ベルナデッタ「それにしても早いですね。もうお子さんの中学受験対策ですか」

エマニュエル「ははは。僕はいつでも気が早い男だから」

エマ「小学4年生からの受験塾のスケジュールとそれに合わせた生活の仕方が事細かに解説されていて、内容は信頼できるのだけど学年別に章立てして欲しかった。春夏秋冬で章立てして、小学4年、5年、6年とぶった切って書かれているから、読みづらかったよ」

ベル「正直、初版と殆ど内容が変わらないのに、新版が出るたびに図書館に置かれることに、練馬区の教育熱の高さを感じますね」

エマ「そう言えば、通っていた日能研の東京都の最上位の子を集めて日曜特訓をやる校舎が練馬校だったな~。私も成績ではねられて行けなかったほどハイレベルな集団だ」

ベル「筑駒対策でもやっていたのでしょうね」

エマ「中学受験は親の遺伝が9割、という意味ではタイトルに完全に同意する」

レオン「左派の宇沢弘文としては絶対に言わなかっただろうけれど、子どもが女医と数学者って、100%遺伝だよね」

よみがえる宇沢弘文 長男が見た宇沢弘文 宇沢達 「社会を理解し、変えるため」に父は数学を用い、理論を構築した

レオン「達へ。髪、薄くなったね。父より」

ベル「大叔父様らしいユーモアです」

エマ「親が教材を見てあげられるのは小学4年まで、というのには経験上同意するな」

ベル「どこの組織もポスト争いでドロドロしているということですね」

エマ「吉見さんは好きな学者で著作は漏れなく読むのだが、本の内容はドロドロしていて面白くなかったな。逆にこれだから東大は世界ランキングで低迷するのかな、とも思った」

ベル「吉見さんもずっと大学で生きてきた方ですから突っ込みますと、以前と比べて研究以外で激務になったとこぼしていますが、それでも専任の大学教員の地位は優遇されています。非常勤講師の悲哀にもっと目を向けて欲しいものです」

エマ「これは中高にも言えるけれど、非常勤講師の方が授業が分かりやすい。そして、非常勤講師が専任教諭になったとたん怠けてしまう先生もたくさん見てきたよ」

エマ「中公新書らしくなく、鉄っちゃん向けのマニアックな本だった。中公新書の編集者とコネがあって何冊が出しているみたいだけれど、中公新書のレーベルにそぐわない感じがした」

ベル「後付けにも書かれていますが、この内容の本は交通新聞社から出せばいいのです」

エマ「私と母の大天使ガブリエルがファンの高橋先生の本。相変わらずユーモアを交えた文体で読みやすい」

ガブリエル「高橋先生、思想的に右なのか左なのかが分からないのよね。右派的なラジオに多数出演しているのだけれど、その一方で左派の学者の受けもいいし、左翼団体であるピースボートの講演も引き受けたりしているの。御自身の思想が分からないようにメディアコントロールされているとしたら私は拍手喝采です!」

エマ「いつも言っているけれど、中東問題に関しては、池上さんの解説じゃなくて高橋先生の解説が好き。何か大きな事件があるとひるおび!に出演されます。あと、埼玉県の大野知事も元々イラク戦争のコメンテーターとしてよくお見掛けしたよね」

ガブリエル「湾岸戦争の解説では江畑謙介さんもいらっしゃったわね。高橋先生、池上さんと同年代なのだけれど、病気で早逝されて残念でした」

ベル「何かと思えば、自分は困っている風俗嬢のためにこんなことをした。偉いだろ!という自己顕示ばかり。呆れました。性の巫女であったマグダラのマリアが嫌うのも納得です」

エマ「著者は上野千鶴子の門下生だそう。案の定だな」

エマ「精神科医と一般の中間である心理士向けの内容だった。典型的な精神病であるうつ病や統合失調症よりも、神経症圏の記述に重点が置かれていることからもそのことがうかがえる」

ベル「神経症圏だから軽症でありふれているというわけでもないのに、ちょっと内容が偏っていましたかね。確かに心理士では統合失調症者のサポートができないのも事実ですが。薬物療法が基本、という意味で」

 

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