エマ「練馬暑いよ~」

ベル「居住地がばれますよ!」

エマ「だって知られていないけれど、熊谷より暑い。つまり本州で一番暑いんだもん。練馬は広いから居住地ばれないよ。きっと」

ベル「2月の記録的高温以来、季節の進みが1ヶ月早いですよね」

エマ「5月中に梅雨入りして6月の終わりには明けそうな勢いだ」

ベル「もっとも、梅雨入りとか梅雨明けとか、人間の方々が定義したがるだけで、実際の気候事象はそんなにはっきりしたものではないのですけどね」

エマ「2017年だったか、梅雨入りしてから全く雨が降らず、気象庁が梅雨明けを発表した途端に雨続きになった変な年があったよね。一部の気象予報士は気象庁に修正を求めたものの、結局修正されずに梅雨入り日・梅雨明け日ともにそのままになってしまったんだ」

エマ「中学受験した世代が親世代になり、当然のように子どもに中学受験させようとして中学受験熱が高まっていると」

ベル「個人塾のオーナーさんの書いた本でしたが、中立的な著述に好感が持てました」

エマ「特待生で受かった某中学、たぶん全受験者中最高得点だったと思うんだ。今、偏差値がものすごく上がっていて知らない人はいない難関校になっちゃってさ。そっちに進まなかったことを本当に後悔している」

ベル「学校名言っても良いんじゃないですか?」

エマ「当時、共学校になったばかりの渋谷教育学園渋谷中学校です。その頃の偏差値は50台でした」

ベル「でも、ミカエルも言ってましたけど、そっちに行ってしまったら、友達ができてしまって、今こういう道に進むにあたり、その友達がみんな『宗教をはじめた』扱いして離れていってしまって、辛かったのではないですかね」

エマ「みんなそう言うよね。言いたいことは分かる。進んだ学校は友達になりたいと思える人が皆無だったから、卒業後も付き合いもなく、そういった意味では人間関係の別離がなく、精神的には楽なのかも」

エマ「中学受験は課金ゲームではない。という表現が的を得ていた。いくらオプションの講座に申し込んでも、消化不良を起こすだけだっていうのは実体験として分かるな」

ベル「おじいさまが通われていた塾に、境界域知能と思われる、いつも校舎ワースト1の成績の方がいましたよね」

エマ「いつも泣きわめいていて、かわいそうだったな。結局親と話し合って中学受験はやめることにして退塾していったな。それで良かったと思った」

エマ「家庭教師のアルバイトをしていたときも、成績が底辺で、しかも塾をやめちゃって、塾で講師が教える内容を代わりにそのまま教えてくださいと頼まれて困ったことがあったな」

ベル「家庭の所得と子どもの成績は必ずしも比例しないということですね」

エマ「これは私が大学で専攻した教育社会学のトピックだね」

エマ「ただ私は、そういう世代だったからか、周囲で全滅する子が多かったな。第一、第二志望に落ちた子は全員見事に大学受験で挽回したという話はしたけれど、全滅した子は公立中学だろう?色々大変だったんだろうな……」

(仲間たちが「数学的思考を身に着ける時期」だと強く言うので、数学の勉強をしています)

 

エマ「あ、読者の皆さんに言ってしまうと、私は最難関の筑駒を第一志望にしていましたが、落ちて落合君と同じ学校に進んだ者です。先述した全受験者中最高得点で受かった渋渋は、滑り止めだったのですが、私が受験した当時から偏差値が10も跳ね上がって驚きです」

ベル「著者も言っていましたが、親御さんのイメージと現在の中学のランクは大きく異なるから、きちんと現実を見てください、と」

エマ「僕の頃は神奈川の私立というと栄光学園がダントツだったけれど、今は当時二番手だった聖光学院がトップになっているね」

ベル「神奈川というと、桐蔭学園はもう見る影もないですよね」

エマ「ちょうど僕の時、偏差値が50から40に、一気に10ポイントも下がって話題になったことを思い出したよ」

エマ「相変わらず野球は強いのかな?校則がとても厳しいとは聞くけれど」

 

エマ「僕の頃は中学受験塾に入るのは早くて小学3年の秋から。僕はスタンダードに小学4年から入ったけれど、今、どんどん低年齢化して、小学1年から通塾する子も多いのには驚いたな」

ベル「教育熱の高まりに合わせて変わりますね」

エマ「僕、学習参考書を立ち読みするのが好きなんだけど、少子化の割に教育熱の影響か、近刊が増えた気がするな」

ベル「正直、塾で配布される問題集でいっぱいいっぱいなので、書店で売られている問題集を買っても消化不良になっちゃうだけですよね」

エマ「これ、面白かった。名前通りのスーパーエリート問題集だった。小学1年にしては難しすぎる!」

ベル「算数が苦手だった大人にはちょうどいいかもしれませんね。小学1年生なのに(笑)」

エマ「ちなみに中学受験の塾の算数の最初の授業の例題がいきなり3桁+3桁の足し算の筆算だったことも印象に残っています。公立小学校の授業が退屈だった自分には『いきなりこんな難しい問題から入るのか!』と驚きと感動がありました」

エマ「これなんかもっとすごいよ。最高峰の中1レベル。立ち読みじゃとても解けない問題ばかりだった」

ベル「私も挫折しそうです」

エマ「中学受験も高校受験も差がつくのは算数・数学。それも図形、特に難関校は立体図形の問題で合否が決まるから、教育熱心な方は子どもが小さい頃から図形に触れさせておくといいかもしれないね」

ベル「直方体を切断しました。断面の面積・体積は?という問題ですよね」

エマ「この雑誌は受験というより数学マニア向けの雑誌だよね。周囲では愛読している子がいたけど、私はちんぷんかんぷんで『触れてはいけない本』みたいな扱いをしていました。懐かしいな」

 

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