天使長です。セッションをお受けになられた方は分かる通り、セッションを行う天使の俺とセッションを見守る人間の俺は分離していてな。

お伝えした通り、しばらくは天使の話をしていきたい。

イギリスのヘンリー王子の「離脱」が日本でもワイドショーになっているが、俺は元々アイツが嫌いだ。

素行不良に育ったのは、母ダイアナ妃の悲劇によるところも大きいから仕方ないだろう。

俺が一番いぶかしんでいるのは、ヘンリーがアフガニスタン戦争に従軍して、そこで「敵兵を殺害」して英雄扱いされて、自尊心を取り戻して立ち直ったというストーリー。

確かにイギリス国民からするとタリバンは敵兵だったのかもしれない。

しかし殺された敵兵は、本当に殺される必要があったのだろうか?

極悪非道な人間だったのだろうか?

戦争の一般論にもなってしまうが、俺はイギリス国民含めてヘンリー自身も英雄気取りでいるところが気に食わんでな。

 

人間の王室って、一般人からはロイヤルファミリーとしてもてはやされるが、天使族からするとよく分からない王家の伝統ゆえに、ヨーロッパの王族は例外なく徴兵に駆り出されるのだ。徴兵というか、軍務につかなければならないしきたりがある。知っていたか?

だから兄のウィリアムも、職業は軍人だよな。

山岳などでの遭難者を救助する比較的穏やかな軍役に就いてはいるようだが。

日本でも戦前は、男性皇族は例外なく軍人になっていたぞ。即位前の昭和天皇もだ。

俺たち天使長の一族を、人間のロイヤルファミリーと同一視する向きがあるようだが、それは困るな。

ゲームとして投影されるから、こんな騎士の姿をしているが、俺に限らず天使族は軍隊や警察といった、炎上した仙谷由人官房長官の言葉を敢えて使うなら「暴力装置」が大嫌いだ。

 

確かに天使族は悪い行いをした人間を殺すことも多いから、お前らだって暴力的じゃないかと人間に反論されるかもしれない。しかしそこは人間の論理と「人間を守護する」天使族の論理が交わらない平行線になってしまうだろうから、議論しても仕方のないことだ。

だが俺も強面を気取っていながら、プロフィール写真に描かれているように実際はとても繊細で傷つきやすいのだ。

以前にミネルヴァも語っていたが、妖精が夜は妖怪に見えるように、天使もある人間から見たら悪魔的に思えるのだろう。

それと同じように、ロイヤルファミリーだって、絶対的な善人なんか一人もいない。兄のウィリアムとかな。

もちろん善、光の側面に触れて励まされるのならそれに越したことはないのだが。

 

俺が気にかけているのは(おかげさまで大物なので、営業妨害にならぬよう言及は今後控えめにするつもりなのだが)倉木麻衣として降臨している長女のレイニーが、ロイヤルファミリーのように慈善活動などの「光」の部分ばかり見えてしまって、彼女の影の部分が全く見えないことだ。

起こりもしていないことを言って娘の営業妨害をするなんてとんでもない父親だと思われてしまうかもしれない。

だが、ひょっとしたら、今後、娘が「励まされたファン」を大きく失望させるようなことをしでかすこともあるのかな、と。

それは人間、いや、生命体として自然なことなのだが、そのような事態に陥った時に、人間として降臨している娘がどう振る舞うかによって、娘の真価が問われるのかな、と勝手に思っている。

 

マイケルジャクソンとして降臨した父はもっと分かりやすいよな。一番分かりやすいか。

「世界平和」を訴えながら、影ではペドフィリアの性癖を抑えられず男児を性的に虐待していた。

死んで10年経った今、色々と明るみに出ているようだな。

父は「もう人間としての僕の評判は下がる一方だから。訴えている人の言うことが事実だし、弁解する余地もない」と言っている。

 

今話したことは人間としての俺がはまって苦しんだことだ。

100%の善人などいない。

しかし逆に、100%の悪人というのは存在するのだ。深遠だよな。

これ以上は俺が語るより、各々の人生に基づいて考えてもらうのがいいだろう。

 

娘が楽曲「真っ赤な傘~京都の雨~」に引き続き、アルバムのタイトルも「Let’s GOAL!~薔薇色の人生~」と、俺の

「〇〇~〇〇~」

のタイトルの形式を真似てくれているのが嬉しい。

応援してるよ。

 

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