地図を見ていたら気づいたことがあった。デンマーク、ノルウェー、ドイツの横にバルト海がある。そしてロシア、イラン、カザフスタンなどに囲まれてカスピ海がある。東方の三賢者は、メルキオール(Melchior)、バルサザール(Balthasar)、キャスパー(Casper)とされている。このうち二つが海の名前と一致している。偶然か。

では、メルキオールは?

アブラハムが戰で戦って帰ってきたとき、メルキゼデクに祝福され、そしてアブラハムはメルキゼデクに10分の1を贈ったと書いてある。これが10分の1税の始まりとされている。

メルキオールは、預言者マラキのこととも、永遠の祭司メルキゼデクからとも、メルキという王国からとも考えられると思う。

地理的にみれば、バルト海、カスピ海の直線状にある所では、インド近辺の湖か、アイルランド近辺の湖か。あるいは、バルト海、カスピ海を頂点とする三角形としたとき、地中海か、イタリアのローマか、ロシアのモスクワか。モスクワ近くの、とある湖か。



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