緩やかな時代の下に | やっぱり大したことないBlog

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通常の3倍…ではなく、とことんマイペースなブログです。

―この作品はオリジナルを尊重して放送いたします―




最近、このテロップを見かけるようになったファミリー劇場


時代に反してしるからと


ちょこちょこセリフカットをされたら


見る気も失せてしまいます。


ファミ劇も少し柔らかくなってきたのかな・・・o(^-^)o


メディアが禁止とする言葉は


聞けば確かに不快に感じます。


自分が嫌だと思えば他人も同じ。


そういう意識を与えることは


メディアのメリットでもあると考えます。


しかし…


そこまで行き届いていなかった時代に


起こった出来事が


ウルトラセブンの欠番ではないでしょうか。


経緯を読むと


いったい何が(誰が)悪かったのか?


わからなくなります。


でも、この争いの根底にあるものは


昨日も書きましたがキャラ設定(デザイン)なのでしょう。


画像を用意できませんでしたが


欠番に追い込んだ問題のスペル星人は


全身が白の人間体で


ところどころにケロイドの跡があります。


それで「ひばく星人」というニックネームがついてしまった。


制作側としては


決して悪気があるわけではありませんが


受け身側は違うんですね。


映像や書籍等、誰もが見られる状況では


注意しないとならない事柄だったのでしょう。


当然、誹謗・中傷されたと思わずにはいられません。


でも、もっと詳細を読んでみると


とても欠番にするような内容ではないそうで


‘面倒だから蓋をしてしまえ’という


円谷プロの対応にも問題があったと。


また、「実際に見もせずに封印しろと迫る態度も


いかがなものか」


団体を批判する関係者もいるとのことです。



たとえばデザインが人間体ではない


セブンでいうとメトロンやペガッサ星人のように


ごく一般的に描かれていたならどうだったのか…



円谷プロはかつて、ファンからの問い合わせに


「セブンに12話なんて作品はない。


欠番とは無かったという意味だ。」


と答えたそうです。



いずれにしても


作品がひとつ消えてしまったことは悲しいですね。