過去記事です。松本零士さんのご冥福をお祈りいたします…

 遊びに行った家の離れに、漫画がたくさんあった〜! 読み耽った、手塚治虫の『火の鳥』『ブラックジャック』覚えている〜♪
エンドレスの同じような内容が繰り返されるが、問題提起が鋭くて、画の感情描写に惹きこまれた〜!
 子どもライオンが、寝室のベッドで「洗ったから、ボクの匂いがなくなっちゃったよ」とクンクン手の匂いをかぐのに、目からウロコ。『ジャングル大帝』のレオのことかな〜?

 豊橋市美術館で、『漫画界のレジェンド 松本零士展』をやってると、知り、さっそく行くことに☆

 わりと人がたくさん来ていた。デパートの催事場かと思った。文化度は高い!静岡市では、観劇も、歌舞伎もあるね。
 そういえば、静岡まで、美術館へよく行ったな☆♪(≧∇≦)♪
 美術館が縁で、メアリー・ブレアの絵に、「いいね!」となり、海外在住の人に頼んで、絵本まで、ゲット☆

 要するに、(豊橋はすごい!)と感心しつつ、きれいな精巧な原画を眺めていた。ペンのタッチがなんともいい〜

 

メーテルのコートと車掌の制服のコスプレ用もあったが、誰が、撮るんだ〜?!金髪のカツラをかぶり、ビジュアル系メイクに、エクステぱちぱちでないと、無理ではないか?

 メーテルが、機械であることは知ってた。何故だ〜? 離れのひと部屋で漫画を読んだのか? 体を凍結して、ある星に保存してあるとか。
「メーテルが好き」とぬかす奴らに、(人造美女が好きなのかよー)と内心つっこんでいた。
原画で見ると、エクステ盛り盛りの、麗人佳人と呼ぶべき、儚げな美しさ!アニメや漫画では伝わらない、女神っぽさ、理想の女性としての男のロマン。
 美意識の足りなさに、女性ながら、我に返った。
 シーボルトの孫娘、楠本高子をモデルにしているのは知ってた。楠本いね(シーボルトの娘、女医)の伝記は読んでたの。3代目にわたる薄幸の女性の美貌が、ここで救われた?のか?

 オランダで生まれた、いねの異母弟たちが、来日し、晩年のいねや娘高子や孫たちの面倒を見た。高子もいねも、西洋の血ゆえの度重なる苦労があった反面、血の繋がりの温かさにも恵まれた。

 古代雪のファンも多いねぇ!メーテルやスターシャに比べると、親しみやすさあり!

 手塚治虫さんも、松本零士さんも、社会問題提起してる!
手塚治虫とごちゃまぜになってるが、
微かに朧げながら、読んだ気がする。

 さすがに、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』とは、ごちゃまぜにはならないよ〜!

ジョバンニは、活版所で活字を拾う仕事をし、買い物をして帰る。ジョバンニの母親は病弱。お使いに出たところ、銀河祭りに出かけた同級生と鉢合わせ。ザネリがからかう。駆け出した先は、銀河ステーション。いつの間にか裕福な仲良しのカムパネルラと銀河鉄道に乗りこんでいた。風変わりな人々に出会う。
 幻想的だが、あまりにも詩的過ぎて、内容がちんぷんかんぷん。お願いだから、アニメでも、映像化してもらえないかなぁ〜?
 それは夢で、お使いの牛乳を持って帰る途中、川に落ちたザネリを助けようとして、カムパネルラが飛びこんだことを知る。カムパネルラは見つからないが、カムパネルラの父は、ジョバンニの父が元気で便りが来たことを伝えた。ジョバンニは一目散に家に牛乳を持って、お母さんにお父さんが帰ってくることを知らせようと帰った。
解釈は難しいので、暗く厳しい東北の農業に、夢の翼を羽ばたかせたイーハトーブ(理想郷)に浸ることにする。
東北まで行きました♪

 松本零士さんの『銀河鉄道999』設定はちんぷんかんぷんだが、漫画のコマの内容はわかるのだから、漫画の力は偉大!
連れが、カムパネルラより、メーテルの方がいい。メーテルは賢い名言をつぶやき、男に媚びたのはない。ダイナマイトセクシーなのに。昔は荒々しいタッチの官能的ボディだった。漫画で覚えてるのか〜?
降り立った星は記憶に残る。甘いものばかりの星、飢えてる星、など。松本零士の方が銀河鉄道の旅がはるかに長い。彼方へまだまだ続く。

 宇宙海賊キャプテン、ハーロックが、メチャクチャかっこいい!ドクロの海賊船も。内容は知らないが、

 松本零士さんは、ドクロマークの帽子をかふっているが、「生涯現役!しかも、骨となっても俺は戦う!」の気骨だそうです。

 その通り、松本零士さんは、筆で、沖田十三、宇宙戦艦ヤマトの初代艦長を書いたよ。塗りつぶしも、縁取りも、全部、筆で!手を紙に接しないで、筆圧が難しいのに、あまりにもマンガペンと同じ筆使いで、びっくりした。超人技ですね!

 

〒440-0801 愛知県豊橋市今橋町3-1 (豊橋公園内)
電話番号: 0532-51-2882
会期: 2017年9月2日(土)~10月22日(日)
休館日: 月曜日 ※9/18・10/9は開館し10/10は休館
一般・大学生/1000 (800)円 小・中・高生/400 (300)円
※( )内は前売り、または20名以上の団体料金