アブラハムの遺訓の第15章の、神とアルキストゥラテーゴス・ミカエルの会話の中で、こう書いてある部分がある。
「・・・驚くべき人ヨブですら彼ほどではありません。・・・」
ここで、彼とは、アブラハムのことだ。
わたしは驚いた。
ヨブの3人の友人の名前や出身名からして、大体ダビデの頃からダニエルの頃までの間だろう。おそらく旧約聖書の人たちの中で一番、人間の肉体を持って生まれたキリスト・イエスの時期に近いだろうと思っていたからだ。
しかも不意を衝いて聖書の偽典に出てくるとは。
謎のヨブ。
参考:アブラハムの遺訓 教文館 聖書外典偽典 別巻 補遺Ⅰ