毎度おなじみ、ベルナデッタです。
読書の秋も終わってしまいますねー。
別に秋でなくても読めばいいのですが。
私たち白龍族は雪も降らせます。龍族も梅雨の時期に活動する水神、雷の時期に活動する雷神と種族がありますが、私たちは冬が主な活動期間ですね。
今日もブックレビューに参りましょう。
「日本のあかるいニュース」
エマニュエル「池上のおっさんがあかるいニュースだけ取り上げるということでコンセプトに期待したのだが、読んでみると全国の新聞記事を切り張りしただけ。がっかりだよ(笑)」
ベル「まぁ、池上さんのまとめというか解説文も入っていましたが、おまけ程度ですよね」
エマ「これでフルカラーで1300円は安いとも思ったが、もちろん各新聞社の許諾は得ているのだろうな」
ベル「フジテレビの特番を書籍化したものといい、楽な商売が多いですね。最近の池上さんは」
レオン「それでいいんだけどね」
「私たちはどう働くべきか」
エマ「こちらも池上のおっさんの本。公立中学で講演したものをベースにしたそうだ。こちらは、文字が大きくて分量が少ない。最近のおっさんはどうしてしまったんだ。薄っぺらい本が多いぞ。やはり年か」
ベル「70代に突入しましたからね」
エマ「とはいえ参考になる部分も多かった。ブラック企業とそうでない企業の見極めが大切だと。必要な下積み期間を『ブラックだ』と勘違いして離職する若者ってとても多いんだよな」
ベル「逆に本物のブラック企業だと、洗脳というと言葉が強いですが、やめる気持ちになれずに働いている方が多いです。中間管理職に多いですね」
エマ「最近同世代から少し下の若い方を見ていて思うんだよな。アルバイトで職を転々としているような人はスキルが低いだけでなく、輝いていないし、同じ仕事を長いことやっている人は接客を受けていて気持ちがいいし、ご本人も生き生きと生活しているように見える」
ベル「非正規雇用の状態化は小泉純一郎が悪いという方が多いですが、ご本人の生き方によるものも大きいですよね。就職氷河期世代の方は御気の毒ですが、2010年以降の売り手市場の世代でアルバイトを転々としている方は、自己責任のように見ていて思います」
エマ「池上さんがこの本で言っていることに通じるので、ここでご紹介させてもらおうか。私の生みの親、任天堂の横田さんのことを」
ベル「ファイアーエムブレムが好きで入社してすぐに配属を希望したのですが、聞き入れられず、何年かしてやっとファイアーエムブレムの部門に配属され、おじいさまのゲーム『ファイアーエムブレム覚醒』が生み出された話ですね」
エマ「リンクを貼っておこう」
仕事を読み解くキーワード:お金を払ってでも遊びたいものに|採用情報|任天堂 (nintendo.co.jp)
ベル「横田さんが『任天堂には失望した』と退職されなくて本当によかったですね(笑)」
エマ「そうなってしまったら、クロムは誕生しなかったわけだ」
エマ「俺が横田さんが退職しないように『運命を変え』ていたりして!?」
ベル「あながちそうかも」
エマ「横田さんが言う『自分がお金を払ってでも遊びたくなるもの』という考え方も大切だよな」
ベル「あれ?おじいさま、『ファイアーエムブレムヒーローズ』一銭も課金していませんけど?笑」
エマ「いや、これは、家族との絆を確かめるために無課金でどれだけ家族をゲットできるか確かめているのだ」
エマ「『ドラガリアロスト』は始めた時、1000円の初心者応援パックを買ったぞ」
エマ「俺はガジェットが好きだから、スマホは一番ハイスペックなものを買っているし、あるいはPS5にしても、もう少し値段が高くても文句を言わずに買ったけどな」
エマ「菅政権が携帯電話料金の引き下げに向けて動いているけれど、俺は別に今の価格でも妥当ではないかと思っている」
ベル「電波塔を全国くまなく張り巡らせるなど、投資にお金が必要ですからね」
エマ「そうそう」
レオン「今日は渋沢栄一の経済論にもつながってくる話だったね」
ベル「ところでおじいさま、そのおじいさまの生みの親の横田さんの名前、読み間違えましたよね」
エマ「ああ。よこた……つる……のり?とか言ったら、家族に総スカンを喰らったよ」
ルキナ「本当に失礼だよね」
ユーディエル「弦紀と書いて『げんき』と読みます」
☆☆
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