家の近くに大きな市立図書館がある関係で、読書は小さい頃から好きでした。
ただ、ジャンルが独特で、ズバリ「小説以外」なら何でも読みます。
お芝居や映画が好きではないという話は何度もしましたが、何というか、フィクションの世界に魅せられないんですよね。
でも、思春期の頃、夏目漱石と太宰治の文庫の全集は全て読みました。
共感できるというか、生々しいというか、お二人にパーソナリティが似ているのかな。
逆にそれ以外、学校で課されたものの他に小説というものを一切読んだことがありません。
ではどんな本を読むのか?と聞かれるので、ズバリ、リストで示してみます。
Excelに保存してある10年前、大学2年生の時から現在に至るまでの1500冊のリストです。
本のタイトルとページ数と定価だけ記録しています(著者名は面倒なので途中でやめてしまいました)。
悩んでいた時は心理系、ポジティブになろうと思った時は自己啓発系、政治に興味が向いた時は政治系、世界の歴史を学びたくなった時は岩波世界史リブレットと、どのように興味が移り変わっているのか、自分でもよく分かります。
これ、十分に自己紹介になるなと思いリストをコピー&ペーストしてみましたが、真面目にご覧にならないでください。長いです(笑)
中学生から大学1年の時までは紙媒体に書名とページ数を記録していました。
累計冊数2300冊、ページ数60万ページ、価格300万円です。
人間って、赤ちゃんから亡くなる日まで毎日1冊本を読んだとしても、3万冊しか本を読めないんです。
国立国会図書館の蔵書数は1000万冊。あそこは納本制度という、世に出版された本は全て著者が納める制度があるので別格ですが、県庁所在地の図書館は200万冊前後、私がいつも利用している市の本館は60万冊、小さな分館と呼ばれる図書館でも5万冊はあることを考えると、いかに人間が本を読めないか。逆ですね。いかに書物の世界が広大かが分かりませんか?
<速読法との出逢い>
中学2年の時に、U-CANの通信講座で「速読法」を身につけたのです。
いやぁ、通信講座ってこうやって儲けるんだと思いました。
いかにも大多数の人が三日坊主で終わりそうなつまらない教材。
1レッスン90分×50回の教材を、私は意地でやり遂げました。
教材の制作者が4回添削してくれるのですが、「修了までやり遂げた人は殆どいない」と本音をこぼしていました。
さらに、それが終わると「上級コースもあります」と案内が来て、よし、ここまでやったならやってやろうと、90分×40回の上級コースもやり遂げました。
結果、本を読む速さは、600字/分から3000字~/分に飛躍的に上昇しました。
1冊読むのに2~3時間かかっていたのが、20分~30分で読めるようになりました。
確かに私は身についてとても役になっていますが、元を取るというのでしょうか。コストを回収するのも大変です。
レッスン全90回に毎日取り組むことはできませんから、2日に1レッスンやったとしても最低半年はかかります。もっと長くみて1年近く習得にかかる、と思ったほうがいいでしょう。
習得できたとしても(修了時のパンフレットには、素直に「受講したのに読むスピードが下がってしまった人もいる」とグラフ付きで書かれていました。正直でいいんですけどね。笑)、普段から相当本を読むような人でないと、コストを回収できません。
このあたりの私の言い回しはビジネス書っぽいですね。
ただ、時間のある中学生という時期に速読法を身につけられたことは、結果として一生の財産になりました。
<殆どの本は買わずに読めます>
ちなみに私、作家志望でもあるくせして、本を買ったことが殆どありません。
だって、1000円以上出しても、20分で全部読み終える、すぐ終わってしまう感覚が嫌で……。
作家になったとき、自分の本が図書館で貸し出されるばかりで全然本屋で買われなかったりしてね。
それが宇宙の法則!?笑
今、図書館では驚くほど大体の本は置いてありますし(今でも、自分ではマニアックだと思っていた本が8割方検索でヒットするのに驚きます)、市町村内の図書館にない本は、都道府県内の図書館と連携した「協力貸出」というリクエスト予約制度を使って取り寄せることができます。
作家の方は口を揃えて本は買え、図書館で借りるなと言いますが、私は図書館で借りるメリットとして
・つまらない本だったら途中で読むのをやめて返却すればいいだけ。お金の無駄にならない。
・2週間という貸出期限があるので、いわゆる「積ん読」にならずに読むモチベーションが湧いてくる。
ことの2つを挙げたいと思います。
最近全然図書館に行っていない、という方は、新しい本ばかりなこと(開架、つまり書棚に並んでいるものは殆ど5年以内に出版された本です)にも驚くのではないでしょうか。
ベストセラー本を大量に公共図書館が購入することの弊害も指摘されていますが、私は本当に作家デビューしても、立場を変えることなく「図書館派」でいたいと思っています。
先日も、「文庫本を図書館で貸し出さないで」と社長が図書館長のセミナーで訴えるニュースを見ましたが、うーん。どうなんでしょう。データなど、根拠を示してほしいものです。図書館で貸し出しても貸し出さなくても、あまり売り上げは変わらない気もします。あってもなくても、買わない人は買わないですからね。
すごく話がそれてしまいました。大学生の時に一念発起し、新書の中でも二大ブランドと呼ばれる岩波新書と中公新書の全冊読破に挑戦しています。といっても、興味のあるタイトルに限るので、実際に読むのはシリーズ中半分くらいなのですが、昨年ついに達成しました。
でも、新書って各出版社から毎月5冊は新しく出るんです。毎月の新刊を今でも追っているので、これは一生続くミッションです。楽しいですよ。
以下、私がこの10年間に読んだ本のタイトル一覧の抜粋です。(全部コピペしようとしたらブログの字数オーバーになってしまいました。)たぶん最後まで読む人はいないと思うので、本文はここで終わります。こんな本を読み、色々なことを考えてきました。本と寄り添ってきた私の半生です。
超入門ジャーナリズム 101の扉 |
謎とき本能寺の変 |
ひとに<取り入る>心理学 |
プロ家庭教師の技 |
日本政治の決算 角栄VS.小泉 |
わかりやすく<伝える>技術 |
若者のための政治マニュアル |
「次の首相」はこうして決まる |
まともな人 |
アジア時代の検証 中国の視点から |
少子化をのりこえたデンマーク |
入門バクロ経済学 |
治せる精神科医との出会いかた |
よい依存、悪い依存 |
正体 |
経済大論戦 |
経済大論戦2 |
テレビ政治 国会報道からTVタックルまで |
アメリカ型不安社会でいいのか |
競争しても学力行き止まり イギリス教育の失敗とフィンランドの成功 |
親と子の社会力 |
政治は技術にどうかかわってきたか 人間を真に幸せにする「社会の技術」 |
土地の値段はこう決まる |
競争やめたら学力世界一 フィンランド教育の成功 |
アタマがよくなる勉強会 |
心眼力 |
船井幸雄と佳川奈未の超★幸福論 |
青年の大成 |
あなたに奇跡を起こすやさしい100の方法 |
戦後政治の崩壊 デモクラシーはどこへゆくか |
ジャーナリズムの思想 |
日本をどう変えていくのか |
日本政治の課題 新・政治改革論 |
公共事業をどうするか |
能力主義と企業社会 |
吉田茂 尊皇の政治家 |
法とは何か 新版 |
戦後史 |
日本政治 再生の条件 |
イギリス式生活術 |
韓国現代史 |
教育改革 共生時代の学校づくり |
現代社会と教育 |
代替医療 |
「超」整理法3 |
こまった人 |
ぼちぼち結論 |
首相公選を考える その可能性と問題点 |
ブレア時代のイギリス |
学校再生 |
未病を治そう |
謎とき日本近現代史 |
自民党と戦後 |
新聞記事が「わかる」技術 |
最新脳科学が教える高校生の勉強法 |
アホは神の望み |
未来を拓く君たちへ |
新書アフリカ史 |
「欲望」と資本主義 |
環境政治入門 |
蓮如 聖俗具有の人間像 |
共和党と民主党 二大政党制のダイナミズム |
国の借金 |
<子ども>のための哲学 |
なるほど知図帳日本2010 |
コリン・ローズの加速学習法実践テキスト 「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ |
「原因」と「結果」の法則 |
9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 |
フォーカス・リーディング 1冊10分のスピードで、10倍の成果を出す「いいとこどり」読書術 |
試験勉強の技術 あらゆる試験に強くなる82のヒント |
現役東大生が書いた地頭を鍛えるフェルミ推定ノート |
東大生が教える受験勉強のやり方 |
カリスマ塾長が教える1冊の手帳で試験に合格する勉強法 |
「原因」と「結果」の法則 ②幸福への道 |
宇宙につながると夢はかなう |
10代からの夢をかなえる感性の磨き方 |
反貧困 「すべり台社会」からの脱出 |
アフリカ・レポート 壊れる国、生きる人々 |
思春期の危機をどう見るか |
健康不安社会を生きる |
同性愛と異性愛 |
オバマは何を変えるか |
オバマ演説集 |
ルポ 貧困大国アメリカⅡ |
オーストラリア 多文化社会の選択 |
大臣 増補版 |
東京都政 明日への検証 |
サウジアラビア 変わりゆく石油王国 |
学力を育てる |
中東現代史 |
昭和史の深層 |
パレスチナ |
疑う技術 |
合コンの社会学 |
姜尚中の政治学入門 |
若者はなぜ3年で辞めるのか?年功序列が奪う日本の未来 |
「いい会社」とは何か |
日本の教育格差 |
物語 エルサレムの歴史 |
いじめとは何か 教室の問題、社会の問題 |
新聞消滅大国アメリカ |
国民健康保険 |
拉致② 左右の垣根を越える対話集 |
アジア連合への道 理論と人材育成の構想 |
知恵としての憲法学 増補版 |
アジアの安全保障 2010‐2011 |
図解あの人はいつ勉強しているのか? |
日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う |
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