話題のドラマ「リエゾン」
山崎育太郎も出ているし、見たいなと思っていたけど夜遅いので1回目を見逃してしまった。
2回目の昨夜は録画予約しておいて
午前中にダーリンと観ていた。
「ダーリンと」というのは、我が家で一番テレビを見やすい場所に介護ベッドがあり、そこにドーナッツ椅子を置いて並んで観るのかベスト。
やっぱり素敵なドラマだ。
1回目を見ていないので設定はよくわからないけど
山崎育太郎が開業している小児精神科。
看護師とカウンセラーと受付各1名のこじんまりとした診療所に小児精神科医を目指す研修医が加わる。地域の中で困っている子供に寄り添い、成長していく研修医・・・と言えばよくある話だけど、このドラマの新しいところは、この研修医が子供の頃から生きづらさを抱えたADHLの女性だと言うところ。
この回では、彼女のADHLが確定診断を受けたるも院長に「大丈夫ですよ、一緒に働きましょう」と優しく諭されるところで終わった。
あ、物語は
母親が自殺し、父親は鬱病になり、結果的にネグレクトされ不登校になっている少女
の気持ちに寄り添い、解決に繋げる話だった。
我が家の子供達三人はそれぞれ発達の凸凹があって、みい姫は「自閉症スペクトラム」って大人になってから診断を受けたし、みこ太郎は学生のとき、小児の発達障害について勉強していて「自分はADHLだったと思う」って言うから「その通りだと思う」と答えた。注意欠陥性多動のほうね。
みこ次郎は診断こそ受けていない(自分で困っていないから)けど、アスペルガーどんびしゃ。姫の検査のとき、次郎のことも話したら、「でも自分の特性にぴったりな学校や仕事につけたから幸せですね」と言われた。勉強はすごくできるけど、コミュニケーションがゲームとかスマホニュースを介さないと難しい。
全くその通りで、病気・障害ではなくて特性なのだと思う。何もかも平均的な発達をしている「健常者」ばかりだったら世界はつまらないものになっただろう。
なんて思いつつドラマを観ていて
とってもよかったんで、次回からの予約もしていたら・・・
「みこ次郎、明日時間ある?」といきなりダーリン。
「仕事だけど」と言いつつ「どうしたの」と聞くみこ次郎にダーリンが言うには
「明日小児科に行きたいんで付き添って欲しいんだ」
えっ❓️って言葉が継げないみこ次郎に代わって私が口を出した。
あら~お父さん、今日はずいぶんまた若返っちゃったのね(^^)
といったん心の中で作戦を練る、
みこ次郎は仕事で付き添えないけど、明日来るヘルパーさんに相談しようか?
するとかダーリン、
S田先生に会いたいんだ
と言う。
そこでわかったよ。「リエゾン」の優しい山崎育太郎先生の姿に、子供達が散々お世話になったS田先生を思い出しちゃったのね。ダーリンは仕事の上でも子供達のお父さんとしてもS田先生と繋がりが深かった。
とてもとても優しい小児科医で、小児だけでなく、小児を卒業したメンタルの患者さんも、自分が子供の虐待しているのではないかと不安なお母さんの相談も、丁寧に診ていた。
なるほどね~ここで繋がったか・・・
ダーリンには「S先生はA病院だよ。明日老健に行くから、そこで相談しようね」
と軽く流して、更に
「S先生は今理事長先生なんだよ。すごいね~」と話題をずらして、彼の気持ちは落ち着いたみたい。
老健で病院の小児科の先生に受診なんて全くあり得ない話しただけど、明日には忘れているだろうから大丈夫。