昔、『震える舌』という映画を見た。名作ではあるが恐い映画だった。Amazonprimeビデオにあったので数十年ぶりに見た。
破傷風になり生死をさまよう女の子と両親の闘病の映画だが、今、見ると次男の闘病と重なりフラバで涙が溢れた。何度も痙攣発作を起こし舌を噛む娘に見ているしか出来ない母親は精神が崩壊していく。
私もそうだった。2度目の移植後、抗がん剤の副作用やGVHDで苦しみ、吐血、胃の中は血の海だと言われ、何度も胃カメラ・・・見ている事しか出来なくて痛み苦しみを少しでも替わってやりたくても出来なくて、精神崩壊しそうだった。
そんな時も家族はひとつだと思っていたから何とか精神崩壊しなかった。
あの時、もし夫の不倫を知ったら、多分、私は持ちこたえられなかったと思う。どうなっていただろう・・・考えると恐ろしい。
バカな私は、その後5年も気付かなかった。それで計12年も続いてしまったのだけど、あの時、知らなかった、気付かなかった事で私も夫も、ある意味では救われたのかもしれない。