二日間、父の病院に行けなかったけど入院翌日もすごく元気だったので心配はしていなかった。車のタイヤ交換が終わって夫と病院に行くと夕食の時間で父が看護師さんにスプーンでお粥を口に運んでもらっていた。目は虚ろで焦点は定まらず。
あんなに元気だったのに別人のよう。
『お父さん、解る?』と声を掛けたが反応はイマイチ。看護師さんが『⚪⚪さん、御家族が来てくれましたよ。解る?』と耳元で言うと、力なく『解るわ』と。
あまりの変りように私はショックで、もうダメなんじゃないかとさえ思ってしまい、『みんな待ってるから早く良くなって帰っておいでよ』と言うと『誰も待ってない』と言う。高齢者って、こんなことがあるのかとショックで帰り道、車の中で落ち込んでいる私に『お前は、ほんまにネガティブやから・・明日は元気になってるかもしれないやろ?それに84歳なんやから、ある程度仕方ないこともあるし、覚悟しておくことも必要やろ?一人で背負い込んで自分を責めるのは悪い癖やで』と夫に言われた。

翌日は息子と病院に行ったが、やはり弱っていて、ほとんど声を発しない。また、帰りの車の中で今度は息子に『ほんまに解りやすいなぁ。元気になるって。オカンが落ち込んでどうするんや。自分の身体がもたんやろ。』と言われた。

翌日は私一人で父の用で役所に行き病院に行ったのだけれど、車の免許を持ってないので、バスを乗り継いで役所に行き20分掛けて地下鉄の駅に戻りバスを降りたら、えっ❗バックを持って無い❗紙袋だけ持ってる❗あわててバスに戻り忘れ物をしたのでと言ってバスの座っていた座席に行くもバッグは見当たらず。私、いつからバッグを持っていなかった⁉思い出せない。財布もクレジットカードも通帳も入ってるバッグ❗急いで役所に電話して忘れ物は無かったか尋ねると預かってますと。胸を撫で下ろし、またバスに乗って20分掛けて役所へ。
父の事やいろいろ考える事があってボーっとしてたらダメですね。

この日、父は少し元気で、会話も出来たけど私を妹だと思っている様子。
『違うよ。Y子だよ。』と言っても『うそや』と言う。何度か繰り返すと『どっちでもエエわ』と言った。

次の日、入院して7日目。
長男と病院に行くと前日よりさらに元気になっていた。

入院8日目。
妹と病院へ。妹に『昨日、来てたやろ?』と。やっぱり私と妹が判別出来てない。
声は似てるけど、妹と私は身長差14㎝。二人とも太ってるけど妹は背が低いし顔立ちも違う。
看護師さんから『こちらでの治療は終わりましたので当初の精神科の病院への転院の調整に入っていいですか?』と言われた。一旦は精神科に入院になるのだろうけど、そこを退院したら・・8日の入院で歩けなくなって、車椅子からベッドに移るのも看護師さんに抱えられフラフラだ。
私も仕事を辞めることは出来ない。
家には連れて帰ってあげたいが・・・
まだまだ問題が山積み。