ライオン丸 最後の死闘 | やっぱり大したことないBlog

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通常の3倍…ではなく、とことんマイペースなブログです。

DVDを買ったにもかかわらず第53話と最終回はCS放送終了まで見ない!と思いながら…やっぱりOA前に見てしまいました(^o^;(まだご覧になっていない方がいましたら…ネタバレありますのでご注意を。m(__)m)



ゴースンサンダーで左目を潰された痛々しい姿を見るのが辛かったです。ボロボロに傷ついた彼自身が持つ本来の力も尽き、気力だけで最後の戦いに挑みます。そんなタイガージョーに容赦ないガンドドロの攻撃は残酷で目を覆いたくなるほど。けれど錠之介は抜け忍としての仕打ちにも耐える覚悟で戦ったのだと思います。「死にたくない!ゴースンを倒すまでは死ぬもんか…」倒れても、なお立ち上がろうとする。瀕死のタイガージョーを演じたスーツアクター尾崎孝二さん、素晴らしかったです!
銀砂地の太刀を授かった時、偉大なるパワーを得たものと今以上に自信をつけたかもしれませんが真は‘最後はこの太刀でゴースンを倒せ’という意味が込められていたのでは。その使い手が錠之介だった…彼は日本一の剣士になることだけを望んでいただけで卑怯な手を繰り返すゴースンに仕えるなど悪に染まるつもりはなかった、なかったんじゃないかな…と、めいっぱい個人的なのですが全話見終えた今はそう感じています。思いは人それぞれでも、こういう見解はもしかして間違っている?などと思いながら書いてしまいました…(^^ゞ
錠之介の墓前で泣きながら手を合わせる沙織さんを見たとたん一気に涙腺崩壊でした。(そのシーンが戸野広さんと被ってしまったら止まらなくなり…)
獅子丸たちと心が通い合ったのも束の間。あまりに悲しすぎる錠之介の生き様にまた涙が…
さらに、ライオン丸までもが!



勝手な意見なのですが‘どんなことをしても主人公を死なせてはいけない’今までそういう思いで特撮を見てきたので、ライオン丸の最期も本当に辛かった…番組としては立派なラストですけれど子供にはかわいそうすぎますね。(-_-;)最後の最後「小助ちゃん、獅子丸さんは空へ帰って行ったのよ」「お師匠さまのところに行ったんだね」と話す沙織さん&小助ちゃんに泣けて泣けて…正義と平和のために自らのすべてを賭けて戦う、そしてそこには守られるものと同時に失うものがある。それが人の命だと思うと悲しくてやりきれない気持ちです。本当は三人(そして錠之介)で飛騨へ帰ってほしかった。



ドラマ性の高さも上には上がありますが70年代を代表する特撮だと改めて思います。B級作品と言う人もいますが、人気や知名度だけで決めつけるのはよくないですよね。
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