こんにちは。
今回は、そもそも精密栄養学とはどんな医療学問なのか?というお話しをさせてください。
日本において、栄養学はここ数十年間変わっていないと言われています。
男性は1日約2000kcalを、女性は約1600kcalを摂取すべきである。
他にもカルシウムを摂取するには牛乳が最も適している。
植物性の油の方が動物性よりも健康的。
偏った食事をせずに肉、野菜、魚など満遍なく食べなければいけない、などなど。
欧米の医学界では変わってきているこれらの「常識」が、いまだに日本の医学界においては主流です。

本来人間はみな違っており、それは外見から考え方、好き嫌いなどの嗜好や、果ては遺伝子まで各個人で違っていて当然です。
そしてテクノロジーの発達により、個人の遺伝子やアレルギーの耐性、カビ毒や環境毒への耐性、腸内環境に生活習慣まで、あらゆる角度からその人の不調の原因を見極めて、最適な栄養摂取計画を提案することが現在は可能になりました。
遺伝子情報まで詳細に解読することで、ビタミンやミネラルの代謝効率まで明らかにして、その人に必要な栄養素の最適な量まで特定できるのです。
それが最新の栄養学、つまり精密栄養学なのです。