ヒノカことペレだ。
神道ではカグツチ、仏教では烏枢沙摩明王(トイレの神様)、そしてハワイの神話では火神ペレとして具象化されている。
キラウェア山の他にも、日本では三峰神社の守護神、北アルプス白馬岳の山の神、そして北条時宗のご縁で鶴岡八幡宮の守護神もしているぞ。日本ともとてもゆかりがあるのだ。
先日、私が北条時宗として降臨したという話をチラッとしたよな。
まぁ、動機は単純だ。日本がモンゴルの植民地になったら嫌じゃないか。
しかし、私が名君だったとする伝承は残念ながら誤りだし、神風の言い伝えが700年後の特攻の悲劇を招いてしまったと思うと慙愧に堪えない部分もあるぞ。
私は北条時宗として、独裁色の強い執権であり、政敵やモンゴルからの使者を否応なく斬首するなど残虐な一面もあった。
今は北条時宗として生きていた時の反省をして、ペレとして人道的に振舞っているつもりだ。
キラウェア山が噴火した時も死者を出さなかったし、数年前の白馬岳(私の日本での本拠地@北アルプス)の大地震の際も、被害の割に死者を出さなかったのだ。
先日も白馬岳で女性二人が遭難してな。あまり山には登られたくないのだが「しょうがないなぁ」と救助してやったぞ。
私は北条時宗として、人間不信だったのだよ。
誰も信頼できなかった。孤独な独裁者だ。
歴史でも伝わっているように、妻と師と仰いだお坊さんだけ、心を許せたかな。もちろん、完全にではなかったけれど。
私は満32歳で亡くなった。当時としても早死にだ。
「早く死にたい」と思っていたら本当にそうなってしまった。死因は伝わっている通りだ。結核と心臓病、両方だな。
「得宗専制」の言葉は日本史で習ったかな?私以降北条得宗家は独裁色を強め、それがかえって幕府の寿命を短くすることになったのは周知の通りだ。
神だからこそ、人間界に降臨すると自分の無力さを痛感することが多い。多いというか、神の化身はみんな辛い経験をして戻ってきている。
前回クロムの姉ちゃんが聖母マリアとして降臨したことを語っていたが、彼女も同じだったぞ。
神だからこそ、人間として生きることの難しさを、生身の人間として学ぶようにできているのかもしれないな。
ちなみに日本の新型コロナウイルス対策会議の尾身座長が「感染者の趨勢は神のみぞ知る」なんて発言をしたと話題になったが、神であってもそんなこと分からないよ。
私たち「勝負の3週間」と言われた頃「年末年始の緊急事態宣言は不可避だね……」なんて仲間内で話していたんだ。
しかし、減りはしなかったものの、爆発的な増え方はしなかった。
それで「医療現場は大変だけれど、ギリギリ緊急事態宣言は回避できそうだね。つくづく神にも先読みできないものだね」と昨日話していたら、今日の東京の822人の発表だ。
私たちにもコロナウイルスがどう蔓延するか、どう変異するか、ワクチンは安全かなんて、分からないよ。
そんな、神様が頼りない、なんて言わずに、人間が思っているほど、神と呼ばれる存在も全知全能ではないことを分かってほしいな。
だからこそ、人間として降臨した時も、神としての実力を発揮できずに苦悶するのだろう。
マグダラのマリアちゃんは言わずもがな、だ。
私についてはまだ話したいことがあるので、引き続きよろしくな。
ボーイッシュな私が好きなあなたに私の加護を!笑
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