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虹羽(こう)です。




今日、8月30日は『冒険家の日』だそうです。


1965年に、同志社大の


南米アンデス・アマゾン遠征隊が


世界で初めて、アマゾン川の源流から


130kmをボートで下った日であり、


また1989年には海洋冒険家の堀江謙一氏が


世界最小のヨット(全長2.8m)


ミニマーメイド号で、


太平洋の単独往復(サンフランシスコ〜西宮間)


を達成した日でもあるそうです。




冒険家の人といえば、


怖いもの知らずで勇敢なイメージですが、


なんとこの性格は


「冒険家遺伝子」


という変異遺伝子によるものである、


と知った時、酷く納得したというか、


やっぱり生まれながらに持っている、


というか、そう生きるべく決められた人が


この世には存在するのだなあと


感心した覚えがあります。




冒険家の人達特有の遺伝子って、


やっぱりあったのねー。




脳内で神経伝達物質、


ドーパミンが分泌されると


側坐核(そくざかく)


という部分が刺激され、快感を感じます。


ドーパミンには受容体があり、


この受容体は様々な組織に存在するそうです。


ヒトでは5種類の受容体(D1〜D5)


が確認されていて、このうちのDRD4は


D4受容体を形成する遺伝子で、


この遺伝子の変異型、DRD4-7R遺伝子は


全人口の2割の人が持っているそうです。


そして、このDRD4-7R遺伝子の別名が


『冒険家遺伝子』なんですって!




この遺伝子を持っている人は


新し物好きでリスクを恐れず、


様々な新しい事に挑戦するそうです。


英語ではWanderlust gene、


旅行好き遺伝子?と呼ばれているそう。


新大陸を目指したコロンブスをはじめ、


歴史に名を残す冒険家達はみんな、


絶対持っていたんだろうな、なんて思います。




また、新大陸を目指さずとも、


初めてナマコやホヤを食べた人とか、


初めて納豆を食べた人みたいな


チャレンジャーとも言える人も、


きっとこの遺伝子の持ち主だった事でしょう。


そういった人たちのお蔭で、


今の私たちは安心して美味しい物がいただける、


と思ったら大感謝ですね!(≧∀≦)


(中には毒に当たって命を落としてしまった人も


たくさんいらしたんですよね笑い泣き




代表的な例を挙げると、


たとえば古代中国の伝承に登場する


神農(しんのう)とか。


民衆のために農耕を教え、薬草を発見した


伝説上の人物ですが、有名な逸話で、


『民衆に食用と毒草の違いを教えるために


多くの植物を食べ、1日に70回も中毒した。


あまりにたくさんの毒草を食べたため、


体内に毒が溜まってしまい、


最終的に罌粟(けし)を服用した時亡くなった』


というものがあります。



神農、尊敬すべき冒険家遺伝子の元祖だな、


と思いました。(伝説上の人物ですけど)




全人口の2割が持っている冒険家遺伝子。


ではそれ以外の8割の人達には、


冒険はできないの?


チャレンジは関係無い事なの?


と言われると、


そんな事はありません!


 

冒険家遺伝子が無くとも、


自分なりの挑戦をして、乗り越えた時、


必ず成長した自分に出会えて視座も高くなり、


その世界が広がっていると思います。




現在はまだ旅行するのは難しい時ですが、


そんな今でも、できる挑戦はたくさんありますよね!


やりたかった事に色々チャレンジしてみる。


好きな事を勉強して資格を取ったり、


ファッションやメイクを研究して、


自分磨きをしてみたり。


憧れていたライフスタイルを実現する


一歩を踏み出してみる、等など。


 

来るべきその時、 


チャンスが巡って来たらすぐに動けるよう、


今は色々チャレンジしながら、


しっかり準備しておこう、


なんて思った『冒険家の日』でした(^-^)