

さて、殆ど知られていないでしょうから、皆様に注意したいことが。

神社が近隣にあるホテルの各部屋に「古事記」が置かれていることが多いのですが、出版社を見ると「竹田恒泰記念財団」とあります。

竹田恒泰氏とは、明治天皇の玄孫で皇族に連なる方なのですが、ヘイトスピーチでYouTubeのアカウントを凍結された過激な思想の持ち主でもあります。

数年前まではワイドショーのコメンテーターとしてよく見かけたのですが、言動がよろしくないとテレビ局は使うのをやめたように見えます。

 

本の内容自体は現代語に訳した普通の古事記であり、問題ないのですが、こうやって右翼的な財団が一般のホテルに侵食していることを思うと、天使そして仏神の化身としていい気持ちはしません。

 

遠方のパワースポットに行かれる方は泊まりがけ、ということも多いでしょう。

竹田財団の書籍にはご注意ください。今述べたような背景があります。

アマテラス「お久しぶりです。反日発言を連発して神道政治連盟の方々にカウンターパンチします☆」

「日本海は江戸時代まで『朝鮮海』と呼ばれていました。日本海と名付けたのは欧米列強で、江戸幕府ではありません。なので、韓国が『日本海ではなく東海(トンへ)だ』と言うのも、一理あります。ということで、日本海の朝鮮側を東海、日本側を日本海と呼び分けたらいいのではないでしょうか?うふふ」

「そして、沖ノ鳥島。あれは誰がどう見ても岩です。あの周囲200カイリを排他的経済水域に含めるなんてズル過ぎます。私は『岩だ』と主張する中国の言い分を支持します。うふふ」

アマテラス「私を崇めている神道政治連盟・日本会議関係者がひっくり返るようなことを言ってみました。もっとも彼らは女性天皇すら頑なに否定するのだから、日本の最高神が女性であることも内心苦々しく思っているのではないかしらね。全員クビにして差し上げましょうか」

アマテラス「右翼と結びついた神道は私本来の願いとは相容れません。大変迷惑しています。そのことだけは分かって頂ければ幸いです」

 

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