ご訪問頂きありがとうございます。

 

虹羽(こう)です。

 

 

今日はお休みをいただき、私用で市役所に行ったり、

 

必要な用事を一通り済ませて戻ってきました。

 

帰ってくる途中、駅ビルの中にある書店に立ち寄り、

 

気になっていた書籍をチェックして、

 

欲しかった本も購入できました(^^♪

 

マルクス・ガブリエルは後でじっくり読みたい。

 

 

 

今日買ったのはこちら、

 

『鬼谷子 中国史上最強の策謀術』。

 

 

 

 

「鬼谷子」って、名前は知っていたけれど、

 

難しそうだし、私には関係なさそうと思っていましたが、

 

たまたまTVで見たドラマで興味を持ちました。

 

 

 

鬼谷子は孫子に『兵法』を授けたとされる人物で、

 

「陰陽の原理に従い、自分の身を守りつつ

 

強者を操る策謀の技術書」

 

を説いたものです。

 

 

『兵法』が戦場での政治的手腕に特化した思想なら、

 

『鬼谷子』は日常のコミュニケーションで

 

自分を守り他人を動かす技術、

 

“言葉と心の兵法書”と言える、とあり、

 

これは今の世の中、

 

孫子よりも読まれるべきものではないかしら?

 

と思っています。

 

 

「全ては陰陽である」

 

という易経の教えがベースにあるので、

 

基礎的な概念も日本人には理解しやすいと思います。

 

 

・口を開ける(陽)=話すこと

 

・口を閉じる(陰)=黙ること

 

 

このそれぞれの作用を熟知することが

 

『鬼谷子』の技術の基本です。

 

 

ここまで読んで、ふと気が付いたのが、

 

今日チェックしたもう一冊の本、

 

コロナ後を見通す哲学書として読まれている、

 

マルクス・ガブリエル『つながり過ぎた世界の先に』

 

でも「国と国のつながり」「個人間のつながり」

 

を論じていて、ここにも陰陽(開閉)、

 

コミュニケーションの重要性が説かれていました。

 

 

コミュニケーション、で思い出したのが

 

西洋占星術でいうところの「風の時代」。

 

 

ざっくりおさらいしますと、

 

過去200年の間、およそ20年ごとに

 

地のエレメント(牡牛座・乙女座・山羊座)

 

で木星と土星の接近が起こっていましたが、

 

(グレートコンジャンクションという配置)

 

これが昨年12月22日に水瓶座で起こり、

 

これ以降、約200年にわたり風のエレメントの星座、

 

双子座、天秤座、水瓶座のいずれかで

 

グレートコンジャンクションが起こることになります。

 

つまり木星と土星の接近が

 

「地のエレメント」から「風のエレメント」へ移行する、

 

この現象を「風の時代に入った」としているものです。

 

 

1800年頃からの「地の時代」には、生存能力や、

 

この世界で生きていくための地盤を固める、

 

という意味がありました。

 

ちょうど時代は第一次産業革命で、

 

科学技術、工業、農業、医療などで大きな進歩があり、

 

人々の暮らしが豊かになる基盤が出揃った頃でした。

 

それからおよそ200年。

 

既に地の時代の発達は頂点に達し、

 

続く風の時代に入ってきたわけです。

 

「風のエレメント」の象意には

 

「情報」「通信」「ネットワーク」「デジタル」

 

「個性」「コミュニケーション」

 

などがあります。

 

情報収集や通信は機械がやってくれますが、

 

デジタルな「風の時代」になっても、

 

「コミュニケーション」は決して疎かにできないし、

 

人任せにもできない、大切なものであると思います。

 

だからこそ、今『鬼谷子』が注目されているのかもな、

 

なんて考えています。

 

また、コミュニケーションは他者とだけでなく、

 

自分との対話も含まれます。

 

個性の発揮と同時に、自分に正直に生きることも、

 

これからの風の時代には求められているのでしょう。