今年の箱根駅伝は、初日から予想外の大波乱だった。
東海大学の初優勝に終わったが、悲願だったのだろう。素直に健闘を喜びたい~♪
青山学院大も、森田歩希(ほまれ)さん、後半の巻き返しがすごかったよ~♪ ^^
「想定した通りにいかないから、スポーツは面白い!」という人もいたが、
2人、印象に残った。
1人は、すぐニュースになった。スタート直後に、集団走で、前の誰かの足を踏んでしまった。それで、バランスを崩し、転んでしまった大東大の新井康平さん(4年)。ねんざ?
「棄権したら?」に「もう次は出られない」「そこにいることに意義がある。襷を繋げないといけない」に、ゾッ〜と背中を冷たい筆でなでられたような感触があった。(四つん這いとは違うんだから) (倒れなかっただけでも、走られて良かった)と見守ったが、
本当は気力で走っていたのか~?怪我した足をかばい、筋肉や体勢が変なふうになったまま走ったら、疲労や負担がかかる、ヒビが入り複数骨折してたら怖いぞ〜
新井康平さんは、苦しみながらも、襷をつないだが、3区で襷が渡らなくなった~!
本当に予期しないことが突然起こります。寛容な社会、応援も成熟したな、と思いました。が、
自分が通って来た道であれば、選手を信じている、眠っている力があるのだから(もっと力が出せる!)(もっと頑張れるはずだ〜‼︎)と殻を破る、引き出せるのだけど、
安西監督が三井寿にそうしてましたね。「三井は引っ込めませんよ」
今回の場合は、その塩梅が難しい!
1人は、上武大の最終走者、大森樹さんで、脚のももが痙攣していて、見ていて可哀そうだった。練習量が違うのだろうけど、(応援が足りないのか?) (見捨てられた感か?) (追いつめられた感か?) (後ろの監督のサポートがないからか?) 孤独な中、自分との闘いで完走したのか~? 気になってしょうがなかった!
トップとの差は、東海大:10時間52分09秒、上武大:11時間31分14秒、いかに過酷で熾烈だ〜!
襷が渡らなく、一斉スタートになると、全員が泣き崩れる。
一秒の差でシード権を失うと、全員が泣き崩れる。
(たまらない~!)と、テレビの前に陣取ったが、あまりにも予想外の大波乱含みの展開で…
早稲田大は優勝13回、日本体育大は優勝10回なのに〜! まさかの〜シード権を失う!来年頑張ればいい!
予選インカレ突破で、シード権を争って勝ち抜いた大学!以下、
優勝14回の中央大、優勝12回の日本大、優勝11回の順天堂大、優勝7回の明治大、優勝6回の駒澤大、
めでたく、シード権を取り戻したのは、駒澤大と順天堂大。
「金足農業高校は、スラムダンクの湘北みたいなものだ。例年インターハイ予選1回戦敗退の無名の湘北が翔陽(昨年準優勝)、陵南、豊玉、山王を僅差で勝ち進んだ湘北も、愛和学院に38‐102で敗れた~!まるで金農と大阪桐蔭だ~」
「金農の下剋上も大阪桐蔭の壁に潰えた~!」
と、例えていたが、
実績、過去の栄光、伝統、歴史よりも、新興台頭(たいとう)、群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の拮抗しているんだな〜!
区分けし、上手く区切って考えるクセがあり、分析だと思っていたんだけどね、
それは、もしかしたら、「カテゴライズ」、分類箱に放りこんで、「こう」と決めつけ、限定しているのかもしれない。
人と会話する時に、感覚的に捉える人は、
「話してみないとわからない」「そうとも言えないんじゃないかな〜」「そうとも限らないんじゃないかな〜」
とは口では言うけど、直感や印象を重視している気がする。その人に似合うものを見つけるのが天才的に上手い。
「考えたことない」「アドリブだよ」
と起承転結、シュミレーションよりも、
その場に生まれてくるもの、その場の雰囲気、空間を大切にしている。感情にきめ細やかに寄り添おうとする。
(分かり合えている)と思っても、フィーリングに流され、詰めが甘い時もたまにあるかな〜
だけど、非言語(ノンバイル)コミュニケーション、言葉を超えたもの、言葉では言い表せないものが、たくさんその場に満ちるよね〜 言葉にしないけど、奥にある気持ちとか感じられる時もあるね〜
左と右を分け、
上と下を分ける力
フォメーションや采配を熱く議論しようとする時、その区分けに翻弄され、こだわってしまうのだな。
その外に広がっている世界は見えなくなるのかな。
著作権フリー
箱根駅伝の勇者たちよ!
せめて、狭いカテゴリーの中で語りたくないな〜
突き抜けた、完全燃焼したというか~