4年前に亡くなった父も、そして母も、時代と言ってしまえば、そうなんだけれど、苦労をした。
父は終戦の年に唯一の女姉弟である姉と、両親を相次いで亡くした。兄たちは、戦地からまだ帰って来ていなかった。父は12歳で、まだ幼い弟と2人になった。田舎で親類の倉庫のような掘っ建て小屋で弟と2人でいた。親類が役所の手続きをしてくれたのか僅かな食料はあったようだが全然足りなかったようだ。
その後はどうやっていたのか詳しくはわからないが父も弟も、それぞれ住み込みで働いて生きて来た。
母は両親がいたが貧しく妹や弟が出来たので12歳くらいから働いていた。役所から義務教育だから学校へ通わせないといけないと言って来たが母が働かないと生きていけない。早朝から母は働き夜間中学へ通ったが母は『朝早くからクタクタになるまで働いて勉強なんて頭に入るわけがない。ただ眠かった』と言っていた。父も母も満足に学校へ行けなかったから良い就職先などなかったが2人ともキツい仕事でも一生懸命働いた。団地暮らしで決して裕福ではなかったが働き者の父と母のお陰で私も妹も惨めな思いをする事なく成長した。父も母も贅沢はしなかったけど私と妹にはとても幸せな家族だった。
本当に両親には感謝しかない。
最近は親が子を虐待したりとかニュースになるが、本来、親はどんな事があっても子の味方だと思う。
私の両親は最高の親だった。
慈しみ愛情を注いで育ててくれた
父と母に感謝。
次の世も父と母の娘に生まれたい。