その問題を解決したのは、わたしが勘違いしていたからなんです!「わたしが…だから…」その勘違いに、ずっと苦しめられてきたんだなって…。

 彼女とは、複数ではなく、1人の女性のことを指しています。
入社した時に、色々教えてもらおうとした時、「私を困らせないでよ」の困り顔を見てからは、彼女もコミュニケーションに苦労しているんだ、と得心しました。
 始めは、彼女がわたしの面倒を見てくださいと頼まれて、「私は分かっているんだから」「私の言う通りにしな」を反論しないで素直に聞いていたけど、わたしが自分の意見を言っても、周りの人に「仕事以外の話をされるから困る」と聞いてからはやめた。
話しても、塩対応か、ば~んとはね返す、ごつんごつんと否定の言葉が返ってくる。
 わたしが入社したばかりの時は、自分が忙しく、塩対応であしらった。目が半分隠れた表情だった。
「余裕がない時こそなんでもない雑談が息抜きになる、いつなら話していいのか相手に聞いてみたら」のアドバイスでさえ、「分からない。無理」だったので、「部署のことを教えてもらいたいけど、余裕がないだろうし、出来るだけの配慮は大切だね。」
 それに、自分のパソコンをわたしに見えないように向きを斜めにしていたから、心理的な距離があるんだなって、距離を置いていた。
 わたしが他の人と話している時も、体を引いたり、上体を反らしたりするので、(怖いのかな?) (メンタル的に繊細な子かな?) と不安感を与えないように接していたんだ。販売では、圧迫感を与えないお客様との距離、体の向きがあるんだよね~。

 ですが、急に態度を変えて、「わたしが心配…」「わたしがとにかく大変そう。手助けが必要だと思う」「(机にへばりついて)危なっかしくてみていられない」「わたしが他の縄張りに勝手に入ってきて仕事をするから、やっぱり自分が代わりにお願いしないといけない」と、周りの人に言ってきたのです。わたしに罪悪感を植えつけるように感じたので、ストレスでした。
わたしにも距離が近く、のぞきこむので、間違えないように気をつけていました。
 彼女らが始めから終わりまでひとりで担うことができなかったので、ベテランさんが来たのです。それで今までやっていた仕事から外れたので、気持ちが不安定になったのだと思います。(でも、わたしが仕事をとったわけではない!)

 パートのほとんどの人がわたしが気に食わないのか、他の部署の人にわたしの文句を言ったり、わたしに注意をしたり、わたしのそばで「困ったもんだ」と言っていたりしたので、上司に相談したところ、
「人の仕事に口出しをしない。」「人のことは言わない。」でしたが、
 始めは「気まずいと、お互いが辛くなる。思い遣りは大切。」「険悪にならないように、皆が気持ちよく働けるように、職場の雰囲気を和やかに…。」だったので、こちらからも挨拶や雑談をしていたのですが、やはり、バカにしたような態度や上から目線や冷めた態度が見られました。でも、販売出身のわたしは動じません。
 彼女は、「すみません」が口ぐせになっている。わたし以外の人には、「すいませんすいません」と低姿勢ですが、思い通りにいかないと不満を持ち、わたしに当たり散らす、荒々しい雰囲気を出します。
 その後、上司と相談のうえ、
「彼女に話しかけられた時には、気持ちよく対応する。」
ことになりました。

 無視はしないが、必要以上に関わらない。すると、なぜかギクシャクする。
 その場を離れても、そのわたしの姿を横目でずっと見ているわけです。見ているだけならいいが、なんか圧が強い。不審に思って、こっそり、様子を見ると、
恨みがましい、じと〜っとした暗い目、同情を誘う、やつれた表情。でも、それはワタシの問題ではなく、彼女の問題。別に相談されているわけではないんだから!
 それに、「どうしたの?」「なんかあった?」「わたしの顔になんかついてます?」って、聞いたら、カピバラのように、かたまってしまい、目は半分死んでいた。その日は机に額をつけて、つっぷしていた。

 職場でなかなか心が休まらない。気が抜けない。販売職と違って、事務職はずっと同じところにいないといけない。聞き耳をたてている。気になったことをそのままなんでもすぐに態度に表す方なのだと思う。新人さんが気になって、心から離れない。でも雑談をしてくれない。仲良くしたいと言いながら、仕切る。

 上司に相談させていただいて、雑談をしないで、仕事に集中することが、職場のためになる。わたしは「もう変な人で結構」と宣言した。何を言われても気にしないでくださいと。
「わたしとは仕事の絡みがないから、それぞれ、自分の仕事をしてください。」「職場は『仕事をする場所』。人がどうのこうのではなく、仕事をきちんとすればいい。」
「ここは職場、仕事をしに来ているのだから、仲良くすることにこだわらなくてよい。」
ということになりました。

 それ以降、人のうわさ話、悪口、愚痴は、わたしの前や近くでは言わなくなった。前はそうではなかった。…(トホホ) だから、席を外していた。また、それをわたしに教えてくれることもなくなった。雑音は入ってこなくなった。
 だから、具体的には何も言ってくることはない。話しかけてくることもないから、どう対処したらいいか考える必要もなく、頭が楽になった。

 挨拶はきちんとしているが、「その挨拶が慇懃無礼だから無視」だから、彼女もパートも目をそらす、うつむく。
わたしを糸のように細い横目で圧が強く、にらんでいる。(がまんすれば、機嫌の悪さは収まるだろう、朝、嫌なことがあったのだろう?)と、考えたわけです。わざわざ相手を怒らせることはない。でも、一日中!他の人には笑っていても、わたしには氷のように刺すような敵意、怒りをぶつける。

 色々な人に相談して、「見ざる言わざる聞かざる」。目にしても、とりたて問題視しない。後ろに流すことにしました。自分の中に入れるから、受け取ったことになる。反応するから、それが面白くて向こうはやる…と、聞きましたが、反応するまでやる、ちょっかいなのではなく、あとで、信念(独断的な狭義の信条)に基づくもののだと判明しました。
上司からも、
「具体的なことがあったら、相談してください。何かを言われたら、すぐに言ってください。」
の言葉もいただきました。

 でも、目やにがとまらず、まつ毛クレンジングで念入りに洗い、目もとが腫れているので、アイクリームを塗って対処していたんだ。だけど、口内炎ができ、かゆさを我慢し、…結膜炎だといけないので、病院に行ったら、アレルギーだった。勤務終了後の甘いもの食いが愉しみでたまらない。甘いものがやめられなく、太った~!(でも、今は元に戻しましたよ。1時間ぐらいの速歩で)
口内炎がなかなか治らない。お弁当が美味しくない。頭痛がする。身体が重い。身近な大切な人に、イライラして、ぶつけてしまう。家に帰ると、怒れてくる。
 「直接的にわたしに言ってきたことでなければ、『ない』ものとして対応する」だけど、気分が悪い。悪意は目に見えない。わたしが嫌になって辞めるように仕向けているようにも思いました。

 どうやって、解決したのか?
 1つは、4月と言えば、恒例の異動の季節。1人は他へ行き、彼女とは席が離れることになりました。
 上役から「大丈夫だから」「気を楽に仕事をしてもらえることを願っています。健康や体には充分気をつけてください。」と声をかけてもらった。この一言は大きく、「信じていなく、肩の力が抜けていなかった」と、ホッとした。上司も正社員も良い。特に上役が良くて、心配してもらった。わたしにもっと仕事をしてもらいたいとの期待があった。理解者に恵まれている。上司からは、わたしの考えや気持ちを詳しく知りたいと言ってきてくださっている。その気持ちに感謝する。他の部署の役職者が、わたしに不愉快な態度をとる人を注意してくださっていた。(彼は他の人にも上役にもそっけない、人の好意を受けとらない傾向、礼儀、サラリーマンとしての嗜みよりもマイペースで、個人事業主のような性格。だから、目くじらをたてることはなかった。自ら望んで、はみ出し者だが、その上司や上役はとても気配りのある人だと感じた。人間勉強!)
 プラタナスに挨拶をする、プラタナスに抱きつく、プラタナスに触れる、元気をもらいます。浄化されます。
 自分のスタンスを変えない。無視しないこと、普通にしている。挨拶だけはきちんとして、あとは仕事!仕事をきちんとやる!職場に対して、ネガティブにならない。心を閉ざさない。ちゃんと上司や周りの人とコミュニケーションをとって仕事ができる人であれば、何かがあっても悪いようにはとられない、悪いようには思われないだろうから。
 あきらめずに、悪びれずに一生懸命に心を尽くす。下支えとして、忙しい正社員のサポートをするのが役割だと思っている。

 そして、決定的な何気ない一言!
 わたしの推測を聞いていた、かつてお世話になった人が言った言葉。
(わたしにはこうしてもいい)という気安さと甘えがあるだろうからだと思う。
わたしに不機嫌さ、敵意をぶつけても、彼女たちは不利にならないからだと思う。
それに対して、
「上司がそうだと言ったのか? 周りの正社員もそう思っているのか?」
「上司は、『本当のところは分からないが、落ち着いてきている。』と言っている」
「君が彼女らのことをどう思おうが、自由だが、逆も然り、彼女らも君のことをどう思おうが、フィフティーだ。」
「わたしは人が嫌がることはしないようにしている。でも…」
「そのことについて、君が嫌だと思っていることをされていることに関しては、上司は放置なのか?『我慢しろ』と言っているのか?」
「違う。そうじゃない…」

「つまりだな…君をナメているから、やるんじゃなくて、逆!上司をナメているんだよ。上司の方針や指示には従わないといけない。でも、上司が見ていなければ、バレないと思って、やっている。でも、他の部署の上の人も見ているだろ?彼女らは上司の言うことを理解していない、徹底力がない、実行していないということなんだ。」
「君は仕事が減っているのか?心配しなきゃいけないのは、そこ!人のことじゃないんだよ!」
「君が来てから、4回も席替え。他の部署はそうでもないだろ?問題あり過ぎ!」 

 そうなのか~!新人(わたし)をバカにしている。ナメているんじゃなくて、結果的に、同時に上司をもナメている。なんか、腑に落ちたよ。
やる気がなさそうな態度。生気が感じられない。ぼ~っとしている時間が長い。牛歩のごとくゆっくりとした仕事ぶり。腕時計を頻繁に見る。ほおづえをつく。

「ナメるなよ~」の「ナメる」とは、大したことはないと甘く考える、たかをくくる、ですね。

 

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 その言葉を聞いた途端、心が軽くなった~!

 『ミステリーと言う勿れ』の、久能整(ととのう)さんの「欧米の一部では、いじめてる方を病んでると判断するそうです。いじめてなきゃやってられないほど病んでる。だから隔離して、カウンセリングを受けさせて、癒すべきだと考える」のセリフがありましたが、
いじめられた人は泣き寝入りをすることが多く、いじめた側の人が強く指導を受けたり、ペナルティを与えられたりしたという話をあまり聞かないよね!
の怒りのLINE!
 不登校になるか、転校するか、フリースクールに行くか、して自分を守らないと!生きる気力がなくなった時、屋上にふらっと立って、となったら、間接的に殺人をしたことになるんだよ!でも、大抵はいじめた側は人殺しの自覚ないんだよね~!のうのうと生きているんだよね~!
の怒りのLINE!が続く…
 いじめと同じ構図で、新人さんとかターゲットを探しているんじゃない?
 新人が入る度に、重箱の隅を突っつくように、ネチネチ言って、何人も辞めさせたベテランの人がいたけど、部下がリーダーになって、今度は彼女が辞めさせられた、でも、この業界、狭いから、もう再就職は、彼女は無理だと思う…
 「指導とモラハラの境界線が難しいじゃない?」に、「息子が耐えたから、…」
 ウクライネ問題もあり、因果応報って、全然ないじゃん!わかんないよ!って、
しばらくは、軽い厭世観気味…

 でも、上司をナメていたのか~! そうだよね! 別にわたしは彼女に「〇〇しないで」とか直接お願いしていないものね~ というか、なんて言っていいか分からないもの…
上司がどうしたらいいかを考える。それが上司の仕事。

 上司の目を盗んで、わたしのことが気になってしょうがない。なんかの鬱憤をぶつける。でも、上の人の目があると、すぐに止める。
 ほ~! 彼女の行動は、
上司の指示、部署の方針 < わたしをにらむ、ある団体の信念に基づいた彼女の考え方。
職場のやり方 < 自分が正しいと信じていること(にらみたいからにらむ。そしてそれは間違っていない)。
社会人としてのマナー < 自分の感情。気になったことをそのまま表す。(にらみたいからにらむ)
わたしの気持ち、上司の指示 < 「自分はやっていない」「わたし、上司がでたらめを言っている。オーバー過ぎる。」「自分は被害者」
書いていて、あまりのくだらなさに、呆れた。
 こんな人、社会人生活で初めてだ~!ここまで来ると、喜劇だ~‼