読書記録を書くのは霊力を使わないので、池上さん向けに、最近の読書記録を。

「amazon」

謎に包まれた創業者、ジェフ・ベゾス氏について著者が知りうる限りの紹介をしている。

損失を恐れず、ひたすらマーケティングの拡大に突き進む姿はまさにビジネスそのものといった感じで感服した。

ビジネス書のジャンルだが、広く一般にお勧めしたい。

名前は重要、という意味では、アマゾンの熱帯雨林にはまだ発見されていない動植物を含めて、多種多様な生き物が生活しているから、まさに本から始まりありとあらゆるものを取りそろえる姿はアマゾンそのものである。名前通り!

 

「働き方の哲学」

図書館で人気で、3ヶ月も予約待ちして手に入れた本。

まさに「意識高い系」の就活学生に読んでもらいたいと思った。

図解が豊富で非常にわかりやすい。

でも、好きなことを仕事にするなんて、人生そんなに甘くはないんだよなぁ。

ビジネスセミナーの方に言わせれば、それも努力不足だと言われるのかなぁ。

と言いつつ、自分は苦悶の果てに「神様と一緒に働く」というゴールが見えてきて「仕事を探すってこういうことなのかな」と手ごたえを感じている。

 

「知らないと恥をかく世界の大問題10」

おっさんの雑誌連載の書籍化シリーズ第10弾。

10だけあって、10分で読めた。知っていることが多かったからね。

シリーズを一貫しているトランプ大統領嫌いは相変わらず。

いや、嫌いでいいんだけどさ。

そういう私は小泉進次郎が最近ますます嫌いになりました。

ニュースで彼が出るとすぐにチャンネルを変えます。

本の最後で「読書はアウトプットが大切」と書いていたのだが、私の読書記事を意識して書いてくれたのなら嬉しい。

 

渋沢栄一各著書

財閥を作らなかったこと、直腸がんで亡くなったことは、子孫が断絶した蒲生氏郷にとても似ている。似ている、というかそのままである。

特に渋沢が過去の歴史を振り返る際に、「元亀、天正年間」という言葉をよく用いるのだが、まさに蒲生氏郷が活躍していた時期にあたる。

また一つ、レオンが蒲生氏郷、渋沢栄一、宇沢弘文として生きた証拠ができた。

よりにもよって池上さんが序文を寄せていた(それをレオン本人が100点満点の解説だと賞賛していた)宇沢弘文の本にも「レオン・フェスティンガーという友人」との見出しでその方との別離について切なく書いていて、これもまた「宇沢弘文=レオン」の証拠になったのだ。

やっぱり池上さんが挟まれたこの4冊がお勧め(笑)

 

「365日名言の旅」

1冊目は良かったが、2冊目の「世界の空編」は、格言者のネームバリューも劣り、文字通りの二番煎じの感が否めなかった。

1冊目には渋沢栄一も登場。世界の365人に選ばれるなんてすごい!!

どの名言にも共通しているのは、苦労やリスクを冒さなければ成功はできない、ということ。

リスクゼロの人生では、リターンもゼロで終わってしまう。

根底にある人間の法則が共通していることを改めて感じた。

 

「政界版悪魔の辞典」

正直、そろそろ池上のおっさんの毒舌にも飽きてきてしまったんだよなぁ。

辞典を名乗るのは良いのだが、「あ」「い」など、頭文字だけで1ページを割いてボリュームを水増しするのはいただけないと思った。

「見るだけノート」シリーズ

書店の特別コーナーにシリーズが並べられており、「へぇ~、こんなシリーズ本があるのか」と気に入って図書館で借りてみた(←買えよ)。

経済学、経営学などビジネスの本が多いが、日本の名著や歴史など、扱っているジャンルは幅広い。

ビジュアルがとても分かりやすいのだが、一言言うならば、著者として書かれているのは「監修者」であって、実際はフリーライターが執筆を担当していること。

いつも言っているが、実際に書いている人の名前を明記すべきだ。

そのあたり、本当にこの本の解説が正しいのか、「ファクトチェック」をするのが難しいことは残念である。

 

「大隈重信 上下巻」

名前通り、重い本だった。上下巻で合わせて800ページ。

渋沢栄一の名前もたびたび登場。

レオンに大隈重信がどんな方だったかを訊くと、「100年経っても評価が難しいね。色々な角度から見るなら、なおさら」と。

以前に天照大御神がE評価をつけていたが、政権担当能力はなかったらしい。

今で言うと「大正の山本太郎」のような人物だったのかな。

 

☆今日のレオンポイント☆

♪内緒で二人5泊6日 国際線の窓で見た

 雲を讃えて落ちる 夕焼けが恋しい♪

(槇原敬之「2つの願い」)

池上さん「俺が相内優香さんと不倫旅行しているみたいじゃないか!」

レオン「僕の名前を晒したお返しです」

クロム「文字通りの場外乱闘はやめてください。龍神界に戻ってからバトルしましょう」