俳句の師匠に勧められて買った本。
俳句+エンサイクロペディアで
「ハイクロペデア」~
著者はNHK俳句など俳句番組のプロデューサーをしていた蜂谷一人さん。
俳句を始めようとしている人にも
伸び悩んでいる人にも
とても分かりやすく
辞書形式で書かれている。
例えば「あ行」であれば
「アート 」 俳句はアートかゲームか
「アーモンドの花 」 季語 ゴッホの絵に寄せて
「 あいにく 」 俳句の世界には生憎と退屈がないことについて
「ありがち」 寺社仏閣とか庭園とか遊園地遊具とか、ありがちな題材は類句多し
「飯島晴子」 俳人 名句 月光の象番にならぬかといふ
「いいたいこと 」 言いたいことを言ってはいけない (これが難しい 実來)
「いけないこと」 俳句にルールはあるが破るのも自由。でも句会で取られる確率は下がる
「一行」 俳句は一行に書くべき理由と
テレビや学校で三行の分かち書きにするのは黒板やテレビが横長だから
等々内容を分かりやすく例句も入れて
エスプリも効かせて書いてある。
そして「か行」
「句会のやり方」にはこんな説明が・・・
「大人になって褒められることはあまりありませんが、句会で(選ばれて)名乗ると一座の称賛が得られます。主催の特選であれば、『生きていてよかった!』と感じるほどの嬉しさです。決して誇張ではありません。是非あなたも主催の特選を経験してください。反対に坊主といって、一点も入れられないとかなり落ち込みます」
本当にね~
3月4月の連続坊主は辛かった~
ところが5月の日曜句会では準特選を!
更に土曜句会では、なんとなんと
特選と準特選と両方いただいたのだ~
実は先生も後で「まさかふたつとも実來さんとは思わなかった。全然作風が違うから」とおっしゃってね。
まさに天にも昇る心地よ~
先生の評で「実来さんの句には無駄な言葉が全くない」ともちあげられて
まぁ嬉しい。
私はなにぶん初心者なんで(俳句の世界では一万句作ってやっと中級らしい・・・と遠い目)
この天にも昇ったり地獄に突き落とされたりが激しいこと
まさにジェットコースターよ。
ジェットコースターなら昇れば落ちる
次の通信句会のプレッシャーが大きい。
今日の深夜0時が締め切りなんで、もう送信するしかないんだけどね(>_<)
そういうわけで
土曜句会の入選句
準特選
柏餅一喜一憂うらおもて
特選
一生のお願い二つさくらんぼ
「一生のお願いならひとつなのに『ふたつ』と言ってるところが面白い」「お願い二つと季語のさくらんぼの相性がよい」
でした~!