充分眠っているはずなのに、
・朝起きると疲れがとれていない、
・全身がだるい、
・気分がよくないし、
・何もする気がしない・・・
はて? もしかして”うつ病?”?なんて思いませんか。
これらの症状は、『睡眠時無呼吸症候群』
という病気と同じようです。
・睡眠時に、充分な呼吸ができていなく、
血液中の酸素が減り脳細胞から、
手足の末端に至るまで酸欠状態になること。
ほっておくと本当に大変な病気です。死にいたる位。
専門の呼吸器科の医師から聞いたケースです。
ある女性の方が、自分は”うつ病”だと思い込み
当時は、精神科に通院し抗うつ剤を飲んだり、
カウンセリングを受けたりしていた
そうです。
しかし、いっこうに症状が改善しないことから、
たまたまみた雑誌で、
”無呼吸症候群”の記事が目に留まり、
その医師に何気なく相談しに
いったそうです。
そしたら、なんと、検査の結果、”睡眠時無呼吸症候群”
だったそうです。
症状は同じでも、うつ病と睡眠時無呼吸症候群
の治療方法は、異なるそうなので、その女性は
無呼吸症候群の治療を受けたことで、
改善され表情が明るくなったそうです。
そんなことあるんだーとびっくり!
実は・・・
わたしも今、この睡眠時無呼吸症候群とやらで
専門のクリニックに通院中です。
5年くらい前に、首のオペをすることになり、
大学病院でオペ前の麻酔検査の時、
麻酔医から
”もしかしたら、無呼吸症候群の疑いがあるかもよ!”
と伝えられた。
なになに??なんで?
そんなに肥満ってほど太ってるわけでもないのにどうして??
もしかしてうつ病なのか??
いろいろといじめられたことが原因なのか??
など、いろいろ考えてしまいました。
首のオペも無事終わり、退院し、紹介状を持って
専門医に・・・
検査後、やはり・・・そうだった
”睡眠時無呼吸症候群”の診断。
これが、原因!!というのはわかりませんでしたが・・・
比較的軽いので、CPAPという治療に専念しております。
CPAPは、寝る時に専用の呼吸器を付けて寝るだけ。
痛くも痒くもない治療です。もちろん保険適用ですよ。
今は、快適な睡眠を確保しています。
体もココロもすっきり感あふれています。
あの時、オペしていなければ、
おそらく気がつかなかったかも知れない病気です。
首のオペに感謝!
充分眠っているはずなのに、
・朝起きると疲れがとれていない、
・全身がだるい、
・気分がよくないし、
・何もする気がしない・・・
こんなかた、はじめから自分はうつ病などと決め付けないで、
もしかしたら、こんな病気かも?と考えて、
専門の呼吸器科を受診してみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただきまして。ありがとうございます。