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【生きづらさの正体】几帳面さは自分を苦しめる

 

「なんで、
    ちゃんとやってくれないんだろう」

使ったものを元の場所に戻さない。

あと少しやれば終わるのに、
なぜか途中のまま。

こちらが気づくようなことに、
まったく気づかない。

そんな大雑把な人を見ていると、
イライラしてしまうことって
ないでしょうか?
 

 

 

「私はちゃんとやっているのに」
「これくらい普通、気づくでしょう」
「なんで私ばっかり気にしてるんだろう」

などと散々イライラしたあと、

今度は、
「私が細かすぎるのかな」
と、自分にも嫌気がさしてくる。
 

 

 

相手にもイライラする。
そんな自分にもイライラする。

几帳面な人は、
案外この両方で苦しんでいるのかも
しれません。

 

 

「普通、気になるでしょう?」の普通

 

私自身、かなり几帳面なほうです。

床に髪の毛が落ちていると気になる。

物が微妙に曲がっていると、
まっすぐにしたくなる。

人から借りたものや
捨てないといけないものが
いつまでも家にあるのも嫌。

やらなければいけないことが
終わっていないのも気になります。
 

 

 

子どもの頃からそうでした。

字を書くときも、
ちょっと線が重なったり、
マスからはみ出したりすると書き直す。

提出物が遅れるなんてことは
ほぼなかったと記憶しています。
 

 

 

たぶん、
「そんなの、どっちでもよくない?」
と思う人には、
本当にどうでもいいことだと思います(笑)

でも、私は落ち着かない。



そして長い間、
それが世の中の基準だと思っていました。
 

でも、どうやら違うんですよね(笑)

私には見えているものが、
ほかの人には同じようには
見えていないことがある。

 

 

大雑把な人は、本当に気になっていない

 

以前の私は、
大雑把な人を見ると、
「なんで気にならないんだろう?」
と思っていました。



そして、
気になるけど我慢しているとは
限らないんですよね。

むしろ本当に、気になっていない。

だから、直さない。
だから、今すぐやらない。

だから、本人にとっては
「あとでやればいい」

そして、すれ違う。
 

 

 

几帳面な側には、
「気づいているのにやらない人」
に見えなくないけれど、

 

相手にとっては、
そもそもこちらほど
問題として認識していない。




同じものを見ていても、
見えている世界が違うのです。

 

 

私の頭の中ではアラームが鳴っている

 

私の場合、
単にきれい好きというだけではないのです。

「未処理の状態」が苦手なんです。
 

 

 

返していないもの。
片づいていないもの。
終わっていない用事。
解決していない問題。

そういうものがあると、
「まだ終わってませんよー」と、
頭の中でずっと
アラームが鳴っている感じなのです
(笑)
 

 

 

だから、
片づけたい。
終わらせたい。
解決したい。

できることなら、
早く頭の中から消したい。



そして自分がそうだからこそ、
平気でそのままにしている人を見ると、
私の頭の中のアラームを
消してくれない人認定になっちゃうんです。

 

 

完璧主義や秩序へのこだわり

 

こうした自分の生きづらさを
調べていく中で、
私は
強迫性パーソナリティ障害(OCPD)
というものを知りました。



完璧主義や、
秩序・ルールへの強いこだわりが強く、
それによって
柔軟に対応することが難しくなることが
あります。
 

 

 

もちろん、
几帳面な人=OCPD
という話ではありません。

ただ私は、
「ちゃんとしたい」
「きれいに終わらせたい」
「曖昧なままにしておきたくない」
という気持ちが、
かなり強いほうなのだと思います。
 

 

 

だから、
大雑把な人と一緒にいると、
自分の中の「ちゃんとして!」アラームが
鳴りやまなくなる。


でも、相手にはそのアラームが
聞こえていない・・・

 

 

でも、几帳面さは本当に悪者なんだろうか

 

もっとおおらかな性格だったら
楽だっただろうなとも思います。



でもあるとき、気づきました。
 

私は経理の仕事を16年やっています。

経理では、何十億と扱っていても
1円違えば、
どこが違うのかを確認します。
 

支払期限は1000%守る。

これを破るなんて信用問題になるから
小さい子どもを抱えていようが
適応障害になろうが
這ってでも会社に行ったわけです。

曖昧なものがあれば必ず確認する。
 

……これ、
私を苦しめている性質と
ほとんど同じ性質なんですよね。
 

 

 

家では、細かすぎるとなる性質が、
仕事では、正確、几帳面、
きちんとしているとして
信頼される要素になる。

私を苦しめていた几帳面さに、
私はずっと、助けられてもいたんです。

 

 

 

 

嫌いなところの裏側に、何があるんだろう

 

苦しめられる性質は、
几帳面さだけに限ったことではありません。



「なんで私って、こうなんだろう」は
すぐに、「こんな自分を直さなきゃ」
としなくてもいいのかもしれません。
 

 

 

その前に、
「私は何をそんなに
    大事にしているんだろう?」

と考えてみる。
 

 

 

物を元に戻してほしいのは、
次に使う人が困らないように
自分はずっとそうしてきたから
かもしれない。

約束を守らない人が嫌なのは、
自分は約束を守ることを
大切にしてきたから
かもしれない。

適当に仕事をする人に腹が立つのは、
人に迷惑をかけないように、
自分はきちんと仕事をしてきたから
かもしれない。
 

 

 

そう考えてみると、
細かくて嫌な自分だと
思っていたところに、

自分がずっと大切にしてきたものが
隠れているのです。

 

 

自分が大切にすることと、相手にも求めることは違う

 

ただ、
「私はこれを大切にしている」と、
「だから相手も同じようにするべき」は
別の話です。
 

 

 

私はたぶんこれからも、
曲がっているものを見つけたら
直すと思います(笑)
 

 

 

私には気になる。
でも、相手には
そこまで気にならない。

私なら今やる。
でも、相手は
明日でも困らないと思っている。

その違いまで、
どちらか一方の「普通」に
合わせなくてもいいのかもしれません。
 

 

 

もちろん、
何でも我慢するという話でもありません。

一緒に暮らしていて困ることなら、
「これはこうしてほしい」
と伝えていい。



でも、
「なんでそんなこともわからないの?」
ではなく、

「この人には、本当に必要ではない
 のかもしれない」

と思えたら、見え方が変わることが
あります。
 

 

 

私の几帳面さが、私を苦しめる一方で、
経理の仕事では助けてくれたように、

大雑把に見えるその人の性質も、
場所が変われば、
違う見え方をするのかもしれません。
 

 

 

生きづらさと強みは、
案外、同じ場所にある。




だから、
自分や他人を別の人間に
変えようとするより、

自分と周りの人の性質を知って、

どこでは大切にして、
どこでは少し緩めるのか、

それを選べるようになるほうが、
ずっと楽なのかもしれませんね。

 

 

「なんで、そんなことも気にならないの?」
「なんで、私ばっかり
    イライラするんだろう」

そんなふうに思うとき、

イライラしないようにしようとする前に、
そのイライラは、
何を知らせるアラームなんだろう?

と見てみると、

自分でも気づいていなかったものが
見えてくることがあります。
 

 

 

イラつく気持ちは、
なくしたり、無理やり切り替えたり
するものではなく、

自分の個性を知らせてくれている
だけなんですよね。
 

 

 

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【生きづらさの正体】自己受容は、「認めたくない自分」を認めること

 

自分を好きになりたい。

そう願って、
自分の長所を探したり、
できたことを認めたり、
強みを書き出したり。
 

私も、これまでそうしたことに
数多く取り組んできました。



もちろん、
それ自体が悪いわけではない。

自分の長所は、
意外と自分では気づきにくいものですし、
「私も、よく頑張っている」
と自分を励ますことは、
とても大切だと思います。
 

 

 

ただ、私は最近
こう考えるようになっています。

 

自分を好きになるとは、
好きになれる自分を増やすことではなく、
嫌いな自分を受け入れること、

 

そして
自己受容とは、
認めたい自分を認めることではなく、
認めたくない自分を認めること、と。

 

 

好きになれる自分は、比較的受け入れやすい

 

たとえば、

努力している自分。

人に優しく接することができる自分。

責任を持って仕事に取り組んでいる自分。

家族を大切にしている自分。

誰かの役に立っている自分。

こうした自分は、比較的認めやすいです。

「私にも、良いところがある」
と思える根拠にもなります。
 

一方で、

人に嫉妬している自分。

誰かを見下している自分。

認めてもらえず、
強い怒りを感じている自分。

間違いを指摘されても、
素直に「そうですね」と言えず、
言い訳をしたくなっている自分。

「自分の方が上でいたい」
「負けたくない」
「すごいと思われたい」
と思っている自分。

このあたりになると、
「それは自分ではないことにしたい」
と思ってしまいますよね。
 

私はずっと、
きちんとした人でありたい。
優しい人でありたい。
正しい人でありたい。
そう願っていました。

そのため、そうしたイメージに
そぐわない自分が現れると、
ものすごく居心地の悪さを
感じていたのです。
 

「そんなことを考えてはいけない」
「もっと相手の立場を考えなければ」
「こんなことで腹を立てるなんて
    大人げない」

そんなふうに考えて、
すぐに自分を修正しようとしていました。

 

 

自己受容が必要なのは、むしろこちらの自分

 

ですが、考えてみると、

努力している自分に対して
「よく頑張っているね」と
認めることよりも、

たとえば、
人を見下している自分に気づいたとき、
「今、私はこの人を見下している」
と認めることの方が、はるかに難しいです。
 

 

 

認められたい、負けたくない、
本当は悔しい、
自分の方が正しいと言ってほしい…

そのような、
できれば人には見せたくない自分を、
まずは自分にとってだけでも、
存在しなかったことにしないこと。




自己受容は、
こういうことなのではないかと
思っています。

 

 

認めることと、正当化することは異なる

 

ここで問題になるのが、
「そのような自分を認めたら、ますます
 嫌な人間になってしまうのではないか」
ということです。
 

 

 

人を見下している自分を認めたら、
人を見下した態度を取ってもよい。

怒りを感じている自分を認めたら、
相手に何を言ってもよい。

もちろん、
そういうことではありませんよね。



感情や思考を認めることと、
それをそのまま行動に移すことは別です。

 

 

 

「あの人が嫌いだ」
と思うこと自体はあってもよい。

だからといって、
相手に嫌がらせをしてよいわけでは
ありません。

「自分の方が上でいたい」
と思うことがあってもよい。

だからといって、
相手を傷つけてまで
自分を優位に見せる必要は
もちろんありません。
 

 

 

自分の内側で起きたことまで、
厳しく取り締まる必要はなく、

まずは、
「ああ、自分はそう感じたのだな」
と受け止める。




そのうえで、
どのように行動するかは選択できます。
 

嫌いな自分を、
無理に好きになる必要はないけれど
嫌いなままでも、追い出さない。

まずは、それだけで十分です。
 

 

 

「このような自分もいるのだな」
と認めて、
素敵な自分と同じ場所に存在させておく。

私は、この感覚が
とても大切なのではないかと思っています。

 

 

「良い自分」になってから好きになることをやめる

 

以前の私は、

もっと自信が持てるようになったら。
もっと人に認められるようになったら。
もっと寛容になれたら。
もっと成果を出せたら。
もっと魅力的な人になれたら。

そのときこそ、自分を好きになれるような
気がしていました。
 

 

 

ですが、これは、
自分を好きになるための条件を、
延々と自分に課し続けている状態です。




これでは、
いつまで経っても安心もできないし、
好きにもなれないのです。

どれだけ条件を満たしても、
また次の条件が現れます。

 

いちばん嫌いな自分を、自分が見捨てない

 

自己受容とは、

人に見せたい自分も
隠したい自分も
誇らしい自分も
情けない自分も
「すべて自分の中に存在している」
と認めること。

 

 

 

そう考えると、
自分を好きになるということも、

嫌いな部分をなくして、
好きな部分だけを持つ
人間になることじゃなく、

いちばん嫌いな自分が現れたときにも、
自分自身が自分のそばを離れないこと

なのかもしれません。
 

 

 

そこからようやく、
「ありのままの自分」が
見えるのかなと思います。

 

 


 

認めたくない自分の奥には、
多くの場合、
認めたくない感情が隠れています。



嫉妬、悔しさ、寂しさ、怒り、恐れ。



それらをなくそうとするのではなく、
まず「存在している」と認めて、
感じていく。

 

 

 

どんな感情が出てきても、
それを感じている自分を
追い出さないことが、
自己受容のはじまりです。 



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【生きづらさの正体】「私だって大変」と言いたくなるのは、なぜ?

 

「いいねー、楽してるねー」

そんなことを言われたとき、
「そうなのよー。めっちゃ楽なの」
と、言えるでしょうか。
 

 

 

「いやいや、私だって
 こんなことやあんなことがあって…」

「ここに来るまでは
 結構大変だったんだよ」

「見えないところでは、
 いろいろやってるんだよ」

と、なぜか自分の苦労を説明したくなる。
 

 

 

私だってちゃんと苦労してますけど?
という証拠を提出したくなるんです。

私はこれを勝手に、
「苦労美徳病」と名付けています。

 

 

 

 

苦労している人は、立派?

 

私は長い間、
頑張ることや苦労することを、
とても価値のあることだと思ってきました。



実際、私は以前、
人が3か月でやめていく超ブラックな会社に
10年間勤めていましたが、

ちょっとやそっと嫌なことがあっても
耐えられる、
簡単に投げ出さない、

そんな自分に、
どこかで価値を感じていました。
 

「こんな状況でもやれる私」
「これくらいでは折れない私」

そういう自分であることが、
私のアイデンティティの一部にも
なっていたんです。
 

 

 

苦労している=頑張っている。
頑張っている=立派。
立派な人=価値がある。

そんな方程式が、
私の中にはありました。
 

 

 

そして、この方程式には
当然、裏側があります。

苦労していない=頑張っていない。
頑張っていない=価値がない。
 

 

 

だから「楽してるね」なんて
言われた日にゃあ、

それが単に「楽そうに見える」という
話だったとしても、
「大したことしてないね」
と言われたような気がしてしまい、

慌てて、
「いや、私だって大変なんです」
といろんな証拠を出したくなる。



苦労を見せることで、
自分の価値を守ろうとしていたんですよね。

 

 

他人の苦労まで勝手に想像する

 

そして、この「苦労美徳病」は
自分だけに向けられるわけではありません。
 

 

 

たとえば、
楽しそうに仕事をして、
どんどん結果を出している人。

好きなことをして、
豊かに暮らしているように見える人。

そんな人を見ると、
「でも、きっと見えないところで
 苦労してるんだよね」
と思ったりします。
 

 

 

もちろん、
本当に大変な苦労をしている人も
たくさんいると思います。

でも実際のところは、わかりません。



それなのに、
きっと人知れず努力している。

ここまで来るには相当苦労したはず。

簡単に手に入れたわけじゃない。

そんなストーリーを勝手につくって、
納得しようとすることがあります。
 

 

 

なぜなら、
「苦労したから報われた」
という話なら、
自分の中の世界観と矛盾しないからです。

 

 

私たちは「苦労からの成功」をたくさん見てきた

 

考えてみれば私たちは、
子どもの頃から、

大きな挫折を乗り越えて夢を叶えた、

人知れず努力を重ねて
ようやく結果を手にした、

逆境にも負けずに頑張ったから
今がある、

そんな物語をたくさん見てきました。
 

 

 

テレビでも、学校教育でも、
こういう系統の話は望ましい話として
語られることが多いですよね。
 

 

 

もちろん、
そういう苦労や努力を
否定したいわけではありません。

そんな話に
感動することだってもちろんあります。
 

 

 

ただ、
苦労したからこそ、この結果には価値がある
という物語ばかりに触れていると、

いつの間にか、

苦労することだけが素晴らしい、

簡単に手に入ったものには価値がない、

頑張った人ほど報われるべき、


そんな感覚が、
当たり前になっていくのです。
 

 

 

「幸せは、苦労や困難がなければ
 手に入れてはいけない」


そんな信念は、ある意味、
自分にも他人にも呪いになっていきます。
 

 

 

でも本当は、
大きな挫折がなくてもいいし、
ドラマチックな逆境を
乗り越えなくてもいい。

淡々と楽しくやっていたら、
いつの間にかできるようになっていた。

周りに助けてもらったら、
簡単にできてしまった。

苦労している人たちの中で、
自分だけ幸せでいる。 

それは、なんにも悪いことではないのです。

 

 

苦労にいろんなものをくっつけるから苦しくなる

 

そもそも苦労に、
いろんなものをくっつけすぎ
なんじゃないかと思うんです。



苦労している人は立派。
苦労している人のほうが頑張っている。
苦労した人は認められるべき。
苦労したんだから報われるべき。
結果を受け取るには、
それに見合う苦労が必要だ。

 

 

 

そうやって、
苦労に「価値」や「結果」まで
セットにしてしまう。

すると今度は、

こんなに苦労してるのに、
なんで認めてくれないの?


こんなに頑張ってるのに、
なんで結果が出ないの?


あの人は私ほど苦労していないのに、
なんでうまくいってるの?


となり、
感情に引っ張られて
解決策から遠ざかってしまうことも
あります。

 

 

 

さらに、理由がないと
楽してはいけないような気がしたり、

本当は簡単にできることまで
自ら隠してしまったりもします。
 

 

 

苦労しているほうが上。
苦労していないほうが下。

そんな上下までつくってしまったら、
簡単にうまくいっている人のことを
素直に受け入れにくくなるのも
当然なのかもしれません。

 

 

苦労は、ただ苦労でいい

 

もちろん、
頑張ることが悪いわけではありません。

血のにじむような努力をしたからこそ、
できるようになることもある。

大変な経験をしたからこそ、
見えるようになるものもあります。
 

ただ苦労したことは、
「苦労した」でいいのです。

そこに、
いろんなものをくっつけなくていい。

 

 

 

努力したのに報われないこともあるし、
それほど苦労せず、
うまくいくこともある。

それでいい。

苦労や努力は、
幸せになるための入場券でもなければ、
自分の価値を証明する領収書でもない。

 

大変だったなら、「大変だったなあ」
頑張ったなら、「頑張ったなあ」

それだけでいい。
 

 

 

だから、

外で働かなくてもいいなんてラクねー、
リモートワークでらくちんだねー、
助けてもらえていいねー、

なんて言われることがあったら、

「そうなのよー。ありがたいことに」
で終わってみるのもありだと思います。

「そんな簡単にやめてしまうの?」
と言われたとしても、
「はい!」でいいと思います。
 

 

 

苦労していなくても、
私たちの価値は減りません。


もしかしたら私たちは、
苦労そのものではなく、 
苦労にたくさんの意味を
背負わせてきたことで、
苦しくなっていただけなのかもしれません。


だったら、
もう少し軽くしてあげたいですよね。
 

 

 

苦労は、苦労。
頑張りは、頑張り。
結果は、結果。

そして、
私たちの価値は、また別の話です。

 

 

自分の中にある、
「頑張らないと価値がない」
「苦労しないと認めてもらえない」
そんな信念は、

頭で「やめよう」と思っても、
なかなか消えてくれません。
 

なぜなら、その奥には
長い間慣れ親しんだ思考や
これまで感じてきた感情が、
隠れているからです。
 

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言いたいことが言えない人が、言えるようになるために必要なこと

 

言いたいことがある。

でも、言ったら嫌われるかもしれない。
空気が悪くなるかもしれない。
「そんなこと言う人だと思わなかった」
と思われるかもしれない。

そうこう考えているうちに、
「まあ、別にいいか」
と飲み込んでしまう。

そんなことって、ないでしょうか?
 

 

 

私は昔から、
言いたいことを言うのが
得意ではありませんでした。

本当は嫌だなと思っているのに、

相手が困るかな?
嫌な顔をするかな?
傷つくかな?

と、そのあとの反応を想像して、
自分の気持ちを引っ込めてしまう。
 

 

 

子どもの頃から、
空気を読んだり、
自分の気持ちを隠したりすることで
自分を守ってきた私にとって、

「言わない」という選択は、ある意味、
とても自然なものだったんだと思います。
 

 

 

でも、
大人になってからもそれを続けていると、
少しずつ苦しくなっていきます。

本当は嫌だったのに引き受けた。

本当はこうしてほしかったのに
言えなかった。

そして後になって、
「なんでわかってくれないの?」
と相手に腹を立てる。

いや、言ってないんだから、
わかるわけないんですけどね(笑)

 

 

「相手の反応は相手のもの」と言い聞かせるだけでは、言えない

 

言いたいことが言えない人に、
「相手がどう思うかは相手の問題だから、
 気にせず言えばいい」
と言っても、なかなかそうはいきません。
 

だって、その反応が怖いから
言えないんですよね。



だから私は、
いきなり「言う」より先に、
何がそんなに怖いんだろう?
と、自分に聞いてみることが
大切なんじゃないかと思っています。
 

 

 

嫌われるのが怖い?
怒られるのが怖い?
面倒な人だと思われるのが怖い?
居心地が悪くなるのがいや?
NOと言われるのが怖い?
傷つくのがいや?
 

 

 

そして、どうして怖いんだろう?
どうしていやなんだろう?
と、その少し奥も見てみる。
 

 

 

すると、

嫌われたら、自分には価値がない気がする、

言い返されたら、
自分が悪い人みたいに感じる、

断られたら、大切にされていない気がする、

人を傷つけるような人にはなりたくない、

ケンカになったらめんどくさい、

そんな気持ちが隠れていたりします。
 

 

 

言いたいことが言えないのは、

話し方が下手だからでも、
意志が弱いからでもなくて、

その奥に、
自分を止めている思い込みや信念が
あるのです。

 

 

 

でも、こういう思い込みって、

「嫌われても大丈夫!」
「人の目なんて気にしない!」
「それは思い込みだ!」
「めんどくさいけど頑張ろう!」

と頭で言い聞かせても、
なかなか消えてはくれません。
 

 

 

長い間、

言わない方が安全、
合わせていた方が嫌われない、
言わないことで相手を傷つけずにいられた、
など、

そうやって自分を守ってきたのなら、
それなりの理由がそこにはあるからです。

 

 

「言っても大丈夫」という世界を探してみる 

 

だからもし、
それでも言いたいことを言えるように
なりたいという気持ちを抱いているのなら、

まずは、
言えるようになったら、何が変わるだろう?
と、反対側の望ましい世界を
想像してみてください。

 

 

 

本音を言えるようになって
人間関係が楽になった経験のある人と
話したり、

自分の過去にも、
言ってみたけど大丈夫だった経験が
なかったか思い出してみる。



「言ったら嫌われる」
という証拠だけでなく、
「言っても大丈夫だった」という証拠も
集めてみるのが大事なんです。

 

 

「大丈夫だった」を自分に見せていく

 

そのうえで、

これまでの思い込みや信念とは
違う体験を、少しずつ自分にさせていく。




いきなり大きな本音を
ぶつける必要はなくて。

「今日はこっちがいい」
「それはちょっと苦手」
「今はやりたくない」
「私はこうしてもらえると嬉しい」
そんな小さなことからでいいのです。
 

 

 

言ってみたら、
普通に「いいよ」と言われた。

断ってみたけど、
関係は何も変わらなかった。

違う意見を言っても、
普通に次の日が来た。

相手がちょっと嫌な顔をしたけれど、
それでも私は大丈夫だった。
 

 

 

そういう、
「あれ? 思っていたほど
 大変なことにはならなかった」

という体験を増やしていくことが大事です。
 

 

 

一回で何十年もの思い込みや信念が
消えるわけではありません。

それでも、「言ったら嫌われる」が、
「言っても大丈夫なこともある」になって、
「嫌われたとしても、大丈夫かもしれない」
になっていく。



そうやって少しずつ、
自分を縛っていた思い込みや信念が、
「絶対」ではなくなっていくのです。

 

そのための手段として
アイメッセージなどの伝え方のテクニックを
使ってみるのもひとつです。
 

 

 

言いたいことを言う練習は
相手をどう動かすかではなく、

「言っても私は大丈夫だった」という世界を
自分に何度も見せながら、

これまでの信念だけに縛られず、
自分で選べるようになっていくこと
なのです。
 

 

 

言いたいことがあるのに
つい飲み込んでしまうとき、

「自分にはどんな思い込みや信念が
 あるんだろう?」と
自分に一度、問いかけてみてください。

その答えを見つける手がかりになるのが、
自分の感情を丁寧に見ていくことです。
 

 

 

怖い。嫌だ。腹が立つ。
悲しい。モヤモヤする。

そんな感情の奥には、
自分が何を大切にしていて、
何を恐れ、何を信じているのかが
隠れています。

 

 

 

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【生きづらさの正体】執着を手放すとは、「欲しくなくなる」ことじゃない

 

「執着を手放すとうまくいく」
そんな言葉を聞くことがあります。



お金への執着。
恋愛への執着。
妊娠への執着。
子どもへの執着。
仕事の成功への執着。



欲しい欲しいと思っているうちは
手に入らない。

一度手放したほうが、かえってうまくいく。
 

 

 

でも私は、この「手放す」というのが、
なんだかよくわかりませんでした。

だって、欲しいものは欲しいですよね。
 

 

 

妊娠を望んでいるのに、
「妊娠しなくてもいいや」
なんて簡単には思えない。

学校へ行けなくなった子どもを
心配しているのに、
「学校なんて行かなくてもどっちでもいい」
とも思えない。

家事をしてくれない夫に
腹が立っているのに、
「もう何も期待しません」
と思ったところで、

翌日また脱ぎっぱなしの靴下を見たら
やっぱり腹が立ちます(笑)
 

 

 

手放そう、手放そうと思っている時点で、
全然手放せていない。


それどころか、
「執着を手放さなきゃ」
という新しい執着まで増えそうです。
 

じゃあ、執着を手放すって、
どういうことなんでしょう?

 

 

最近、ひとつ気づいたことがあります。

 

 


私には個人事業主としての顔と
会社員(経理業)としての顔があります。

個人事業主としては、
ここ最近LINEに来てくださる方が
少し減ってきた。
(アメブロでは宣伝していませんが、
 カウンセリングなどを
 ご提供させていただいています)

会社員としては、
経営者に大きな信頼をいただいて
昇給し、昇格もしています。

片方は結果に執着していて、
もう片方はそれほど執着していない。
 

 

 

執着しているときって、
人は自分と、自分の望む結果ばかりが
見えるようになりがちです。

 

 

 

執着していない会社員の私は、
「自分がどう評価されるか」より、
「相手が何を必要としているか」を
見ているんです。


経理といっても、
数字を入力して帳簿を作るだけなら、
それほど特別なことをしているわけでは
ありません。



私が意識しているのは、その先です。

経営者は今、何を知りたいだろう。

この数字を見たら、何を心配するだろう。

ここまで調べてから伝えたほうが、
判断しやすいだろうな。

会社を経営している人には、
その人にしか背負えないものがあります。

不安になることもあれば、迷うこともある。

だから私は、会社の目線から
物事を見るように心がけています。

ときには、気持ち的な支えに
なれたらということまで考えています。
 

 

 

もちろん、
「これをやれば評価が上がるぞ」
なんて考えているわけではありません。

目の前の相手を見て、
「今、何が必要なんだろう」
と考えているだけです。

 

 

他にもたとえば、
子どもが不登校になったとします。

このまま学校へ行けなかったらどうしよう。
勉強が遅れたら?
高校は?将来は?

親として心配になるのは当然です。



そして、
「どうしたら学校へ行ってくれる?」
と考え始めます。
 

一見、
子どものことを考えているようですが、
「このままだったら私は不安」
「学校へ行ってくれたら私は安心できる」
という、自分の不安を見ている状態とも
言えます。

 

 

 

そこで、少しだけ
視線を自分の外へ向けてみると、

この子は今、何を感じているんだろう。
学校の何がしんどいんだろう。
朝になると、
この子の中では何が起きているんだろう。
今、この子が求めることは何なんだろう。

という考えが浮かびます。
 

 

 

すると、「学校へ行かせる」
という一つの答え以外のものが、
少しずつ見えてくるかもしれません。

 

 

夫に家事をしてほしいときも同じです。

「なんで私ばっかり」
「これくらいやってよ」
「何回言ったらわかるの?」
と腹が立つ。

そして、
「どうしたら夫を変えられるか」
に意識が集中します。
 

 

 

でも、少し相手の側から見てみる。

夫は、そもそも家事を
どう考えているんだろう。

私がこれほど負担に感じていることを
知っているんだろうか。

「これくらい当たり前」という基準自体が、
私とは違うのかもしれない。

 

 

大事なのは
「もう結果は追わなくてもいい」
「相手にも事情があるんだから、
 私が我慢しよう」
という話ではありません。

 

 

 

結果そのものを
どうにかしようと握りしめるのではなく、
相手や現実を見たうえで、
自分にできることを
選んでいくということなんです。

 

 

 

「私は評価されるだろうか」

「子どもを学校に行かせられるだろうか」

「家事をちゃんとしてくれるだろうか」

と考え続けていると、
視界いっぱいに自分がいます(笑)
 

 

 

そんなときは、
「私は成功できる?」から、
「私はどんなふうに役に立てる?」へ。

人間関係なら、
「どうして私の思い通りにならないの?」
から、
「相手には何が見えているんだろう?」へ。

そして最後は、
「じゃあ、私は今どうする?」へ。
 

 

 

自分から一度外へ出て、相手や社会を見て
そして、もう一度自分に戻ってくる。


この往復ができるようになると、

「この人が変わってくれなければ」
「この結果にならなければ」
と握りしめていたものが、少し緩みます。
 

 

 

だから、
執着している自分に気づいたときに、
無理に手放そうとしなくてもいい。

欲しいものは、欲しいままでいい。

こうなってほしいと願ってもいい。
 

 

 

その代わり、

「今、私は、
 自分と自分の欲しい結果ばかりを
 見ていないだろうか?」


と問いかけてみる。



そして少し顔を上げて、
相手を見る。周りを見る。世界を見る。

今、実際に起きていることを見る。
 

そのうえで、
「じゃあ私は、今どうする?」
と自分に戻ってくる。
 

 

 

執着を手放すというのは、
欲しいものを諦めることではなく、

自分の望む結果だけに
集中していた視野を広げて、
自分が選べる場所まで戻ってくること。


案外、そんなことなのかもしれません。

 

 

こうして、自分の気持ちを見つめながら、
相手や世界にも目を向けて
また自分に戻ってくる。

そのための心の土台づくりのヒントを
公式LINEでもお届けしています。

 

 

 

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