リーダーとなり、このところビジネスパートナーを開拓すべく日々駆け回っている。

 

飛び込み営業は、いくつになっても緊張するし、不安であるものだ。

 

それはなぜか?相手の素性が分からないからだ。

「己を知り、敵(相手)を知れば百戦危うからず」とは、よく言ったものだ。

 

「先方様のことはよく調べてから訪問しろよ」

元リーダーの金言である。

 

幸い、現在はインターネットが普及しており、先方様を調査するツールは充実している。

 

調べてみれば、先方様の理念に共感できたり、抱えている課題も見えてくる。

話のきっかけもつかみやすい。

 

気づけば、不安も少しは軽くなっている。

さぁ、今日も先方様にプレゼンだ。

職務を遂行するにあたり、身内であれ、取引先であれ人間関係は良いに越したことはない。

 

元リーダーは、一線を退いた後も、相談役として組織に残っている。

 

当然、元リーダーは元リーダーのやり方で組織を動かすことを私に期待している。

リーダー初心者の私にとって、その期待に応えるのは土台無理な話だ。

 

そんなわけだから、組織の全体LINEや打合せの場で、元リーダーが私を叱咤する言葉が飛び交う。そんな時に、元リーダーがよく口にする言葉が"常識"だ。

 

○○するのは常識。

○○しないのは常識。

 

大概その常識は、元リーダーの主観が入り混じった、体系化できない、なにかこうモヤモヤしたもので。。。要するに府に落ちないのだ。

 

なので、「私の常識ではこうだ。こちらの方がビジネスの効率としてはいいはずだ。」と、言い返したくなる。言わないと、気が収まらない。

 

しかし、ここで思いとどまってほしい。そもそも、辞書的ではなく"慣用的な常識"は人それぞれ違って当たり前なのだ。当たり前をいちいち気にしても仕方ないのだ。 

 

自分の価値観は常識で、常識とは万人共通の価値観だ。と思い込んでしまうとおかしなことになってしまう。


常識は、国によって違う、社会によって違う、コミュニティによって違う。そう、育ってきた環境によって違うのだ。

 

元リーダーは組織にとって必要な存在。まだまだ、活躍していただかないと困る。

常識を振りかざし合えば、たとえ正論であったとしても、お互いに後味が悪い。


常識は自分の頭の中にしまっておこう。


周りはあなたを見ている。紳士的な態度をとって、仲間を増やした方が職務を円滑に進めることができるし、いざというとき、仲間があなたを支えてくれるはずだ。

 

 

 

 

社会人になると、気が乗らない仕事や人間関係を日々捌いていかなければならない。

 

この度、私は元リーダーの一身上の都合により、とある組織のリーダーとなった。

もともとサブリーダーであったのと、事務処理能力を買われてバトンを引き継いだかたちだ。

 

元リーダーは、人脈も多く、問題対処に臨機応変の型をいくつも持ち合わせている。

翻って私は、与えられた仕事を粛々とこなすことしか能のない男だ。

 

元リーダーは、組織の顔であり、ブレインであり、マインドであった。

翻って私は、組織の手足であった。

 

この度の改編で、私は元リーダーより組織の顔だけを譲り受けた。

手足は私についたままだ。

 

リーダともなると、気が乗らない仕事や人間関係を。。。そうだな、

これまでの5倍は日々捌かなければならない。

 

加えて、就任と同時に大型案件が舞い込むこととなった。

 

 

 

心が悲鳴を上げている。

そろそろ、職務に対する考え方、人間関係に対する考え方を改めていこう。

そうしなければ、心が持たないだろう。

 

現在進行形の心の重荷を少しでも軽くする気付きを、みなと共有していこう。