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海端のレストランでの出来事。

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対岸は香港。
昭和な感じのハーバー。

新鮮な魚介類
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ハタかクエだと中国人は言う、どっちか?
まあどっちも美味いらしい。

中国のレストランではみな、自分の眼で素材を確かめて
料理方法を指定し、席に向かうのが常。
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我々は極上のアワビを目にすることとなった。
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このオッチャンが我々のために
水槽の底にへばりついたヤツと格闘中。
かなり時間がかかって、やっと
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これだ!

南アフリカから生きたまま運ばれてきたそう。
なん十年か生きてきた本物、だそう。
それは殻に生えた海藻の長さが物語る、ということです。
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それで料理されたカレは
こんな感じになって出てきた。
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厚さ!歯ごたえ!味付け!最高!
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ナマコも好い好い。
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海が一望の2階の部屋。
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おいしいものだらけ、ここで少し不安がよぎる。
こんなにおいしいものばかり一気に食って
カラダおかしくならんだろうか?
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それは贅沢すぎる悩み、そこら中から
何か飛んできそうだ。

すっかり暗くなって
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店店はさらに賑わいを増す。
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宴たけなわな頃、なんだかBGMの質が変わったなと
外を見たらば、サックス吹きが二人。
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ほかにもたくさん、ギター抱えたネエチャンらや
中国古式楽器の弾き語りなんかも現れて
雰囲気がまた一変。
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サックス兄ちゃんたちは有名な曲を
たとえば北国の春なんかを次々と
吹きこなす、なかなか上手い。
酔っぱらいは2階から、リクエストしてみた。
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OKOK。
1曲30元。
3曲やってもらった、同行の社長がまた
やたら盛り上がってしまいまして。

中国に来ると、夜が長い。
楽しいことばかりある、ちょっとカラダが
持たない時もあるが。
でもきっと、こんなに楽しいのは
中国側のスタッフがいろいろと気を
我々に使ってくれていることに
気付かなければいけない。
最高のもてなしをする、そのためにだったら
どんな努力も惜しまず使う、
見習いたいものである。
後で聞いて知ったことだが、この日
我々をもてなしてくれた社長さんは
ほとんど飲めないヒトなのに
52度もある酒を一緒に飲んで
叫ぶように盛り上げてくだすった。
通訳の方があとでボソっと
「社長はこのあと家で気を失うでしょう。」
以前にも日本からのお客にウィスキーを
自分は飲めないのに相手が好きだから
といって付き合って、1杯目で机の下に
ダウンしてみんながそれに気づかず
最後探し回ったというエピソードを
お持ちの方だ。

忘れそうになっていたことを、ここに
来て思い出す。