何故か、最近特にこの事を思い出す。昔のノストラダムスの大予言という本に書いてあることだ。

抜粋しよう。


“ローマ時代の末期のちょっと前に出たフラビウス・ヴェスパジアヌスという皇帝のやったことは群を抜いていた。

 皇帝の選挙に勝つと同時に、国民の出産にも結婚式にも、離婚にも葬式にも税金をかけた。結婚すれば結婚税を、しなければ独身税を取った。

 赤ん坊を産めば誕生税、生まなければうまずめ税、食いすぎて早死にすれば早死に税、長生きすれば長寿税、ホモやレズからはホモ税、レズ税、正常な恋愛をしている男女からは正常税を取った。

また、世界ではじめて、公衆トイレというものを発明した。これも税金のためだ。政府の作ったトイレを町の辻辻に並べ、そこへ入って用を足す人から使用税を取った。

がんばってそこへ入らない人からも、国策に協力しなかったという理由で不使用税を取った。入らない人の方が、入った人より少し高く取られた。

バカみたいだが、国民は反抗できなかった。税務の役人の目が社会全体にはりめぐらされていたからだ。密告も奨励された。それで見つかった税金不払い者たちは、軍隊にしょっぴかれて遠くへ流された。

それでも反抗して、「これはまちがいだ」と叫びつづけた人は、フクロ詰めにして赤潮の海へ放りこまれた。フクロの中には、クモとサソリとヘビとムカデがいっしょに詰めこんであった。

だから、この悪政をいさめることのできた人間は皇帝の子一人だけであった。王子ティトウスは良心的な青年だったので、たびたび皇帝をいさめた。あんまりひどい、トイレに駆けこむ人からも税を取るなんてひどすぎる、と。

「すると皇帝は、王子の鼻先に、税金でしぼりとった銀貨を突きだしてこう言った。“これがにおうか?”」(モンタネッリ箸『ローマの歴史』)。

こうして莫大な富がローマ政府の手に集まった。”


パウロも、嘆きながら言っている。

“だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである。”


2017年までには、こういう世界が来るかもしれない。



国際ギデオン協会 新約聖書 ローマ人への手紙 第2章第1節,祥伝社 181 五島 勉箸 ノストラダムスの大予言Ⅲ 第4章 p100~101