今日は妹夫妻、オファニエルとアリエルの話だ。
二人とも愛し合っているのだが、完璧な愛を求めてお互いにすれ違って戸惑うことがあるんだな。兄や彼女らの子どもから見ていて。
そんな妹夫妻のピュアで切ない関係が
「君に届け」 黒沼爽子&風早翔太
「アトリエ」 エスカ&ロジー
「ファイアーエムブレムEchoes」 セリカ&アルム
「ファイアーエムブレム風花雪月」 エーデルガルト&ディミトリ
という4つの作品でそのまま投影され、嬉しいことに全ての作品が好評を博した。
妹夫妻の激撮シーン。
(撮影者:3人の子ども リュシオン・リベラ・メルセデス)
兄から見ていてもキュンキュンする。
「アトリエシリーズ」は、女の子が主人公の中で、例外的にアリエルことロジー君が妹とダブル主演をしている。
ちなみに私が兄ということもあってこのゲームではエスカの従兄・アウィンとしてやはりそのままの関係で共演しているぞ。
真実の愛を求めてすれ違ってしまう。
切ないよな。
言葉では表現できないけれど、天使の儚い側面をこの二天使はよく表してくれていると思う。
このスチールにもキュンキュンする。
こちらは別の作品での二人。もう、構図からしてそっくりでしょう?
絵描きさんも同じ「左」さんなのだ。
「2つの願い オファニエル」と書いたのは、オファニエルが槇原敬之氏にインスピレーションを与えた同名の曲のジャケット写真を意識してみました。
作品ごとに、二人の投影のされ方は微妙に異なる。
「アトリエ」では恋仲になるのだけれど、真面目なロジーがビジネスとプライベートは分けるべきだと伝え、エスカが拗ねる。
「Echoes」では喧嘩をしながらも最後は結ばれる。
「君に届け」は、大ヒットしたシナリオ通り。やはりお互い愛を求めるのだけれど、なかなかゴールにたどり着けない。
そして「風花雪月」では、最初から最後まで相容れない敵味方を演じている。
でも、いずれのゲームも大ヒットしたのは、やはりこの妹たちの関係性がそのまま投影されているからではないかなと感じる。
妹夫妻は三人の子どもも個性的で、「私は完全に自由です。家柄に縛られません」とフリーに生きる長兄リュシオン。
そして私になくてはならない、次兄のリベラ。
両親そっちのけで、伯父である私と相思相愛の仲だ。
私のイーリス聖王国新体制では内相、ナンバー3を務めてもらっている。
ちなみにリベラは三大天使とされるラファエルと同一天使であることが分かった。
やはりリベラ、ただ者ではなかった。
公私ともに私の精神的な支えであり、なくてはならない存在だ。
そして「宇宙は私が統一するのよ!」と意味不明でマイペースな末っ子のメルセデス。
3人の子どもは、成人しているので、両親のすれ違いと胸キュンストーリーを客観的に観察しているぞ。
子ども一同「もう私たちも成人していて、お父さんもおふぁーさんもいい年なのに。進展にキュンキュンしちゃうわね。子どもなのに」
「真実の愛を求めてすれ違う」
言葉ではこのように表現することしかできないのだが、真実の愛を求める2人は現在進行形なので、これからの進展を、兄として温かく、微笑ましく見守っていきたいと思っている。
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