ベル「『まだまだ~!』って、フィオルン(オファニエル)が必殺技をつなげて連続攻撃するゼノブレイド風に、ブックレビューも連チャンします(笑)」

エマ「分極社会、とは、随分穏やかなタイトルだと思った」

ベル「分裂社会、ですよね」

エマ「あまり大きく報じられていないけれど、大統領選と同時に行われた議会選挙で、民主党が予想より振るわなかったんだ。原因は一票の格差のアメリカ版で、アメリカは共和党が最大限に議席を得られるような区割りにしてしまっているんだよね。この本でも都市と郊外の支持者のコントラストを紹介しているけれど、大統領選挙と同時に行われた今回の議会選挙では、なんと共和党の前職が全員当選したんだよね。つまり、民主党は共和党の牙城を1つも崩すことができなかった、と」

ベル「大統領選挙でも、前回はヒラリーさんの方がトランプさんより総獲得票数が多いのに負けたことが話題になりました。議会選挙も同じで、きっちり選挙区割りを行うと、共和党はずっと勝てなくなってしまうんですよ」

エマ「あくまで現在のブルーカラーの白人が共和党の支持者、という定義が成り立つ限りではあるけどね」

ベル「それ以上に地域ですね。大都市は民主党、田舎は共和党。グレーゾーンの郊外が激戦区です」

エマ「田舎って言い方は不適切ではないか?」

ベル「いちいち自己検閲していたら疲れちゃいますよ。ブログだからそれくらい大丈夫です」

ミネルヴァ「池上彰として降臨しているブラフマン母さんが、トランプ大統領が憎いあまりコロナウイルスに感染させて選挙活動を妨害して、歴史を変えて落選させるというとてつもない禁じ手を使ってしまったことは前にも話したけれど、尻拭いをしたのは私なのよ。上院選挙、民主48対共和50で残り2議席が決選投票になったでしょう?両党の分断が続く中で議会がいきなりねじれてしまったら、バイデンさんが民主党から大統領になってもいきなり何もできないじゃない。だから、私が接戦の末に民主党が2議席とも取れるように干渉して、ねじれを回避させたんですよ。事前の見方では、2議席とも共和党が取って48対52のねじれ議会になるだろう。だったでしょう?」

ミネルヴァ「母さんも私のこと、それ以上にもっと大きな世界のことも考えて欲しいわ。ただトランプ大統領を退場させるだけじゃ、何の解決にもならないんだから」

 

一同「また出てきた」

ベル「今日はとてもまじめな話でしたけどね」

ソフィア&アルト(ルシフェル)「私たち、傷が癒えてきたからそろそろ積極的にエマニュエルを借りて私たちの真実について語ってもいいかな、って気になってるのに、ミネルヴァばかりうるさくて全然登場できないの」

エマ「それが今の天使界、イーリス聖王国の一番の懸案事項だったりしてね」

ミネルヴァ「うん。そうだね。あはは」

エマ「開き直ってどうする」

ベル「本の話に戻しますと、朝日新聞の記者たちは体当たりで市井のアメリカ人にインタビューできていましたよ。暗い内容の本ではありますが、お勧めです」

エマ「政治理論は難しいけれど、政治について言及するなら知っておかなければならない理論だよね」

ベル「第1章までは読みやすかったんですけど、それ以降の古今東西の政治学者の理論は、うーん。難解でなかなか頭に入ってきませんでした。私でも。箱根のトップなのに面目ない」

エマ「ただ、この本は中公新書の良さを体現していると思った。同じタイトルで岩波新書だったら、左に偏ってちょっと教養とは言えない知識が入ってきそうだからね」

ベル「つくづく、教育って誰もが好き勝手なことを言いますよね」

エマ「データをもとに『ダメじゃないでしょう?』と主張するのは分かるんだけど、データを見ても、私はゆとり世代のトップバッターとして、いつも言っているけれど、明らかに少し上の世代の方々より学力が低いよ。あまり大学で序列化して人を見るのは天使らしくないけれど、ゆとり世代の日東駒専より、名前を聞いたことがない大学の先輩方の方が優秀に感じるよ」

ベル「まぁ、それもおじいさま個人のゆとり教育否定論ですよね」

エマ「そうなんです」

エマ「アメリカの福音派はとても頑なだということです。そして以前にも書いたように、私の実体験として、アメリカのキリスト教界は総じて右寄りなのに対し、日本のキリスト教界は神道に弾圧された経緯もあり、左翼団体と化しているのです。国を超えて交流した時に、政治的見解が違ってケンカにならないのかな?っていつも思ってます」

ベル「ドン引きされるほどのクリスチャンの同級生が、アメリカに留学した際、福音派のご家庭だったのか、楽し気に銃を乱射している写真を見せてもらいましたよね」

エマ「キリスト教って銃を乱射してもいいの?教義的に」

エフラム(ナザレのイエス)「俺に聞いてるの?聖書の解釈によってはやったらやり返して良い、みたいなことも書いてなくはないから、それで銃の所持と使用を正当化しているのだと思うよ」

イエス「あ、第三者的に淡々と解説してます。もちろん福音派の銃の所持正当化理論については、俺が一番に怒りたい事柄だから、誤解しないでね」

 

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