エマニュエル「随分レビューしていない本が溜まってしまって一気にアウトプットしているのだけれど、意外と本の内容を覚えているものだね」

ベルナデッタ「速読で読めている証です☆」

エマ「おっさん、いやお義母様の本。改めて私ですら日本の近代史(大日本帝国時代)に疎いことに恥ずかしい思いをした。政治史、戦争史ですら全く知らないのだから、文化史なんかさっぱりだよ」

ベル「阿部定とかご存知ないですか?笑」

エマ「下ネタですね~。知っていますよ~。笑」

ベル「大正時代はエログロナンセンスと言われましたからね。現代の方々がイメージするより自由な時代だったんですよ」

エマ「タイトルはどうなんだろう。大日本帝国時代と世界の冷戦時代から考える戦争、って言った方が内容としては正しいと思う」

ベル「遠慮したのか、娘さん、鈴木貫太郎には殆ど触れられていませんでしたね」

ミネルヴァ「でも3月に終了した『ニュース大事典』では2回にわたって鈴木貫太郎を取り上げてくれていたよ!母さんありがとう!」

ベル「うわ、うるさい子を召喚してしまった」

エマ「地雷を踏んじゃったね」

ミネルヴァ「良い本だと思うけれど、果たしてターゲットにしている10代の子にどれだけこの本を手にとってもらえるか。それが問題」

エマ「若者の読書離れってどうなの?スマホの影響でさらに進んでいるの?」

ベル「読書離れというかテレビ離れしてますけどね。大人が全く知らないYouTuberも子どもはみんな知っていて、大人だったら誰でも知っているお笑い芸人を子どもが誰一人知らないことはよくありますから」

エマ「とうとう教育界は、カリキュラム的に日本と世界の近代史を無理矢理学ばそうと社会科の科目の改定に踏み切ったね」

ベル「原発事故を見ても分かるように、自国民の不都合なことに蓋をする国民性が変わらなければ、何も変わらないと私は思いますね」

ミネルヴァ「私って寛大でしょ?日本人に2回も銃弾でハチの巣にされて、終戦処理をした事績を誰も知らないのに日本を滅ぼさないの」

エマ「うん。それは本当に寛大だと思う。こうやってうるさいのが玉に瑕だけどね」

ベル「今日は209系がどーたらこーたらとか言わないでくださいよ」

ミネルヴァ「♪そんなんどーだっていいから 209系に乗りながら 暖め合おう♪」

一同「……」

エマ「岩波ジュニア新書にしても、ちくまプリマ―新書にしても、中高生向けの新書が果たしてどれほど読まれているか僕は疑問でならない。御三家の僕の学校ですら、全冊揃えられていた岩波新書と岩波ジュニア新書、貸出カードの押印が皆無で何年も前の本なのに新品同様だったから」

ベル「地元の図書館のヤングアダルトコーナーも、読まれている形跡がないですよね。将来のことを考えるにあたっていい本が揃っているのに」

エマ「漫画本のシリーズを全巻貸し出してくれと要求しているちびっ子は行くたびに見かけるけどね」

ベル「採算が取れない銚子電鉄を、色々試みて存続させるプロジェクトの自画自賛本です」

エマ「試みがパクリばかりなのが評価できない。『まずい棒』がヒットしたのはいいけれど、『うまい棒』のメーカー、ギリギリ訴訟しないレベルで怒っているみたいじゃないか。ご本人たちは都合よく『何度もお手紙したところ、黙認してくれました!』なんて書いていたけどさ」

ベル「そりゃあ不愉快ですよね」

エマ「他にも採算を取るための企画がパクリばかり。あくまで私たちがいただけないと思うだけかもしれないけれど、パクリだけでやっているといつか行き詰まる気がするな」

ベル「そうですね」

エマ「正義感溢れる在日擁護の著者だけれど、この人が一番危ないよね」

ベル「そうです。御自身で右翼だったのが突然転向したと書いている通りです。愛の反対は無関心、愛と憎しみは表裏一体を象徴していますね。また突然ヘイトスピーチをする側に転向してしまうかも。実際にそういう方がいます」

エマ「小林よしのりさんだな」

ベル「そうです。元々薬害エイズ問題を追及する人権派だったのですが、左翼団体に疑問を抱き、右翼に転向しました。今再び左旋回していますね」

ベル「鉄は熱いうちに打て。ではないですが、政治的に熱い方は、ふとしたきっかけで180度反対側に行ってしまうことがあります。覚えておくと人間関係で役に立ちますよ」

 

 

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