Bom dia :)

 

9日から配属先となる「Instituto Médio Politécnico da Ilha de Moçambique (IMPIM)」

モザンビーク島職業訓練校での活動が始まりました。

何度か今までもブログに書いていますが、

私のモザンビークでの活動内容はこの職業訓練校にある

ホテルビジネスコースでの指導。【Curso de hotelaria】

 

私は2代目の隊員です。

1代目の隊員の先輩がいたからか、

私を見かけると先生も生徒も「オハヨウ」「コンニチハ」と声をかけてくれます。

 

授業の始まりの挨拶も

「Bom dia Senhora Formadora」(モザン人の先生に対して)

のあとに

「オハヨウ先生。」(私に対して)

 

これがたまらなくかわいい🤤

思わず笑顔になってしまいます。笑

 

高校・大学の年代の子たちが声をそろえていってくれる可愛さ。

 日本の高校、大学だとあまりないこの感じ。笑

 

先生たちも「日本語おしえてね」と。

興味持ってくれるのはとてもうれしい!

 

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初日はまずホテルコースの先生方をはじめ

次から次に他コースの先生たちや教頭先生に挨拶。

前任の先輩と一緒に仕事をした先生も多く、

「〇〇の後任のボランティアなのねー!」と

温かく迎え入れてくれました。

先輩の人望の厚さがうかがえる

(ちなみに町でもよく名前を聞きます。すごい!)

 

そして正直2人くらいしか名前を覚えられないまま

同じコースの先生のレストランサービスの授業見学。

真ん中のレベルのクラス。

テーブルセッティングからアテンド、オーダーまで。


私はちょこちょこ、テーブルセッティングの

ミスを直したり、コメントしたり。


翌日も別の学年のレストランサービスを見学。

このクラスは先生の指示で実習室の清掃からスタート。


このクラスは基礎クラスなので立ち方のレッスンから。

おんなじエプロン嬉しそうにつけて、ぎこちなくポーズとって。




 そしてカウンターパートと今後のことについての話し合い。


【私の意見】

・語学力の面と、先生達は実務経験がないことから、

    授業をするよりかは、共同授業、授業サポートが望ましい。

・私は2年間でいなくなるから、先生たちにも実務を学んで欲しい。

・宿泊部門の授業の方が望ましい(レストランは知識のみ+実務経験なしのため)

・ホテリエ、観光業で働くからには英語は必須。

    接客英語の授業をしたい。

 

というのに対し


【カウンターパートの意見】

・今学期は共同授業で慣れてもらって、来学期からは単独授業を持って欲しい。

・それを見て他の先生も学べる。

・授業は、ホテル組織の授業、接客基礎、レセプション業務

・接客英語は今開講していないので、したければ土曜とかに有志で。


ということ。


結局とりあえず今学期は授業見学とサポート

来学期が授業開始ということにまとまりました。


マンパワーとして私に働いて欲しい感じ。

授業も一教員としてやって欲しい感じ。

あまり新しいことはしたくない(仕事を増やしたくない)


と言った印象・・・。

JICAボランティアの位置付け、役割を理解していない感じ。

おそらく、ただ単に日本人の先生がやってきたという感じ。


ちょっとそれだと私が日本から来た意味が、、、とは

思いましたが、慣れたら口出ししていこうとおもい。笑

そのまま週末に入りました。


そして今日月曜日、朝一でホテルコースの会議があるというので出勤。

8:30スタートということで行くも、きているのは教頭先生、

私、1人の先生。

カウンターパートすらきていない。😂


教頭先生「俺8:30って言ったよね?」


私+もう1人「はい、、、苦笑」


これが噂に聞くアフリカンタイムか!!!笑

と初体験にこっそり感動してた私😂

どれくらいで揃うのかな~なんて楽しみにし始める。


教頭先生「これが日本人だよ!彼女は5分前にはきた。

前の職場で一緒に働いたことのある日本人もそうだった。

彼らは絶対時間を守るんだ。

俺は時間を守りたい人間だから、日本人は素晴らしいと思う。

モザンビーク、いや、アフリカはこれだから、、、(ため息)」


と、、、。ありがとう😂😂

この人しっかりしてる!!笑

こういう人がいてくれなきゃ!!笑


結局教頭先生が揃わないまま開始すると言い始め、8:35開始。

8:45に1人、8:55にもう1人、欠席2名。そんな初会議でした。

喋っているポル語は半分くらい分かったかなぁ。ちょっとわかりやすく話してくれたし。

ただ全部わかりたい。😭頑張ろう、、、。

でも先生たちも教頭先生も、

「ポルトガル語、話せるじゃん!」

「それだけ話せてたら大丈夫」

と言ってくれたので、ちょっと嬉しかった。笑

 


そして会議後、職員室に降りると、現在体調不良で休職している

前任のカウンターパートが来ていて。


この人は「分かっている人」だった!!!!!


・JICAのボランティアは先生をするためだけに来てるんじゃない。

・私たち教員が彼女から学ばきゃいけない。

   JICAはそのために彼女をここに送ってくれたの。

・単独よりも共同授業をすべき。

・私は彼女から学びたい。日本が世界がどうやっているのか知ることに意味がある。

・接客英語の授業はないなら開講すべき。教えられる人がいるのに教える機会が

    ないのはおかしい!


と猛抗議。

ということで、来学期のやり方について、また会議を開くそうです。笑

あまりにもいいことズケズケ言ってくれるから感動した😂

「そう!そうなの!」って😂


来学期から復職してくれてカウンターパートに戻ってくれるそうなので

ちょっと安心しました。


そんなこんなでなんとかなりそうです。

学校が今のところ昼まで(しかも一日多くて2時間)しかないので、

ここ数日はひたすら翻訳と、指導用資料作り(ポル語)に勤しんでます。


ちょっと方向が見えた感じ。問題もすこしずつ見えてきてる。

とりあえず今月は授業を見て、研究と洗い出し。頑張ろう。😂