六時フロントロビーでということでいったん解散。

時差ボケの兄と時間までオレの部屋で。

紅茶を飲む、沸かす電気ポットが実にちゃちくて笑う。

太い電熱線がむき出し、沸いたら沸きっぱなし。



今日一日、同行していただいた通訳の李お姉さんと

大学で日本語を教えてる蘇姫子先生が随行。

タクシー3台に分乗、恐怖体験の始まり始まり。



リクエストしてないって、カーチェイス。

頼んでないから、180度ターン。

それも渋滞の8車線の大外から大外刈り。

おまけに前車の兄さんは携帯かけながらの

両手離し運転。

クラクションの大合唱の中、タクシーを降り立つ。

もはや、びびりはしない。


ここ長春はかつては新京という名の

満州の州都だったところ。

毛沢東が生まれ育った地でもある。

ゆえに昔から宮廷料理がここの最もてなし料理である。

湖南料理と称される、いわゆる薬膳。

野菜中心と魚が中心の漢方チックな味わい。

料理の選択は蘇先生におまかせ。




じゃがいもの千切りを炒めたもの。



ささみ肉のバンバンジーみたいな、うまいぞ。

いい感じ。



最初から出てた温かいスープ。

あとでわかったのだが、透明で寒天状のは

カエルの卵管。

すっごくうまい、カラダにやさしく滲みた。



肉はだいたい豚肉の骨付き。

ここのが特に美味しかった。

油が適度に抜けてる。



セロリだったかレタスだったか、これも

臭みまったくなく、えびもおいしい。

豚足があったように思うが、苦手なもので写真も

食レポートもなし。



チンゲンサイと椎茸の煮物。

味付けが素晴らしい。

カラダが蘇ってきました。

だけど特におすすめなのが次のこれ。



アタマの大きい魚と呼ばれている淡水魚だそう。

スズキの仲間ではないだろうか、白身なんだが

油が乗っていて実に美味。

とっても辛そうな煮つけ方に見えるがそうでもない。

唐辛子だらけだが種類が違うのだろう。

蘇先生は強力におすすめしてらしたので食べて同意。

このあとうどんが出てきて、この煮汁にからめて食す。

最高です。

アタマの部分にコラーゲン的な部分があってこれが抜群。

白酒がすすむ。

なるほど、毛さんはあんな体型でも長生きしたわけである。

上に乗った香草も全く気にならなかった。


北京ダックみたいな料理も残してしまったさ。



ハッカみたいな味は慣れるに時間が。

美味しいんだけどね、口の中それだけになる。


話もはずんであっという間の数時間。

残った白酒は持ち帰り。

再びハリウッドタクシーに分乗、今度は楽しむ余裕さえ。

李姉さんは新婚さんだが、あたし酔っちゃいましたみたいな

色っぽさもふんわり。

来てよかったなぁと心から思える二日目の夜でした。