EU離脱や地震について書いた時の記事を、再度 アップします。

偶然ではなく必然、
その通りだと思うよ。
人間が進む道には、必ずその人の何らかの意思があるもんな。
だからそこで起こることは、
偶然ではないよな。
まさに起こりえて起こった。
必然だよね。

天災もやはり偶然ではなく、
その場所にいたという、
理由があったはずだしね。
今を精一杯!

病気、倒産、事故、様々なことが降りかかる、だけど、
学んだ事を忘れない様に、頑張ろうな。

という励ましをいただきました。
 人によっては、すべての出来事を、「受納できる」というわけではありませんが、

言葉尻だけを、頭で捉えても、
感情的、情緒的になっても、心に、深く、落としこむことができないこともあります。

 時代が動く時、分岐点で、選択のすべてが、私たちに委ねられている。

どんなことでも、これまでと同じように、これからが、続いてゆくということは、ありません。「まさか」が起こりうる時代、

 変化をもたらす「流動」は、実は「一回生起」なんですよ。
変化が起こる前の状態には決して戻れない。
ハイハイする赤ちゃんに、「まだ立てなかった赤ちゃん」に戻れと言っても無理(* >д<)っしょ?
茶道の一期一会のいのちは、ここにあるだろう。
この時は、この場は、一回限り、今回限り、だから、器、掛軸、一輪差しの花に至るまで限りを超えたおもてなしをさせていただく。

 変化に強烈な拒絶を示すのが、人間です。なぜなら、その危うさを感じているからだろう。
明晰なヴィジョンや理念なき感情、その場限りの判断は、無秩序、すなわちバラバラな状態「刹那」を招くからです。
紛争や災害で、略奪、無政府状態に陥ったとしても、NGO、国連などの、それを収束しようとするシステムがある。

 

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 「循環」は、「新陳代謝」です。
東洋医学は、不快な症状を、薬で抑えるより、「出すこと」を重要視する。免疫力を高める、デトックスの考え方に基づいている。
だが、痛みをがまんしてばかりだと、自然治癒力は下がる。その時は、西洋のお薬も必要かもしれません。
細胞が元気だと、新陳代謝が活発になりますものね。

 轍(わだち)から抜けられない、負を増幅させる「悪循環」
新陳代謝が活発な若者は、ガン細胞の進行が早い。
愚痴を言い合って、建設的な考えができない。
「愚痴は、言うことで、発散。スッキリする、ストレス解消になる。言わないと病気になる」と聞くが、
「愚痴を聞いて、家に帰ってから、疲れて、困る」という話も聞く。
ただし、傾聴は、聞いてもどうしていいか分からない「悪循環」とは違います。
(心のモヤモヤを出したい)、心のデトックスですが、自分のエネルギーを相手に取られないために、聞き流していると、心は元気になれません。人に話すだけですっきりするカタルシス効果を得ても、聞いてくれた相手が疲れきった表情だと、自己嫌悪に陥ります。そこでぐずぐずいってしまいます。

 相手に気持ちよくしゃべらせてあげる。これはなかなかできません。聞きながらも、(次は自分が何をしゃべろうか)と考えているからです。共感、寄り添う、それもそうですが、悩んでいる時はトンネルの中から見ているような状態です。
心の中にたまったものを口から出した時、「つぶやき」に既成概念があります。それについて聴いてみると、自分の言葉をもう一度自分で聞くので、
「おばあちゃんだから、頭がダメ」を吟味し直し、
「娘に言われてますわ。90歳でもプールに通っている方もいらっしゃいますね」と取り消し、気分は変わります。

 「連鎖」すると、「共存共栄」、開かれたシステムになります。波及して、個と全体をつなぐ流れができます。
 その反対は、負の連鎖です。
個別の問題が部分にとどまらず、全体に及び「侵食」します。
グローバル化によって、人やモノが流れ、移動の自由、規模が広がりました。だが今、反動がきて、内向きになっている国もある。
 だが、今までの膿が出て、今までになかった、新しい仕組み、システムが、出てくるのか、浄化の過程でもあるが、人間の叡智次第である。
人と人の関係も、企業や産業のあり方も、社会のシステムも、国際秩序も、揺れ動き、組み替わっているニュースを多く見ますね。「時代が変わったな」と。

 「構造」世界は多数多様性に富んでいるが、「秩序」によって保たれている。
画一的よりも多様性がある方(ダイバシティ)が調和がとれると言われる。
同族、家族経営だと、同じような考え方、やり方、感じ方の集団が集まっているから、やりやすいとは、思う。
 だが、違う考え方に触れることは少なく、新たな発見は少ないだろう。違う気質の人と仕事をしないと、新たな発想も浮かばないだろう。
個の自律性が失われると、全体に「埋没」した不活性な状態になります。
ルールも規制も、従来のお上意識の保護だけでは、先細り。活かすには、安心安全で高くても買いたい、いいものを作らないとね。
 カナダでは、産業間の競争が起きないように、メープルシロップも全部、混ぜてブレンドしてしまうが、国土が広大で規模が大きい。
だから、ブランドのメープルシロップを車で長時間かけて、生産者のところまで購入しに行く。配送も日本ほど、優秀な1時間ごとの指定ではなく、数日の遅れも箱の破損も当たり前。ストライキで郵便物が届かないこともある。

 「均衡」によって、安定的な「調和」がある。
インフラ整備によっての恩恵は計り知れない。構造、システムには、保守が必要。
 時の流れで、形あるものは崩れてゆく。
この世界にあるあらゆる存在はただ放置されるならば、時間と共にバラバラになる。
 「女子グループ内の均衡が崩れる」ってよく聞くけど、実は、今のままが続く「停滞」を望んでいる。転勤、結婚や出産による環境の変化で考え方や意見が前と変わっても、相手や空気感に合わせ、以前のようなやり取りをしようとする。はみ出さない。
「それでもいいんです。気を遣い合っても、ぬるま湯のような心地よさが天国なんです」
毎日が同じ繰り返し。「家庭では、ぐ~っとガマン。だから、外で吐き出す。そうやって家庭を維持しているから、考えなしに吐き出す場は必要」と言う。お互いに、慰め合うことで、気持ちが軽くなるのなら、スカッとするのなら、それもいいかもね。

だが異質に対しては…排斥、(自分は悪くない)と責任を負わなく、提案、改善しようとしない集まり。

 「湧出」は、新たな「モノ」「コト」を生み出す「創造」、泉や源流は湧出することで浄化し続ける。せきとめると、よどむ。船内の水槽の水は水の分子が揺れることで、腐らない。

 一方で、エネルギーが大きいので、台風、洪水のように、「破壊」もある。

「流動、循環、連鎖、構造、均衡、湧出」にも、
「一回生起、新陳代謝、共存共栄、秩序、調和、創造」といった側面と
「刹那、悪循環、侵食、埋没、破壊」といった好ましくない側面もある。
どちらの力がはたらいているか。

人は、「一回生起、新陳代謝、共存共栄、秩序、調和、創造」を、望み、「刹那、悪循環、侵食、埋没、破壊」を、斥けようとする。

 宇宙や自然には、法則や力がはたらいているが、人が作り出した「モノ」「コト」システム、理のすべては、人間の叡智に委ねられている。

 「発展途上国で死んでいく子供たちは、神様がいるのに、どうして?」の問いに場が凍りついた~(>︿<。)
神父さんの口から聞こえたのは「ミッション」(英語なんだ~、「任務」の意味だよね)に、「君は何ができる?」と碧眼の眼がのぞきこんだ。「天職」の意味もあるんだね〜

人が進む道には必ずその人の何らかの意思があるもんな。
だからそこで起こることは、偶然ではないよな。