このブログでは…
トラウマやASD
強迫性パーソナリティ障害特性に
30年苦しんだ「元・重度学びジプシー」が
心理学とスピリチュアルの迷宮を
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生きづらさの正体と抜け方を
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【生きづらさの正体】几帳面さは自分を苦しめる
「なんで、
ちゃんとやってくれないんだろう」
使ったものを元の場所に戻さない。
あと少しやれば終わるのに、
なぜか途中のまま。
こちらが気づくようなことに、
まったく気づかない。
そんな大雑把な人を見ていると、
イライラしてしまうことって
ないでしょうか?
「私はちゃんとやっているのに」
「これくらい普通、気づくでしょう」
「なんで私ばっかり気にしてるんだろう」
などと散々イライラしたあと、
今度は、
「私が細かすぎるのかな」
と、自分にも嫌気がさしてくる。
相手にもイライラする。
そんな自分にもイライラする。
几帳面な人は、
案外この両方で苦しんでいるのかも
しれません。
「普通、気になるでしょう?」の普通
私自身、かなり几帳面なほうです。
床に髪の毛が落ちていると気になる。
物が微妙に曲がっていると、
まっすぐにしたくなる。
人から借りたものや
捨てないといけないものが
いつまでも家にあるのも嫌。
やらなければいけないことが
終わっていないのも気になります。
子どもの頃からそうでした。
字を書くときも、
ちょっと線が重なったり、
マスからはみ出したりすると書き直す。
提出物が遅れるなんてことは
ほぼなかったと記憶しています。
たぶん、
「そんなの、どっちでもよくない?」
と思う人には、
本当にどうでもいいことだと思います(笑)
でも、私は落ち着かない。
そして長い間、
それが世の中の基準だと思っていました。
でも、どうやら違うんですよね(笑)
私には見えているものが、
ほかの人には同じようには
見えていないことがある。
大雑把な人は、本当に気になっていない
以前の私は、
大雑把な人を見ると、
「なんで気にならないんだろう?」
と思っていました。
そして、
気になるけど我慢しているとは
限らないんですよね。
むしろ本当に、気になっていない。
だから、直さない。
だから、今すぐやらない。
だから、本人にとっては
「あとでやればいい」
そして、すれ違う。
几帳面な側には、
「気づいているのにやらない人」
に見えなくないけれど、
相手にとっては、
そもそもこちらほど
問題として認識していない。
同じものを見ていても、
見えている世界が違うのです。
私の頭の中ではアラームが鳴っている
私の場合、
単にきれい好きというだけではないのです。
「未処理の状態」が苦手なんです。
返していないもの。
片づいていないもの。
終わっていない用事。
解決していない問題。
そういうものがあると、
「まだ終わってませんよー」と、
頭の中でずっと
アラームが鳴っている感じなのです(笑)
だから、
片づけたい。
終わらせたい。
解決したい。
できることなら、
早く頭の中から消したい。
そして自分がそうだからこそ、
平気でそのままにしている人を見ると、
私の頭の中のアラームを
消してくれない人認定になっちゃうんです。
完璧主義や秩序へのこだわり
こうした自分の生きづらさを
調べていく中で、
私は
強迫性パーソナリティ障害(OCPD)
というものを知りました。
完璧主義や、
秩序・ルールへの強いこだわりが強く、
それによって
柔軟に対応することが難しくなることが
あります。
もちろん、
几帳面な人=OCPD
という話ではありません。
ただ私は、
「ちゃんとしたい」
「きれいに終わらせたい」
「曖昧なままにしておきたくない」
という気持ちが、
かなり強いほうなのだと思います。
だから、
大雑把な人と一緒にいると、
自分の中の「ちゃんとして!」アラームが
鳴りやまなくなる。
でも、相手にはそのアラームが
聞こえていない・・・
でも、几帳面さは本当に悪者なんだろうか
もっとおおらかな性格だったら
楽だっただろうなとも思います。
でもあるとき、気づきました。
私は経理の仕事を16年やっています。
経理では、何十億と扱っていても
1円違えば、
どこが違うのかを確認します。
支払期限は1000%守る。
これを破るなんて信用問題になるから
小さい子どもを抱えていようが
適応障害になろうが
這ってでも会社に行ったわけです。
曖昧なものがあれば必ず確認する。
……これ、
私を苦しめている性質と
ほとんど同じ性質なんですよね。
家では、細かすぎるとなる性質が、
仕事では、正確、几帳面、
きちんとしているとして
信頼される要素になる。
私を苦しめていた几帳面さに、
私はずっと、助けられてもいたんです。
嫌いなところの裏側に、何があるんだろう
苦しめられる性質は、
几帳面さだけに限ったことではありません。
「なんで私って、こうなんだろう」は
すぐに、「こんな自分を直さなきゃ」
としなくてもいいのかもしれません。
その前に、
「私は何をそんなに
大事にしているんだろう?」
と考えてみる。
物を元に戻してほしいのは、
次に使う人が困らないように
自分はずっとそうしてきたから
かもしれない。
約束を守らない人が嫌なのは、
自分は約束を守ることを
大切にしてきたから
かもしれない。
適当に仕事をする人に腹が立つのは、
人に迷惑をかけないように、
自分はきちんと仕事をしてきたから
かもしれない。
そう考えてみると、
細かくて嫌な自分だと
思っていたところに、
自分がずっと大切にしてきたものが
隠れているのです。
自分が大切にすることと、相手にも求めることは違う
ただ、
「私はこれを大切にしている」と、
「だから相手も同じようにするべき」は
別の話です。
私はたぶんこれからも、
曲がっているものを見つけたら
直すと思います(笑)
私には気になる。
でも、相手には
そこまで気にならない。
私なら今やる。
でも、相手は
明日でも困らないと思っている。
その違いまで、
どちらか一方の「普通」に
合わせなくてもいいのかもしれません。
もちろん、
何でも我慢するという話でもありません。
一緒に暮らしていて困ることなら、
「これはこうしてほしい」
と伝えていい。
でも、
「なんでそんなこともわからないの?」
ではなく、
「この人には、本当に必要ではない
のかもしれない」
と思えたら、見え方が変わることが
あります。
私の几帳面さが、私を苦しめる一方で、
経理の仕事では助けてくれたように、
大雑把に見えるその人の性質も、
場所が変われば、
違う見え方をするのかもしれません。
生きづらさと強みは、
案外、同じ場所にある。
だから、
自分や他人を別の人間に
変えようとするより、
自分と周りの人の性質を知って、
どこでは大切にして、
どこでは少し緩めるのか、
それを選べるようになるほうが、
ずっと楽なのかもしれませんね。
「なんで、そんなことも気にならないの?」
「なんで、私ばっかり
イライラするんだろう」
そんなふうに思うとき、
イライラしないようにしようとする前に、
そのイライラは、
何を知らせるアラームなんだろう?
と見てみると、
自分でも気づいていなかったものが
見えてくることがあります。
イラつく気持ちは、
なくしたり、無理やり切り替えたり
するものではなく、
自分の個性を知らせてくれている
だけなんですよね。
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