プーさんが、ももの友人、千秋に誘惑され、『私、黙ってるから。浮気なんてバレなければいい。』と言われ、プーさんは『犯罪者の理屈ですかね。バレなければって。つまり浮気って本当は後ろめたい。犯罪だと思ってる。酷いことだって。でも何故するヤツがたくさんいるかって言ったら、顔はその間は思い浮かばないからですかね。彼女や奥さんの事をその時忘れてるんです。でも俺、今も浮かんじゃってるんです。ももさんの顔が。笑った顔、拗ねた顔、怒った顔、泣いてる顔。クルクル色んな表情。ずーっと浮かんじゃってるんです。』と。
『こういうの男として・・雄として情けないのかもしれないけど。』と。
千秋は『女が浮気を許さない。その間、忘れられてるのが解るから。だから一緒にいるのが耐えられない。でも、そうじゃない女もいる。男なんて浮気する。でぇ~んと構えて許してあげる。そういう人が大人の女っていう評価も。』
すると、プーさん『俺は、そういう女性には惹かれないです。好きな人、彼氏、旦那さん、裏切られたら自分がぶっ壊れてしまう。そういう女性がいい。絶対に。お蕎麦屋さんの分厚い湯飲みと薄くて脆いティーカップ、どちらが割れにくいと思いますか?』と。
千秋が『分厚い湯飲み?』と言うと、プーさんは『高嶺の高級なティーカップはそれでも割れません。大切にされるから。俺が大切にするからです。』と言った。

プーさんみたいな男性と巡り会いたかったなぁ。