「呑めば良かったのに…。
 言ってくれれば、付き合ったのに…。
 お酒呑みたいって、何かあった?
 まあ、そんな時もあるか…?!
 呑みたい気分の時は言いなね。

 今週いい顔してたよ。
 よく笑ってたし…。
 ガンバレ!!」

やっぱり、素直に、呑みたいって言えば良かったなぁ、って思いました。
この人の前だったら、心を許して、
相談したり、酔ったりできそうな気がしました。

「気を使わなくていいよ。
 ワガママ言っていいよ。
 そして、自分は残念ながら、
 時間も、愛情も、優しさも持て余しているので、何でも言ってネ。
 父親、兄貴、恋人、友達、先輩、先生、家来、タクシー…。
 必要とあらば、何にでもなりマス」

思わず涙があふれました。
どうしてこんなに優しいんだろうって思いました。

そして、恋人の文字に、
嬉しさと戸惑いを感じました。

深い意味はないと思う。
でも、気になってしまった。この2文字。

やっぱり、呑みたいって、言ってみれば良かったなぁ。
自分がどんな行動とるか以前に、
酔った私に対して、何て言ってくれるかが気になります。