新書のハッシュタグからお越しいただく方が最近多く、タイムリーかなと思い今日は読書術のテーマで書きます。

「ベル読書」のコーナーをお休みしているうちに読んだ本が溜まってしまいました。

このブログは読書を記録するものではないので、読書コーナーばかりにする気もないのですが、アウトプットは大切です。

駆け足になってしまうかもしれませんが、近いうちにまた孫娘との対談形式でご紹介します。

<高校現代文を学び直す>

読書するにあたり、高校の現代文を勉強しなおしています。

以前ご紹介した、大人も会員登録できる「スタディサプリ」という動画で、現代文を基礎から受講し直しています。

私、センター試験のような択一問題がとても苦手なんですよ。

というのも、私が通っていたような進学校は、国公立の記述対策に重点を置くので、五者択一の解き方はまともに教えてくれなかったのです。

択一問題については悪く言われることが多いですが、少なくとも私は受けてきた教育で正しい選択肢を選ぶスキルが欠落しており、今から解き方を学び直して「なるほど」と唸っています。

ちょうど卒業シーズンということもあり、現代文の教科書、つまり「美しい文章のアラカルト本」をメルカリで大量購入しました。

殆どの教科書がメルカリ出品の最安値価格、300円で買えました。

これだけ買っても2000円ちょっとです。

ちなみに池上さんのご紹介の二番煎じになってしまいますが、検定教科書は有名な書店だと神田神保町の三省堂書店本店の最上階で閲覧・購入できます。

ただし1冊1000円近くするので、状態を確認した上でメルカリで買うとお得です。300円で大量に出品されているのでお勧めです。

<教科書のモノクロ焼き直し本を買うなら教科書そのものを買え>

教科書業界は、国語なら筑摩書房、数学なら数研出版、社会なら山川出版社というように難関校御用達のブランドというのがあります。

最近、数研出版や山川出版社が「もう一度読む教科書」と題して、ビジネスパーソン向けに教科書をそのまま焼き直したものを2000円近くで一般販売していて、ベストセラーになっているようです。

しかし教科書マニアの私に言わせると詐欺です。

モノクロで教科書同様分かりづらいし、それなら、半額程度の1000円前後で、しかもカラー印刷されていてビジュアルが分かりやすい教科書そのものを買った方が分かりやすいしお得です。

「ビジネスパーソンさん、教科書を買わずに何でわざわざ倍の値段してモノクロで分かりづらいこっちを買っちゃうんだろう」と勝手に嘆いているのですが、それは私の上から目線でしょうか。

<選書術>

いつの間にか新書ばかり読むようになっていました。

やはり私が電車での移動時間など、外出で携行するために、小さく軽い本がいいという理由が大きいです。

往復での電車の乗車時間に合わせて、15分で1冊を目安に本を持っていきます。

ただし、図書館で借りた本を持ってそのまま書店で立ち読みすることも多いため、トラブルを避けるため書店に入る時は鞄のチャックを閉めます。

新書のレーベルは一番お勧めできるのは中公新書です。読売新聞系列ですが、読売ほど右寄りではなく、中庸で偏らない良質な著作が多いです。

学問の世界はリベラリズムですから、書物の世界が左寄りになるのは必然ではあるのですが、左寄りの本が嫌でなければ次いでちくま新書・岩波新書の順番にお勧めです。

四番手に講談社現代新書。それ以外の新書レーベルは、私に言わせると真贋が怪しいトンデモ本が多いので読む必要はありません。

新聞の書評コーナーはそれほど読みません。

逆に、行きつけの書店に各新聞の書評コーナーで取り上げられた本がまとめて展示されているので、そっちで確認します。立ち読みして確かめられますからね。

その行きつけの書店、入口すぐのところで半年以上池上彰特集をやっているのはなぜなのだろうか。

新書は行きつけの書店の入荷が非常に早く、岩波・中公は毎月25日の刊行なのですが、刊行日の数日前には入荷されており、助かっています。

新書を含めて、気になった本は、タイトルを3冊ずつ暗記して、検索機で逆検索して印刷し、書誌情報を手に入れます。

そして刊行から2~3週間で図書館に入る本は入るので、図書館で一番に借りる形です。

図書館の本も、当然ですが一番に借りると、綺麗ですからね。

 

レオン注:書店でチェックだけして図書館で借りるというのは書店の違法利用になりかねないけど、エマニュエルは作動記憶(ワーキングメモリー)のIQが151over(高すぎて測定不能)という特異な能力を活かして「本のタイトルを3冊も暗唱して検索機に向かう」という高度なテクニックを使っています。これ、普通の人にはできないから、書いてもいいんじゃない?と彼にアドバイスしました。

*栞の位置は意図的です

 

<図書館の新着本案内をフル活用>

私が在住する自治体の図書館では、キーワードを登録するとそのキーワードが含まれた本が新着本到着日にメールで配信されるというとても使えるサービスがあります。

そこで「新書」と登録すると、毎週図書館が購入した新書リストが届きます。

メールに直接書誌情報のリンクが貼られているので、すぐに予約画面に移行できてとても便利です。

書店でチェックした書誌情報と照らし合わせて、読みたい本を一番に予約します。

 

<スマホを持たずに本を持って外出する。1分の隙間時間も読書に充てる>

私は外出する時にスマホを持っていかずに、外出時をスマホの充電時間に充てる変な人です。

だって、本とスマホを同時に携行すると、鞄が重いのですもの。

そして電車に乗る時は一駅でも、あるいは長い信号待ちに出くわした時、ショッピングモールの長いエレベーター待ち、混雑したスーパーのレジetc.1分でも隙間時間を見つけたら本を開きます。もちろん栞は必須です。

読書の時間が取れないと皆異口同音に言いますが、隙間時間の積み重ねが差を作るのだと実感します。

今は電車に乗っていると、皆さん100%スマホを見ていますが、本当にもったいないです。

 

レオン注:ウルトラワーキングメモリー&電車マニアのエマニュエルは、乗る電車の時刻表も、家を出る直前に乗換案内アプリを見てその都度暗記しています。

 

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父ミカエルの跡を継ぎ天使長に就任した私エマニュエルが、直接仲間とともにセッション、お客様を肉体・精神、両側面から癒すお仕事を行っています。

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