ベル「どんどんいきましょう」

 

エマ「俺たちもブックレビューで再三述べてきたが、20世紀後半的なリベラルの敗北が明らかになった今、リベラルを再定義する試みが学術界・識者を中心に盛んに行われているな」

ベル「リベラルが負け続けるのは、単に日本の立憲民主党が情けないからだけではないと思います」

エマ「20世紀の終わりには18年ぶりに保守党から政権を奪還したブレアさんが『第三の道』を掲げてリベラルを再定義して成功していたが」

ベル「もはやフェーズは『第三の道』ではなく『第四の道』を探索するところに来ていますね」

エマ「菅首相の求心力が回復するかは置いておいて、コロナでここまで支持率が下がっていても、年内には必ず行われる衆議院選挙では自民党はそこそこ勝つ気がする」

ベル「むしろ、立憲民主党が大敗して枝野さん、安住さん、岡田さん、野田さんといった政権時代の重鎮が責任を取って引退してくれた方が、長期的には日本のためにいい気がします」

エマ「民主党政権時代から10年以上、幹部の顔ぶれが変わらないのも支持を得られない一因だよな」

ベル「さらに、2012年以降の3回、今年で4回目になる総選挙では、立憲民主党系は逆風により中堅議員が殆どいないという変えがたい難題も背負っています」

エマ「前途多難だなぁ」

天照大御神(↑写真)「私は安倍晋三が退けばとりあえずいいんだけどね」

エマ「正直、君の安倍晋三嫌いも池上のおっさんのトランプ嫌いに通じるところがある」

天照大御神「そういったご批判があるのは承知の上です☆」

エマ「この本、なかなか良かった。『超大全』の名前通りの本だった。仕事、私生活、あらゆる面に渡ってストレスフリーに生きるメソッドを惜しみなく紹介してくれている」

 
 
 
 
 
 

ベル「多少同じことの繰り返しというか、記述が冗長になっている点も否めませんけどね」

エマ「本の内容と関係ないのだが、著者の容姿が……」

ベル「ダメですよ!おじいさま!そういうこと言っちゃ。ましておじいさまの好きなお姉さんではなくオジサンなのですから」

エマ「ご本人が解説しているYouTube動画を紹介していたが、見る気はしないな」

ベル「訴えられますよ!笑」

エマ「大学のテキストによくある、『さらに学びを深めたい方へ』と参考図書を章ごとに何冊も紹介しているのが良かった」

エマ「まとめて検索して図書館でチェックして、気になる本が何冊もあったから借りてみたぞ」

ベル「池上さんの言う『タネ本から読書を広げていく』スキルですね」

エマ「うつ病は100%治らない。だから治癒ではなく『寛解』という、という説明が印象的だった」

ベル「本業は精神科医のようですからね。言説に偽りはないでしょう」

エマ「うつ病に限らず、一般人向けに精神疾患を解説する本は、どうもこの完治する、しないという切実な問題に対してぼかしているというか逃げて書いているからな」

ベル「残念なことに、一度かかってしまうと不可逆的な疾患なんですよね。でもそれは、後遺症に苦しむ人の多い新型コロナ肺炎にも同じことがいえるかもしれません。何ヶ月も治ったはずなのに、倦怠感に悩まされて出社できないほど苦しんでいる人、世界中にたくさんいますよ」

エマ「天使ができることも限られているが……」

ベル「おじいさま、天使族のトップとして一人で抱え込んじゃダメですよ」

エマ「ベルの言う通りだ」

ベル「明智光秀については、公文書が廃棄されてしまっているので、現代の人が研究を行うのには限界があります。しかし、光秀の子孫である方が検証しているこの本に書かれていることが、文字通りの『真実』ですよ」

エマ「信長は商業都市堺に来た徳川家康とその重臣たちをまとめて誅殺し、徳川領をそのまま飲みこむために明智光秀に兵を与えた。しかし自分の将来を不安に思っていた光秀はこれを逆に家康一行に密告。そして与えられた兵は信長討伐に突然差し向けた。秀吉はこの情報を知りつつ光秀の行動を黙認。その代わり毛利氏との交戦をすぐに終えられるよう準備、信長亡き後のレースで主導権を握ることに成功した。と。まとめるとこうなるな」

レオン(蒲生氏郷/織田信長婿)「そういうことです」

 

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